比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

2012春の軽井沢・・・野鳥の森・・・アブラチャン、キクザキイチゲ

2012-05-02 | 野の花や木々
4月28日快晴、信州にやってきました。
目的は信濃国祢津(ねづ)の里に江戸時代から続く伝統の田舎歌舞伎(4月29日公演)の物見遊山です。

まず朝早く出かけて軽井沢・星野の山中の国設軽井沢野鳥の森の散歩です。
沢を登り少し高台になったところで恒例の浅間山の定点写真撮影。

カエル池・・・ヤマアカガエルが産卵するからカエル池。
池というより谷のドン詰まりに水が滲みだして水溜りになったところ。
ピッキォ(NPO野生動植物保護センター)のスタッフがネイチャーツアーのガイドをしています。

アブラチャン(油瀝青)・・・クスノキの仲間、油分が多いので薪炭材に、実は灯り油用に。
春、他の落葉樹が芽吹く前に花が咲く目立ちがりや。サンシユの小型判の黄色い小さな花。

キクザキイチゲ・・・キンポウゲの仲間、一輪草だから一華(イチゲ)。
葉っぱの形態、花びらの形態でキクザキと同定。

またまた浅間山です。落葉松も、まだ芽吹いていません。
※クリック→2011年4月28日定点撮影の浅間山。
残雪は昨年の同時期とほぼ同じようです。


《蛇足》国設「軽井沢野鳥の森」・・・1974年、国の指定を受けた動植物保護を目的とする公園です。標高950~1100m、100㌶、約3kmの遊歩道で森林浴、動植物の観察行ができます。ユックリ歩いて1時間半ぐらいでしょうか。野鳥の森といっても餌をやって野鳥を飼っているわけではありませんから簡単に見られるわけではありませんが運がよければ目の前で見られます。
森の入り口には「日本野鳥の会」の生みの親、詩人、歌人、文筆家の中西梧堂のブロンズ像があります。

オオルリの声が聞こえたようです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿