比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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丸木美術館・・・ひろしま忌2012・・・小沼通二さんのお話

2012-08-08 | 語り継ぐ責任 ひろしま ナガサキ
2012年8月6日、比企丘陵・・・東松山市の丸木美術館・・・ひろしま忌2012・・・

世界平和アピール七人委員会の1人・・・物理学者の小沼通二さんの講演。

OHPに写した資料を解説してくれました(同じ資料はあらかじめコピーが配られています)。
この図は原発と兵器とは密接な関係があるということです(このことはマスコミもあまりいいません)。

現在ほとんどの国が再生可能エネルギーの開発に膨大な予算を投資してるそうです。
中国、ドイツ、アメリカがトップ・スリー・・・日本はどうでしょう・

地震大国ニッポン、温泉天国ニッポン・・・プレート、活断層の上にいるニッポン。
わかっていても誰もいいません。
台風のときは・・・史上の予測を超えたなんていいましたが、原発崩壊のときはいいませんでした。

わかりやすく話してくれたのですが、理系に弱いわたしには難しかったです。
ひじょうに熱が入り時間を少し超過しましたがそれでも言い足りないようでした。

小沼通二さんのプロフィール》・・・世界平和アピール七人委員会の1人(下中弥三郎、湯川秀樹、平塚らいてう・・・らが集まって1955年設立された委員会)、バグウォッシュ会議評議員(すべての核兵器、戦争の廃絶を訴える世界の科学者たちの国際会議)。物理学者、東大助手、京大助教授、慶大教授、武蔵工業大教授、放送大学客員教授、日本物理学会会長など務める。

あるサイトで小沼さんのこんな言葉を見つけました。
クリック→「広島・長崎の記憶」・・・核なき世界へ 被爆国から 2012(6)  物理学者 小沼通二さん

この中でこんなことを話されています。講演でも同じことを話されました。
「福島で原子力発電所の事故がありました。原発は運転すれば放射性物質を排出し続け、10万年も管理しなければならない。こんな責任をだれが持てるでしょうか。技術として完成していないということです。事故は起きない、絶対に安全ということはありません。原発に将来はないと思います」

3回にわたった丸木美術館「ひろしま忌2012」はこの写真で終わります。
美術館内に展示されている原爆ドームの原型(広島産業奨励館)の模型です。
地元東松山市の県立松山女子高校の生徒が2002年に作り2003年に寄贈したもの。


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2 コメント

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小沼先生の話 (こきおばさんへ・・・)
2012-08-19 00:53:03
専門的な話をシロウトでもわかるように話してくれました。
世界平和アピール七人委員課の1人で湯川秀樹、朝長振一郎などと親しく原子物理学の権威者ですが、いまの政府は原子力利用一辺倒ですから反対派の意見は棚上げにされます。
。これはアメリカの軍需産業→アメリカ政府の力についていくしかない日本の現状でしょう。原子力の核爆発でタービンを回してスクリュウの回転力にする原子力艦船とタービンの回転力を発電機にする原発は同じです。
このことをいうマスコミはありません。
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私もよくわかりませんが (あざみさんへ・・・)
2012-08-19 00:35:30
むかしビキニ環礁で行った水爆実験、
近くの島民は今もって島に帰れないようです。
当時に島にいた人も半分以上が甲状腺がんなどにかかっています。
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