昨日は、恒例の苫小牧救難所出初式に出席してきました。どういう訳か、各種団体等の新年会も含め議員の出席率が一番高いのは“日本水難救済会苫小牧救難所出初式”です。その目的は、港湾での安全と漁業の豊漁の祈願ですが、もうひとつの期待は漁師の奥さんたちの手作り料理。“たら(子も含め)の煮つけ”料理がこれまた美味なんですネ。思わず携帯写真で一部を撮影。(添付写真)他に も新作の“ホッキのいずし”も好評でした。(個人的に“いずし”は食べられないのが残念ですが!)
今日は過日書き込みしました“後期高齢者医療制度の住民説明会”(主催:北海道後期高齢者医療広域連合)に行ってきました。会場の市民会館小ホールには(75歳を超えた)被保険者も含め約120人近くが参加。新政権が「廃止」を先送りしたこともあり、主催者挨拶では「2013年の新制度に向けて議論がはじまった。2年ごとに保険料の改定が必要であり、2010・2011年度の保険料の改定に合わせて直接説明することを目的・・・」と制度の仕組みと保険料の算定方法などについて、1時間かけてA4横版46ページ書きのパンフレットで説明。別に配布されたカラー版のパンフレットには“長寿医療制度”と書かれ、後期高齢者医療制度は()で小さく括っていました。後席から「ネーミングを変えれば済む問題じゃないよネ」と年齢で差別する医療制度の欠陥を厳しく指摘する声でした。時間制限のあるなか説明後の質疑が始まり誰も挙手しないので私が1番目の質問者になりました。私は「一番やってほしいことは直ちに廃止すること」と意見を述べ、「①保険料の抑制策として“財政安定化基金”の活用は?②新年度から現行と比較して値上げされるのか?③現在の9割軽減も含め軽減策は継続されるのか?」と3点質問しました。道の担当者からは「余剰金約23億円を全部使っても現行の保険料より最大8%(年間平均91.000円)であり、さらに道にある基金活用で3%引き下げを検討中。最低でも5%は値上げされる。現行の保険料の軽減策は不透明であるが“継続”すると聞いている」と納得出来る回答は出来ませんでした。その後4人 の参加者から質問され「仮に3%を引き下げするとした場合には約50億円の財源補填が必要」とか「50億円の補填には国の財政支援が必要」、「保険料の値上げは“若い世代にも公平な負担を求める”(老若折半の法則)」と国保税の値上げを示唆する説明がありました。参加者からは「質疑の時間が短い。廃止すると言ったじゃないか。説明会(全道47ヶ所)するのに莫大な会場費・資料など税金をかけるなら、保険料の引き下げに使う方がましでは・・・」と説明会のあり方や保険料値上げに対する怒りがたくさん出されました。
説明会に参加して思ったことは、「“値上げありき”の形式説明会ではないか」と疑問を持ったのは私だけでしょうか。