瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

「ありがとう」の意味

2007年07月27日 | 瞑想日記
◆以前、ある人に五日市高剛著『ツキを呼ぶ魔法の言葉』という本を贈っていただいた。数日前、同著者と矢山利彦氏の共著『運命が変る、未来を変える』という本を読んだ。

矢山氏は、医者だが気功の実践・研究家としても著名である。『ツキを呼ぶ魔法の言葉』の考え方を、気の考え方から解説し、検証している。私にとっては、『ツキを呼ぶ魔法の言葉』を復習し、それを気の考え方や脳科学の理論から補強するという意味をもった。

たとえ自分にとって不利益であったり、不快であったりする出来事でも「ありがとう」と感謝することを忘れない。それによって運命が変る。これはある意味で言い古された考え方だ。五日市氏はそれを、ご自身のイスラエルでの印象的な体験とその後すべてが好転していく実体験をベースに語った。実体験も基づいて語ったことが、『ツキを呼ぶ‥‥』が広く受け入れられた理由のひとつかも知れない。

私にとっては、苦しいことや嫌な出来事に対しても「ありがとう」と言うことは、自分の人生を一歩退いて広い文脈から見なおすという、かなり大きな意味があるな、と思った。

嫌な出来事に対してもとにかく「ありがとう」と感謝する。「ありがとう」と言った以上、どうしてそうなのかを、はっきり言葉にしないまでも、どこかで意識する。日常的な利害という視点からはマイナスなのに、なぜ「ありがとう」なのか。

私の場合は、「ありがとう」という以上、日常的な利害の視点から引き離されるのである。そして、もっと広い視点から、自分にとって意味があるのだろうと捉える。「苦しいこと」や「嫌なこと」には、かならず、気づきや学びのきっかけが含まれている。だからこそ「ありがとう」なのだ。そして、そこから何を学べるかを自ら問う。苦しいことでも嫌なことでも「自我」に気づき、それを超えていくための学びなのである

◆IMDbのアニメ『はだしのゲン』に投票して、規定数を超えさせ、ランキングにトップ10に表示させ、広く世界に知らせていく運動をやっています。

投票数の動き

15日、投票総数490
18日、投票総数497
19日、投票総数500
20日、投票総数501

26日、投票総数504

私のブログ「はだしのゲン」を世界へ

IMDbの「はだしのゲン」のページ
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瞑想しようとするエゴの自覚

2007年07月22日 | 瞑想日記
◆8月には、これまで同様、グリーンヒル瞑想研究所の10日間瞑想合宿に参加する予定であったが、事情があって今年の夏の合宿は中止ということであった。

以前から、もしグリーンヒルの瞑想合宿に参加しない場合は、断食道場に行って、断食をしながら自分で瞑想をしみたいと思っていた。当てにしているところがあって調べて見たのだが、いろいろと条件を合わせることが難しそうだ。他の断食道場も調べて見るつもりだが、あまり気が進まないようだったら、宿坊に泊まってヴィパッサナー瞑想という手もある。他にもいろいろと可能性を探ってみたい。

◆最近、瞑想を行おうとする動機の中にひそむエゴについてかなり強く意識し、考えることが多かった。そうやって瞑想合宿へ心の準備をしていたのかも知れない。エゴからの解放を求めているのに、その「求める心」の中に厳然とエゴが横たわっている。その矛盾を強く意識していた。

しかし、今日、ある会合に出るための道々、再度確認したことがあった。ヴィパッサナー瞑想の中には、瞑想を行おうとする意志の中に含まれるエゴを自覚化していく機能が、あらかじめしっかりと組み込まれている。だから安心してヴィパッサナー瞑想に身をまかせてよいのだ、と。これは、明らかにサマタ瞑想には方法としてはっきりとは組み込まれていない要素だ。

その矢先の瞑想合宿中止のニュースだったが、その現実は現実としてそのままに受けとめていこう。

「はだしのゲン」を世界へというブログを始め、IMDbの「はだしのゲン」のページで、このアニメへの投票をお願いしている。15日からはじめたが、投票総数は、491から502へと上がった。まだまだだが、さらに運動を展開していくつもりだ。
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アニメ『はだしのゲン』を世界へ

2007年07月15日 | 普通の日記
突然だが、「はだしのゲン」を世界へというブログを新たに作った。そして、今その最初の投稿を終えた。なぜこんなことを始めたかは、ブログを読んでいただければ分かるのだが、ここにもその最初の投稿をコピーしておきたい。

ぜひ一人でも多くの人にご協力をいただけるよう、お願いします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

IMDbという英語のサイトをご存知でしょうか。正式名称は、The Internet Movie Databaseで、世界中のほとんどの映画の情報が網羅され、それぞれに映画に世界中の人々が10ランクで投票した結果や、投稿されたコメントを見ることができます。

たとえばアニメーション部門のランキングを覗いてみましょうか。

IMDbアニメーション部門ランキング

トップ10の中に日本の、スタジオ・ジブリから4作品も入っているでしょう。『千と千尋の神隠し』が、8.4の評価で第2位、『火垂るの墓』は、8.0で第8位です。

ところでアニメ『はだしのゲン』は、ここでどれぐらいの評価を得ているでしょうか。8.5という高い数字で評価されています。しかし、アニメーション部門のランキングには載っていません。理由は、投票数が全部で490(7月15日現在)と圧倒的に少ないからです。ちなみに『千と千尋‥‥』は51,664もの投票数があります。

この投票数からしても『はだしのゲン』は、世界でまだほとんど見られていないことが分かります。もし、『はだしのゲン』への投票が1,000を超えれば、アニメーション部門のランキングのトップに躍り出る可能性があるのです。

そうすると、世界中で見られているIMDbの影響力から言っても、アニメ『はだしのゲン』の認知度は飛躍的に高まります。そして、今とは比べものにならないほど多くの人々がこのアニメを見ることになるでしょう。そして、原爆の悲惨な現実について、知る人が多くなるでしょう。

私たち一人ひとりのわずかな努力でそれが可能になるのです。みなさん、ぜひIMDbを訪れて『はだしのゲン』(IMDb内でBarefoot Gen か hadashi no genで検索できます)に投票してください。(以下略)

IMDbの「はだしのゲン」のページ
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またまたブランク

2007年07月03日 | 瞑想日記
またまた10日以上のブランク。日記を書きたいという思いが湧いてこない。書くほどの気づきがない? サティも、かつてのような熱心さはない。思い出したようにサティするが続かない。

が、これもよいだろう。今はそうした展開、流れのなかにいるのだから。この変化を自分ではむしろいい意味で理解している。書くことへの執着がなくなっている。

ただ、書くことで気持ちが引き締まり修行への意欲を高めることができるよういうメリットはある。書くことの意味が自分の中で変っていくかも知れないが、やはりできる限り書き込んでいきたいとは思う。
コメント (2)
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