信州上田の・・・六文銭の写真帳
旧北国街道の街道集落・・・信州上田の西のはずれの塩尻・・・(1954年まで小県郡塩尻村)。
国道18号線から旧道に入ると宿場でもなく間の宿でもなく、街村ですが普通の街村と違った大壁の家、土蔵、小屋根の家などの風景が広がります。
江戸期以来、この村は養蚕、蚕種生産、製糸、絹織り、上田紬織り、木綿織り、生産物の問屋、紺屋、鍛冶屋など・・・農商工業の街。
その中に江戸時代初期の元禄年間(1688年)から続く造り酒屋「沓掛酒造」・・・
旧道に面した直売所「郷の蔵」・・・大正年間の酒蔵建屋を改造したものだそうです。
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杉玉・・・青々としています。新酒ができあがったばかりです。
新酒の出来上がりを知らせるサインといわれていますが、お酒の神様に感謝を表す印だそうです。
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旧道に面した直売所「郷の蔵」・・・大正年間の酒蔵建屋を改造したものだそうです。
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杉玉・・・青々としています。新酒ができあがったばかりです。
新酒の出来上がりを知らせるサインといわれていますが、お酒の神様に感謝を表す印だそうです。
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※撮影日は2017年12月18日。
※沓掛酒造・・・いまから330年前の1688年に沓掛権右衛門により創業。養蚕業との兼業だったようです。「沓掛」という苗字は上田藩から許された苗字かどうかは不明・・・屋号かな? ちなみに「沓掛」は「崩崖」、近くに半過岩鼻、塩尻岩鼻の断崖を表した「崩崖」が変化した表音文字だと思います。全国に多い地形からの地名です。※郷の蔵・・・10数種のお酒の試飲が無料(運転者は✕)。塩尻で古くから織られている上田伝統工芸「上田紬」の販売も。
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