昨夜は“2010春闘闘争宣言集会”(主催:国民春闘苫小牧共闘会議)に出席。今年の春闘方針は「変化をチャンスに、貧困・格差の解消、内需の拡大を」のもとでくらし・雇用を守ることを集会宣言で確認しました。その後、地区労連主催の“旗開き”にも参加し、久々(1週間ぶり)に楽しい“お酒”を味わいました。今朝は、ちょっと2日酔い気味で目覚めましたが、朝刊を見て驚きました。普段なら余り目しない“雑誌広告”(財界さっぽろ)に目が留まり、内容を見ると、“実力者”に屈した?なぜか報道されなかった苫小牧市議子息の詐欺事件という見出しが掲載されていました。どんな内容が書かれているのか興味もあり、早朝ウォークの途中でコンビニに寄ると既に完売済みでした。その後、何件か探し求めようやく書店 で1冊購入することが出来ました。(添付写真)広告の威力って凄いですね。
具体的な掲載記事はP80~82の3ページもの。子息のネット詐欺事件の内容が書かれていますが、記事の内容でクローズアップされているのは親の現職市議のようです。私も疑問を持っていたのは、全国紙の配信を受けている地元紙が何故、この事件を掲載していなかったのか?以前にも疑問を書き込みましたが、今回の記事を読んで、その背景に「利害関係が存在している?」ことが記述されていることが判りました。一雑誌の記事ですが信ぴょう性があるとすれば株主の圧力と新聞広告料という“損得勘定”が働いたということになります。良く、「企業から広告を貰うと記事が潰される」という話を聞くことがあります。(広告料を貰っているので)大企業の都合の悪い話はなかなか書けない。外交問題も政治力で表沙汰にならない等、報道機関としての使命が果たされないことがあります。今回の記事には、報道機関のあり方も指摘しています。そして、私たち議会?の姿勢に対しても問題提起していますが、それは一方的な見解であって、個人的には「道義的」な点から見ると、本人の考え方だと思います。記事を読んで感じたことは、事件と何ら関係のない前市長や道議の名前が出てきますが、その意味することは何なのか?と疑問を感じました。
帰宅後、地元紙を見ると本日が創刊60年(還暦)という記念日。「偏らず、ひるまず・・・」と記述しています。その意志を貫く使命が大切です。
日本共産党のしんぶん赤旗は、企業広告を掲載していません。2月1日は創刊記念日を迎えますが、企業・団体献金を受け取らない政党だけに、真実を報道出来るのです。ぜひ多くの方に読んで欲しい新聞です。