新年会続きで疲れていますが、今日は午前中にある団体から「貧困と格差」をテーマにした講師依頼がありました。実は昨夜も新年会に出席していましたが、勉強不足もあり帰宅後勉強をしていると就寝時間は午前2時を過ぎていました。さすがに今朝は目覚めが悪く、早朝ウォークは止めることにしました。 与えられた“テーマ”は何とか時間通りに終えられ“ほっと”しました。帰宅後、メールを見ると懐かしい方からブログへの感想が寄せられていました。
「貧困と格差」との関わりですが、連日党市議団には様々な相談が寄せられています。そんななかで同僚議員の相談ケースは深刻な内容でした。本州で長くゼネコンの下請けの仕事をしていた方が、3回転職を体験したようです。何故か、全部“倒産”によってです。そうした経緯で家族と離ればなれの生活を選択し、将来不安を考え“自殺”を考えたそうです。「死ぬ前に自分を生んでくれた“母”の顔だけは見てから・・・」と残り僅かなお金を持ってフェリーで実家のある苫小牧にたどり着いたとの事。フェリーターミナルから自宅まで、2時間かけてたどり着くと「良く帰ってきた!」との“母”の優しいひと言で涙が止まらなかったそうです。「顔を見れば」と思っていたし、当然怒られると思っていただけに暖かく迎えてくれた親の対応に、“自殺”願望は取り除かれ、もう一度社会復帰を決意したぞうです。同僚議員の相談が“効を奏し”見事に社会復帰への1歩を踏みました。絶望感から開放され「このチャンスを生かして、母親への恩返しをしたい」と頑張っているそうです。「勝ち組だったのに負け組になるとこんなに人生が変わるんです」との言葉の重みを感じます。小泉「構造改革」の影響はいま私たちの周りに広がっています。
今日は、小沢民主党幹事長が東京地検特捜部の事情聴取を受ける日です。前出の方との関連ですが、3回の仕事に関わってこんな話も聞きました。ゼネンコンの下請けの仕事をしても「工事中は一切顔を出さない。もし、事故が起きても請け負った会社責任となり、結果は会社が倒産の道に繋がる」とのこと。「有る仕事を受注したら、受注額以上のお金が入金され、後日その超過分は“返還”要求される・・・」という不思議な話。まさに事実であれば“宙に浮いたお金”と思われます。そんなお金が政治資金として使われていたなら「政治資金収支報告書」の虚偽記載はたくさん出てくるのではないのか、と思います。昨日の日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が予算委で「政治とカネ」問題で追及しました。「小沢氏は政治資金のディスクロージャー(公開)に関していつも明確に述べている。本人の潔白を信じたい」と擁護の答弁を繰り返していました。土地購入の資金の一部には、ゼネコンなどからの裏献金が当てられていたという疑惑は“しんぶん赤旗”で報道しています。その原資は公共事業という税金だけに、国民と国会への説明責任は当然問われるものです。政治的道義的責任が厳しく問われる問題だけに、国会での参考人招致は絶対に必要と考えます。