比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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SL冬の湿原を行く・・・エゾジカ・・・タンチョウヅル・・・乗り鉄(終章)

2012-03-23 | 鉄道と駅 北海道・東北編
雪の北海道・・・釧路発・標茶行き「SL冬の湿原号」乗り鉄の終章です。
写真は往路で標茶駅から快速でユーターン、塘路駅で途中下車、往路のSLを待ち構えて撮ったものです。標茶駅にターンテーブルがないので後ろ向き、炭水車に赤プレをつけて進んできました。




「冬の湿原号」は雪の釧路湿原と蛇行する釧路川の中を進んでいます。
原野です。人工物は何もありません。いちばん好きな風景です。

釧路川の河畔の原生林の中にエゾジカが・・・

茅沼駅・・・雪原の中にタンチョウヅルが2羽・・・ダンスを踊っています。
※すべての写真はクリックするとズームアップします。
吹雪の釧路湿原・・・幻想的な風景が車窓に展開します。
汽車の窓はクモリガラス状態・・・二重窓で開きません。
汽車は動いています。景色もツルもシカも動いています。
ポケコンデジを広角いっぱいにしてガラス窓に押しつけて適当に連写しました。
写真はボケボケ・・・でも満足しました。


《蛇足1》エゾシカ・・・釧路湿原に入ってまもなく落葉樹林の中で見られ、塘路駅周辺ではかなりの個体数が見られました。エゾシカ銀座だそうです。汽車の中でご婦人に聞いた話ですがこの地区では車はスピード厳禁、特に夜が危ないそうです。100kg以上ありますから車の破損が大きい大事故になるそうです。エゾシカは津軽海峡で分けられる動物分布のブラキストン線でニホンシカと違うといわれていましたが本質的には同じものといわれるようになりました。ただ寒冷地になると体格が大きくなるベルクマンの法則で大柄のようです。近年、個体数が増加し農業被害が大きいそうですが、個体数の増えた原因は不明です。減っている地区もあるようです。知床では鹿肉カレーライスが食堂のメニューにありました。
《蛇足2》茅沼駅のタンチョウヅル・・・有人駅のころ駅員さんが餌付けを行い定着したそうです。無人駅になった今は地元の人がそれを続けて汽車に乗る人を楽しませてくれています。個体数は多くないようで逢えたのはラッキーでした。

乗り鉄って撮り鉄より楽しいですね。




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