信州上田の・・・六文銭の写真帳
初冬の安曇野・・・穂高神社から田淵行男記念館にやってきました。安曇野市豊科南穂高5078-2、JR大糸線柏矢町駅から東に1.5㎞。1990年開館、敷地1254㎡、床面積286㎡。
田淵行男(1905~1989年)・・・写真家、高山蝶研究家。鳥取県の山麓に生まれ台湾で育つ。旧制東京高等師範学校卒業、旧制富山県立射水中学校、旧制府立第三高等女学校、旧制府立女子師範学校、大阪で進学塾教師、東京で理科教材セールス、日本学術写真社、独逸学協中学校教師。1945年穂高町牧に戦時疎開、戦後はそのまま安曇野で写真活動に。1961年豊科町に移住。安曇野市名誉市民。

記念館パンフレットから・・・キスリングザック、中型写真機(リンホフ)と乾板フィルム、蝶ヶ岳からの槍ヶ岳・・・

記念館内の庭には蝶の食草などが植えられています。
池の畔に・・・ワサビ・・・

・・・ワスレナグサ・・・

カラーフィルムの無い時代、細密画で蝶の記録を残しました。
中央は・・・ギフチョウ・・・安曇野はスプリングエフェメラル・ギフチョウ、ヒメギフチョウの宝庫です。

「自然から読み取り学ぶ知識がもっとも正しい」・・・田淵行男
※撮影日は11月26日。
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高山蝶の写真と思い見ていたら、精密画と書いていてびっくりしました。
蝶の模様が、山の妖精を現わすしているように思え、
蝶を収集していた昔を懐かしく思い出しました。
山の空気を感じる写真楽しみにお待ちしております。
細密画・・・昔は植物、昆虫、動物、野鳥などの図鑑はすべて細密画でした。細密画家としても素晴らしいですね。
空気を感じる写真・・・ありがとうございます。
写真は写心と・・・思って、技術的なことはおいておいても、見る人に分かりやすく、その土地土地、動植物の良さが伝わってくれればと思っています。
コメントありがとうございました。
安曇野へは行くたびに町中は変わっていますが、常念山脈から後立山連峰までの勇壮な雄姿は変わらず、
いつまでも慕っていたい大好きな場所のひとつです。
田淵行男氏は、蝶探しに常念岳通いをしたのは有名ですね。
描写も「細密画」っていうのですか?素晴らしく正確です。
安曇野の村で、子供たちと蝶々を追いかけていたTVを観たことがあります。
たまに安曇野散歩…田淵行男記念館に寄りました。
田淵さんは常念岳、蝶ヶ岳に登っているそうです。
安曇野にお寄りの際は、田淵記念館、穂高神社、碌山美術館、ちひろ美術館はお薦めのコースです。
コメントありがとうございました。