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比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

湘南発祥の地・・・大磯・・・大潮の香りと紺碧の海と白い波と・・・

2015-07-13 | 道をゆく 関東
7月12日、湘南・・・大磯漁港・・・照ヶ崎岩礁


暦を見ると今日は中潮・・・それにしてスゴイ波頭です。台風の余波かなあ。

湘南の海・・・大磯・・・小陶綾浜(こゆるぎはま)・・・

湘南(しょうなん)・・・この言葉からイメージするもの・・・海・太陽・若もの・・・でしょうか。湘南ボーイという言葉もあります。ある年代では裕ちゃんこと石原裕次郎(知らない人も50%を越えたでしょうね、政治家石原慎太郎の弟で俳優、歌手だった人です)、ある年代ではサザンの桑田君たちのことかなあ。明るくて屈託がなくて経済的なことはまったく苦労したことがないような雰囲気の青年たちのことをいいました。そしていつのまにか湘南イコール南仏を思わせるような光に満ちた高級住宅地のイメージがつくられたようです。区域的には裕次郎君の本拠だった逗子から桑田君の本拠茅ヶ崎まで、平塚から西は入らない?
ところで湘南ってなんでしょう。そのむかし中國に長沙国湘南県(現湖南省)という地域があったそうです。そこに流れる湘江の南を湘南といいました(きれいなところだったのでしょうね)。17世紀の中ごろ小田原に住む中国からの渡来人の子孫が大磯に鴫立庵という草庵を結んで「著盡湘南清絶地」という石碑を建てたのが始まりだそうです。相模川を湘江に擬えて相模川の南を湘南と呼んだようです(故郷への憧憬)。ということは湘南は平塚、大磯、二宮、小田原あたりを指すことになります。茅ヶ崎、鎌倉は入りません。マズイことになったな。
そんなことはどうでもイイことでマスコミのチカラで茅ヶ崎、鎌倉、逗子あたりは湘南という名前のブランド化に成功しました。


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