比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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中国東北部・旧満州の旅⑭・・・内蒙古・・ノモンハン・・・諾門罕戦役遺祉陳列館

2018-09-14 | 語り継ぐ責任 あの戦争
地球を歩く旅人・・・彩風人の写真帳

2016年中国東北部(旧満州)・・・ノモンハンを訪ねての旅・・・
中国東北部・・・黒竜江省チチハルから興安嶺山脈を越えて500㎞、内蒙古自治区フルンボイル市ハイラルに・・・
ハイラルから南西に250㎞、モンゴル共和国国境近くのノモンハン草原に。近くにはフルンボイルの名前の由来になったボイル湖が、草原の中にはハルハ河が流れています。
ノモンハン・・・はラマ僧の役職名からつけられた集落の名前だそうです。ハルハ河に沿った草原、膝丈ぐらいの草が繁り、内・外モンゴルの放牧民たちの古来からの夏の放牧地です。

ここは1939年5月4日から9月16日にかけて日本軍とモンゴル・ソ連軍の間で行われら戦場です。日本では「ノモンハン事件」、ソ連軍側では「ハルハ川戦争」。

草原の中にポツンと・・・諾門罕戦役遺祉陳列館・・・

諾門罕戦役遺祉陳列館・・・入口の横の文字です。上の文字は蒙古文字、次は中国の現代文字。


館内の陳列品です。ジオラマがあります。










※撮影日は2016年6月8日。

※諾門罕戦役遺祉陳列館の3階は関東軍の細菌化学兵器開発機関の石井部隊(731部隊)の残留品陳列フロアになっています。記録では劣悪な飲料水の清浄化作業に従軍したとなっているようですが。日本側には731部隊に確かな記録はすべてありません。

屋上に上がってノモンハン草原を眺めます。

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