こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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いのちの重みを考える!

2010年01月23日 15時50分52秒 | インポート

 新年会続きで疲れていますが、今日は午前中にある団体から「貧困と格差」をテーマにした講師依頼がありました。実は昨夜も新年会に出席していましたが、勉強不足もあり帰宅後勉強をしていると就寝時間は午前2時を過ぎていました。さすがに今朝は目覚めが悪く、早朝ウォークは止めることにしました。 与えられた“テーマ”は何とか時間通りに終えられ“ほっと”しました。帰宅後、メールを見ると懐かしい方からブログへの感想が寄せられていました。

 「貧困と格差」との関わりですが、連日党市議団には様々な相談が寄せられています。そんななかで同僚議員の相談ケースは深刻な内容でした。本州で長くゼネコンの下請けの仕事をしていた方が、3回転職を体験したようです。何故か、全部“倒産”によってです。そうした経緯で家族と離ればなれの生活を選択し、将来不安を考え“自殺”を考えたそうです。「死ぬ前に自分を生んでくれた“母”の顔だけは見てから・・・」と残り僅かなお金を持ってフェリーで実家のある苫小牧にたどり着いたとの事。フェリーターミナルから自宅まで、2時間かけてたどり着くと「良く帰ってきた!」との“母”の優しいひと言で涙が止まらなかったそうです。「顔を見れば」と思っていたし、当然怒られると思っていただけに暖かく迎えてくれた親の対応に、“自殺”願望は取り除かれ、もう一度社会復帰を決意したぞうです。同僚議員の相談が“効を奏し”見事に社会復帰への1歩を踏みました。絶望感から開放され「このチャンスを生かして、母親への恩返しをしたい」と頑張っているそうです。「勝ち組だったのに負け組になるとこんなに人生が変わるんです」との言葉の重みを感じます。小泉「構造改革」の影響はいま私たちの周りに広がっています。

 今日は、小沢民主党幹事長が東京地検特捜部の事情聴取を受ける日です。前出の方との関連ですが、3回の仕事に関わってこんな話も聞きました。ゼネンコンの下請けの仕事をしても「工事中は一切顔を出さない。もし、事故が起きても請け負った会社責任となり、結果は会社が倒産の道に繋がる」とのこと。「有る仕事を受注したら、受注額以上のお金が入金され、後日その超過分は“返還”要求される・・・」という不思議な話。まさに事実であれば“宙に浮いたお金”と思われます。そんなお金が政治資金として使われていたなら「政治資金収支報告書」の虚偽記載はたくさん出てくるのではないのか、と思います。昨日の日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が予算委で「政治とカネ」問題で追及しました。「小沢氏は政治資金のディスクロージャー(公開)に関していつも明確に述べている。本人の潔白を信じたい」と擁護の答弁を繰り返していました。土地購入の資金の一部には、ゼネコンなどからの裏献金が当てられていたという疑惑は“しんぶん赤旗”で報道しています。その原資は公共事業という税金だけに、国民と国会への説明責任は当然問われるものです。政治的道義的責任が厳しく問われる問題だけに、国会での参考人招致は絶対に必要と考えます。


最高裁の違憲判決について!

2010年01月22日 17時04分55秒 | インポート

 20日の最高裁大法廷で、市有地にある“神社”を無償貸付することは“違憲”との判決が出ました。実は、昨年末から新年にかけて東京の新聞記者から「渡辺議員Img_09671 は議会で質問されていますネ・・・」とインターネットで検索しての電話取材でありました。確かに、3年前の2006年度(H18年度)一般会計決算審査特別委員会(H19.11.6)で“神社”問題を質問しています。丁度、砂川市が市有地を神社に無償で貸していることは、憲法の“政教分離”原則に反する、と地元住民が訴訟していた時期とも重なっていた時と記憶しています。私が質問していると内容が“神社”問題だけに他の議員から「罰が当たるぞ!」など私語が飛び交わされていましたが市民の財産問題でもあり“勇気”を出して質問したことを思い出します。親は禅宗ですが、個人的には無神論者(信仰心が足りない?)の一人です。でも時には「神様お願いです!」(昔、そんな曲がありましたネ)と祈願することを何度も体験。俗に言う”困ったときの神頼み”です。

いま受験生は真剣勝負の時期。就職活動や病とたたかっている方など様々な形式があったとしても“祈願する手段としてお寺や神社を利用しています。そうした意味での心の支えの役割はあると思います。

 そのことと質問とは別に考えて、苫小牧市の実態はどうなっているのか?と問題意識を持ちながら独自調査を行ったところ、(砂川市と)同様の実態が市内に7ヶ所あることが判りました。私は、憲法20条、83条を引用して市有地財産条例で規定している無償貸し付けに該当しない、と指摘し改善を求めたもの。当然、過去の様々な経緯(歴史性)があり“神社”の果たしている役割(漁師の方々の寄り合い場所、地域祭りなど)も承知しての質問でした。

当時は、出雲神社(錦町)が“出雲公園”の敷地内にあることも調査で判明し、私の指摘に対し「条例違反をすぐに認め」改善されましたが、神社への無償貸付けはそのまま。他の6ヶ所については、今回の違憲判決で市も早急に検討が必要になる、と思います。3年前の質問の時には「今後、町内会と話し合いをするとか、市としてどういうふうな整理をするか、検討します」と答弁しています。無償貸付けの金額には百万円単位もあれば十円単位と幅が有りすぎますが、今回の違憲判決を受けてどのような対応をするのか?私なりに市民の財産の活用に関わって議会人として行政のチェック機能を果たしていく考えでいます。


地域職業訓練センター存続を!

2010年01月21日 22時11分56秒 | インポート

 昨夜は“2010年しんぶん赤旗新年交礼会”に中野裕隆ふく市長をはじめ多くの後Img_01732 援会員・読者ら140人を超える方が出席していただきました。はたやま(畠山)和也党道政策委員長(参院北海道選挙区予定候補)と一緒に一人一人に挨拶まわりをしていると「あんた“イケメン”だネ!久々に若い人の手を握ったヨ!元気の出るお話も聞けたし、私も頑張るから・・・」としっかり手を握りしめる高齢者の女性。「ももちゃん(畠山さんの子ども)4歳になったんだ。絶対に頑張ってネ」など期待感あふれる激励が続きます。一人一人に声をかけながら「一緒に“政治を前に”すすめましょう!」とやさしい笑顔で応える畠山さん。実は畠山さんは苫小牧とは縁があります。丁度15年前に明倫中学校で英語の教科を担当していました。教え子たちも30歳になっています。さらに、畠山さんを知っている退職教員もたくさんいます。年代を問わず支持の輪は確実に広がっています。(添付写真:新年交礼会の模様)

 畠山さんの挨拶のなかで「この9区(衆議院)から”はとやま”総理が誕生しましたが、私の名前は”はたやま”です。””と””の違い」との紹介に参加者から爆笑の一こまがありました。

 この日は、午後から苫小牧入りして私と谷本誠治市議ら5人で“苫小牧地域職業訓練センター”を訪問し、同運営挙協会の大田公夫専務理事らと懇Img_0031 談しました。(添付写真)

目的は、厚労省が昨年末に全国83ヶ所ある地域職業訓練センターを廃止する方針を示した経緯があり、その存続をふまえた声を直接聞くことと現場の状況を調査するため。道内では苫小牧市の他にも滝川市、釧路市、北見市の4ヶ所がありますが、同職業訓練センターは厚労省所管の独立法人「雇用・能力開発機構」が設置したもの。2011年3月に廃止し、建物を希望する自治体に移管(譲渡)する方針を既に通知しています。現在、国と道が協議中ですが、苫小牧の場合昨年度はクレーンやフォークリフトの運転技能講習などで24.852人日とその役割は数字が示しています。(基準は18.000人日

 新政権が年末に行った行政刷新会議の事業仕分けにより予算の大幅削減が示されたことが大きな要因。突然の話で関係者は戸惑っています。それだけに、党派を超えて守って欲しいとの声が広がりつつあります。今回、同センターを政党としてはじめて訪問・懇談しただけに期待を強く感じました。市民の雇用の確保も含め同センターの存続は焦眉の課題です。


暮らし語る資格はない!

2010年01月19日 19時34分00秒 | インポート

 長い冬休みが終わって始業式を迎えた次男ですが、初日から“定期テスト”で疲れていたようです。結果はどうであれ高校生活も残すところあと1年ですが、センター試験のカウントダウンは既にスタートしています。帰宅後、私の顔を見るなり「今日の夕食もしかしたらお父さんが作るの?」と最初から期待感のない顔つき。私は、居間のテーブルにあった“オレンジページ”の雑誌を見ながら掲載されていた料理を参Img_09651 考に新作に挑戦。本を片手に材料を用意しながら苦労して作ったものの「まぁまぁだね」のひと言。「言わせてもらうと、今年に入って最低だネ。まず品数が少ない。サラダもない。(成長盛りなんだから)もっとバランスを考えて・・・」と注文が多く、私の支持率は大部落ちたようです。それでも母のことも考えて、“鯖のみそ煮”も用意したのに!初挑戦したのは“長芋と挽肉とキムチのレンジ蒸し”、そして“クリームグラタン”とレンジ料理が多いので簡単と言われればその通りです。今月はまだ夕食当番があるので、支持率回復のために今度は文句の言われない料理を考えています。

 支持率と言えば、内閣支持率が急落しています。昨日から通常国会が始まりましたが、小沢幹事長の資金管理団体の土地購入問題での説明責任は曖昧です。既に、自分の元秘書である現職衆院議員をはじめ3人が逮捕されているのに、「何らやましいことはない」などで通用すると本気で考えているのでしょうか?小沢幹事長の国会招致は絶対必要であり、徹底した真相解明を果たさなければ「改革」とは名ばかり、と思います。今回の事件で思い出すのは、自民党政治の田中元首相と金丸氏の問題と“根っこ”は同じですね。昨日の自民党の衆院議員がTVインタビューに「自由民主党には自由があるが、民主党には自由がない」と答えていました。元を正せば“本籍”自民党。住民票だけが違っているだけです。自由があるか否かではなく、企業・団体献金では、双方は同類項。あえて言えば企業・団体献金を止めるからと言って“政党助成金”(年間約300億円)をつくりました。元官僚(道職員の幹部も含め)のなかには、退職後何度も再就職する“わたり”(その都度退職金=「税金も含め」を貰っている)があります。小沢氏もこの間何度も政党を変えて、その都度“政党助成金”を受け取っています。そのお金はどう扱われているのでしょうか?全部、税金です。

国会がはじまった昨日で「公設派遣村」が終了しました。“生活第一”が民主党の政権公約ですが、“濡れ手で粟”の政治では、自民党政権と同じです。暮らしを語る資格はないですね。

 支持率の低下は私如きの料理の比較にはなりません。「小沢氏は説明責任をはたしていない」91%の声を真摯に受けとめ、本人の説明責任と疑惑解明に応える民主党の自浄能力が大きく問われると思います。


明日から通常国会 「政治とカネ」の徹底究明を!

2010年01月17日 11時00分29秒 | インポート

 昨日、日差しはあったものの早朝ウォークをしていると顔が痛くなりました。あとで調べたら、この冬最一番の氷点下12.7℃と聞いて“寒い”と体感したのは当然こと。今日は札幌方面も大雪に見舞われ高速道路も通行出来ないとの情報があります。苫小牧の空は青空ですが、昨日同様に“寒さ”を感じます。

 今日は、毎年出席している苫小牧障がい者連合会の新年交礼会に参加します。

 障がい者自立支援法と後期高齢者医療制度は“直ちに廃止”が政権公約でしたが、共に先送りとなりました。障がい者の福祉・医療は本来、無料であるべきです。が、当面、応益負担はただちに廃止して、支援費制度時代の応能負担に戻し、住民税非課税世帯は無料とすべきです。そのために、定率1割負担を規定している自立支援法29条の削除をおこなうことが必要です。また、給食費など実費負担は廃止することか、報酬の「日額払い」を「月額払い」方式に戻すことで利用者が希望する場合には、複数の事業所を利用することを妨げない仕組みをつくるべきです。雇用の確保のために障がい者事業所の報酬を大幅に増額し、職員の賃金・労働条件の抜本的な改善をはかることも大切です。同時に、障がい程度区分認定の抜本的な見直しを行い、知的障がいや精神障がいなど障がいの特性が正確に反映するしくみを改める必要があると思います。

 毎年出席して感じることは、各議員のあいさつを聞いていても党派を超えて「障がい者自立支援法は障がい者自立阻止法だから・・・」と発言される位の悪法であることは認識しているのに、何故4年先まで“先送り”されるのか?疑問です。私の知人も「議員の所は制度発足前からしっかりした態度表明をしているが、他のところは受けの良いことを言っているだけ・・・」と冷ややかに見ています。

 昨日、民主党の党大会での小沢幹事長の問題が大きな注目を浴びていました。説明責任が不明朗な土地購入疑惑問題に対し、既に秘書が逮捕されているにもかかわらず、幹事長ポストはそのままで再選されました。国民の声にも耳を傾けないのであれば党の自浄能力が問われます。

 4日間にわたって開催された第25回党大会は昨日閉会しました。国民の政治に対する変化への期待から、この先は“政治の中身”を暮らし・平和に生かしてほしいと言う期待に応える政治を実現しなければなりません。その方針が決まりました。

 今日は阪神淡路大震災から15年目を迎えました。改めて安全・安心な国づくりが強く求められています。明日から始まる通常国会では「政治とカネ」の徹底究明と同時に、国民のなかに広がっている格差の解消を改善し、雇用・暮らしを守り、普天間基地など平和問題を国民の立場で解決するように日本共産党は“建設的野党”として頑張ります。