比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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お花見・・谷中

2007-04-10 | 道をゆく 東京散歩
東京のお花見です。谷中霊園を歩いてます。上野から谷中銀座に行こうかなと思って歩いてましたが、途中のV字路で右に曲がってしまい桜並木に入りました。桜並木の入り口当たりに古い歴史があるらしい花屋があり旅籠風の家もあります。

桜並木の両サイドは昼間ですから宴会は始まってませんがブルーシートもあります。2組くらいお食事を楽しんでいるグループもあります。お墓でお花見の宴、最高です。


谷中霊園・・・明治になって政府がお寺さんの土地を没収?してできた都の管理の共同墓苑です。このあたりは江戸時代から城下町にはよくある寺町です。お寺とお墓ですから米軍の大空襲にもやられていません。
著名人のお墓が目白押しです。十五代将軍徳川慶喜の墓苑の案内板があります。中には入れません。道の直ぐ横に明治の毒婦?「高橋お伝」の墓(実際は歌碑)を見ました。

この道路の真ん中あたりに幸田露伴の小説「五重塔」で有名な感応寺(現天王寺)の五重塔の跡地があります。小説は明和9年(1772)の大火で焼失した塔の再建話です。再建した塔は昭和32年(1957)放火心中で焼失するまでありました。天王寺はこの道を真っ直ぐで突き当たります。

徳川慶喜の墓、案内板               谷中名物・・・さすらいのニャンちゃんたち
 

天王寺の前を左に回って墓苑の中を歩きます。お先祖様も迷惑がっていません。桜とそれを愛でる人の群れを眺めて喜んでるでしょう。ここからJR日暮里の駅は直ぐです。


この道を抜けて、まだ時間がある 夕焼けダンダン「谷中銀座」に行こう


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