長い冬休みが終わって始業式を迎えた次男ですが、初日から“定期テスト”で疲れていたようです。結果はどうであれ高校生活も残すところあと1年ですが、センター試験のカウントダウンは既にスタートしています。帰宅後、私の顔を見るなり「今日の夕食もしかしたらお父さんが作るの?」と最初から期待感のない顔つき。私は、居間のテーブルにあった“オレンジページ”の雑誌を見ながら掲載されていた料理を参 考に新作に挑戦。本を片手に材料を用意しながら苦労して作ったものの「まぁまぁだね」のひと言。「言わせてもらうと、今年に入って最低だネ。まず品数が少ない。サラダもない。(成長盛りなんだから)もっとバランスを考えて・・・」と注文が多く、私の支持率は大部落ちたようです。それでも母のことも考えて、“鯖のみそ煮”も用意したのに!初挑戦したのは“長芋と挽肉とキムチのレンジ蒸し”、そして“クリームグラタン”とレンジ料理が多いので簡単と言われればその通りです。今月はまだ夕食当番があるので、支持率回復のために今度は文句の言われない料理を考えています。
支持率と言えば、内閣支持率が急落しています。昨日から通常国会が始まりましたが、小沢幹事長の資金管理団体の土地購入問題での説明責任は曖昧です。既に、自分の元秘書である現職衆院議員をはじめ3人が逮捕されているのに、「何らやましいことはない」などで通用すると本気で考えているのでしょうか?小沢幹事長の国会招致は絶対必要であり、徹底した真相解明を果たさなければ「改革」とは名ばかり、と思います。今回の事件で思い出すのは、自民党政治の田中元首相と金丸氏の問題と“根っこ”は同じですね。昨日の自民党の衆院議員がTVインタビューに「自由民主党には自由があるが、民主党には自由がない」と答えていました。元を正せば“本籍”自民党。住民票だけが違っているだけです。自由があるか否かではなく、企業・団体献金では、双方は同類項。あえて言えば企業・団体献金を止めるからと言って“政党助成金”(年間約300億円)をつくりました。元官僚(道職員の幹部も含め)のなかには、退職後何度も再就職する“わたり”(その都度退職金=「税金も含め」を貰っている)があります。小沢氏もこの間何度も政党を変えて、その都度“政党助成金”を受け取っています。そのお金はどう扱われているのでしょうか?全部、税金です。
国会がはじまった昨日で「公設派遣村」が終了しました。“生活第一”が民主党の政権公約ですが、“濡れ手で粟”の政治では、自民党政権と同じです。暮らしを語る資格はないですね。
支持率の低下は私如きの料理の比較にはなりません。「小沢氏は説明責任をはたしていない」91%の声を真摯に受けとめ、本人の説明責任と疑惑解明に応える民主党の自浄能力が大きく問われると思います。