2010年9月2日のブログ記事の再掲載です。
9月2日 今日は何の日・・・日本が・・・アメリカに(正しくは連合国に)・・・戦艦ミズーリ号で降伏調印した日。
1945年8月14日 太平洋戦争の末期、日本が連合国に対してポツダム宣言無条件(降伏勧告受諾)をスイス政府を通じてアメリカに伝えた日。
8月15日 昭和天皇がラジオ放送を通じて国民にポツダム宣言の受諾、つまり無条件降伏を告知した日。
9月2日 昭和天皇は「降伏文書調印に関する詔書」を発し、日本国政府を代表して重光葵外務大臣、梅津美治郎陸軍参謀総長が東京湾上のアメリカ戦艦ミズーリ号の甲板の上で降伏の調印を行った。
1951年9月8日 サンフランシスコ平和条約・・・連合国側と日本との戦争状態の終結条約・・・国際法上はこれが終戦。
1972年5月15日 ちなみに沖縄はなお占領状態で日本国に帰属せず、日本国になったのは21年後のこと。沖縄の人はこの日を「屈辱の日」とよんだ。
9月2日 「勝った勝った!」という側には戦勝記念日はあるが、「降参・負けた」といった側には敗戦記念日がない・・・?
9月2日 降伏調印式から戻った重光葵外務大臣はこう言っている。
「不名誉の終着点ではなく、再生の出発点である」・・・
※あの戦争の終結・・・日本国が壊滅的な敗戦国になったのは1945年8月・・・これだけは覚えてもらいたい・・・そしてそれが何故・どうしてという・・・原因・理由を理解してもらいたい。悲惨で愚かで屈辱の歴史(無条件降伏)であり忘れたい歴史であるが二度と繰り返しててはならぬ歴史であり「歴史に学び・・・将来に生かすために」。目を背けてはならない。
《追補》
太平洋戦争収束内閣鈴木貫太郎総理大臣のあとを受けて8月17日敗戦処理の内閣総理大臣になった東久邇宮稔彦(当時皇族)は9月2日の降伏調印のあと国民に向けて戦争終結のメッセージを送っていますがその演説草稿の中で「敗戦」という文字を使い、軍関係者から「終戦」にしてほしいとクレームをつけられ
「何を言うか、敗戦じゃないか。敗戦ということを理解するところからすべてが始まるんだ」
と一渇したそうです。
前事不亡 後事之師
《追補》
2020年8月15日の「戦没者追悼式」において安倍首相は戦没者、戦争の犠牲者に丁寧な哀悼の意を表しましたが、「なぜ・・・」という戦争をおこした国のに歴史ついて言及しませんでした。過去の歴史に触れてこそ、未来の平和について語れるのですが。
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