瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

一日半断食、今回は何とか

2011年08月31日 | 断食・少食
前回は、一日半断食宣言をし、朝と昼は抜いたものの夕食を食べてしまい、あえあく挫折。

今日は、本の整理をしていてたまたま断食関係の本をパラパラ読み返し、ちょっと刺激を受けた。それでまた一日半断食をやる気になっていて、とりあえず朝と昼は食べていないのだが、前回のこともあるので宣言するのはよしておく。まあ、うまくいったら報告ということで。

ところでパラパラ読み返した本で、刺激を受けた言葉を抜き出しておく。

プチ断食健康法 やせる、きれいになる、病気が治る (PHP文庫)

「断食に入ると、最初の半日で、血液中のブドウ糖が使われなくなると、脂肪や病気の細胞のタンパク質が利用されるので、空腹感がなくなる。そうして代謝が安定する3~4日目より、気分も爽快になってくるというのが一般論です。」

私自身も、断食を始めた日の夜の12時前後から急に空腹感がなくなるのを何度も経験している。食べ物からとっていたカロリーに代わり、体内に残存している脂肪やタンパク質からカロリーが供給されるようになる、つまり食物摂取の経路が切り換わることで、空腹感を感じなくなるということだ。

また、断食をすると体内の老廃物や余分な脂肪が生活臓器によって消費されるという。さらに、病変のある組織、腫瘍、水腫、浮腫、炎症といった、本来健康体には存在しない異質の組織(病気)からタンパク質を利用しようとする。これによって病変は消失するので、この現象は自己融解と呼ばれる。これこそが、断食による自然治癒力のメカニズムの一つだという。

さらに断食が精神におよぼす影響として「精神は研ぎ澄まされ、低次元の思考は高尚になり、‥‥たとえ同じように森の中を散歩していても、これまでと違った精神の経験をする。小鳥のさえずりもまるで古典派音楽のオーケストラの演奏のように聞こえる‥‥。精神作用は鋭く、活発にあり、新鮮な思考や斬新なアイデアが浮かんでくる‥‥」(パーボ・アイローラ博士)

こんな文章を読んでいると、本格的な断食をぜひやってみたいという気持ちになる。健康のためというより、瞑想を少しでも深めたいという理由の方が大きい。とりあえず、一日半断食への大きな刺激とはなった。

やはり断食を成功させるには、これまで読んだ断食関係の本を読み返すなどして、動機づけを強固にすることが大切なのだと思った。以前、頻繁に行っていたときは、それこと断食への共感が今よりはるかに強かったわけだから、その動機づけを取り戻すことが必要なのだ。
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久しぶりに瞑想や断食・読書のこと

2011年08月16日 | 瞑想日記
◆瞑想と一日半断食
なんと一年近くも書き込みをしていなかったようだ。近況報告を中心に久しぶりに書く気になった。

最近、瞑想は復活している。朝40分前後ほぼ毎日行っている。瞑想を毎日行うことの大切さを、瞑想経験の中で実感している。忙しくなる9月以降も毎日続けられるかどうか。ぜひ続けたいのだが。日常生活のなかでのサティは、ほとんど行っていなかったが、瞑想を毎日行うようになって、生活の中でもサティを意識し始めている。

瞑想と食事の関係は、瞑想合宿などでいやというほど体験してきたが、日常の中では最近はすっかり断食や小食からご無沙汰している。一日半断食もやはり一年ほどやっていなかった。そこで今日は、ひさしぶりに一日半断食に挑戦しようと思っている。後ほど、経過報告をしたい。

◆読書など
最近、精神世界関係よりも日本の文化や経済関係の本を読むことの方が圧倒的に多く、そのためここでレビューをしたい本もあまりなくなっている。ただ、友人二人と読書会をしており、ここで最近ケン・ウィルバーを読み始めた。二人ともウィルバーを読むのは初めてということなので、『意識のスペクトル 1』を選んだ。久しぶりにノートを取りながらじっくり読むことができ、しかもウィルバーを巡って議論もし合えるのでうれしい。


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