信州上田の・・・六文銭の写真帳
信州を横断する江戸時代の幹線道路の中山道・・・旧長窪宿(現小県郡長和町)と旧芦田宿(現北佐久郡立科町)との間、標高850mの松並木の笠松峠へ。
江戸時代の1601年から五街道の整備を始めた德川幕府が1604年「街道に並木道を」という植樹プロジェクトを発表します。幕府は小諸藩に753本の苗木を下賜、小諸藩は村々から人足を集めて植樹、つまり地方公共団体によるインフラ公共事業です。ちなみに江戸時代整備された当初は「中仙道」、「中山道」と表記されるようになったのは1716年からだそうです。
以来、明治に至るまで植樹や手入れを繰り返してきましたが現在に残るのは68本だそうです。
現在、中山道に残る松並木はここ笠取峠と関が原だけ。東海道では保土ヶ谷、大磯、御油が有名。
国道142号線から表示板にしたがって松並木通りへ・・・車道と石畳の人道とがあります。
全長2㎞弱、途中に元立場茶屋があったいう広場があり、そこで車を停めて散策するのがイイです。
全長2㎞弱、途中に元立場茶屋があったいう広場があり、そこで車を停めて散策するのがイイです。
※撮影日は2月27日。
※コメント欄OPEN。
・ 松並木暑い時には傘になり
江戸七つ立ち日に五十キロ
・ 松並木歩けば草鞋匂いかな
石の並木や松ボックリよ
東海道は、10日道、
実際には海や川があるから、通し歩きは出来なかったようです。
平均すると、14泊15日、1日歩き、33,5kmで有ったとか……………。
むかしの街道は、そんな匂いが至る所に有ったのでしょう、そんな今の俺は・・・・・ウウウウウ。
、
立場茶屋があり旅人の喉を潤したそうです。
この峠を越えてまた山を上がれば和田峠。
京都から高女和宮が下向した道。
・立場茶屋 ホッとひと息 峠道
・松風の 吹き抜ける路 中山道