◆今年の2月に奥野 宣之 の『情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)
』を読み、さっそくズボンのポケットに入る小さなノートに仕事上のメモも、個人のアイディアも、ちょっとした切り抜きも、このノートに一元化して整理するようになった。メモの量は増えたし、ちょっとしたアイディアはすぐメモするようになったし、簡単な日記の役割にもなっているし、小さな必要な書類は貼り付けて失くさないようになったし、私にとって効果は抜群であった。
同じ著者の『読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング
』も読んで、同様の小さなノートに読書ノートをつけるようになった。小さなノートなので自分にとって本当に大切なところだけをせいぜい数ページぐらいでメモし、メモ内容ごとに感想をかきつけておくだけだ。しかし、これがばかにならない。メモをとらないと読んだ内容のほとんどを忘れてしまうことが分かる。しかしメモをしておくと、自分にとって本当に大切なその部分だけは確実に自分の中に残る。繰りかえしメモを読み返すから定着率は抜群だ。複数の本のメモ内容相互の関連に刺激されて、新しい着想が次々うまれてくる効果もある。
◆読書ノートの効果があまりに素晴らしいので、時間を見つけて過去に読んだ本もかつてアンダーラインをしたところから、さら重要箇所をいくつか選んで読書ノートに記入するようになった。昨日から齋藤孝の『呼吸入門 (角川文庫)
』の読書ノートをとっていた。3年前に読んだ本だ。その中でとても参考になる文章に出会い、さっそくメモした。
「自分の呼吸の波に自分自身を浸すようにする。潮の満ち引き、波の打ち返しのように、お腹で息を感じるようにしながら、呼吸の波を感じとる。息がゆったり入ってきて、波が頂点に行ったら、それでゆっくり落ちて、吐き切ったら上がってくる。呼吸をじゃませずにに感じとるだけ、これが呼吸の基本だ。その波に自分を浮かばせておくコツが分かると、脳が疲れてしまった時などちょっと横になって5分ほどやると、疲れがすぐに回復する。」
自分のメモ用に省略しながら抜書きしたものだ。素晴らしいのは、これがまさにヴィパッサナー瞑想でやっていることだからだ。「呼吸の波に自分を浸す」という表現が気に入った。「波に自分を浮かばせておく」というのもいいな。まさに呼吸に任せて「呼吸を感じとるだけ」。なれないと雑念が途切れなく湧いてくるのだが、そのつど息をする腹にもどってその動きに任せる。雑念が消え始めると、ゆったりと波のようなお腹の動きに浮いて漂うような感じになるだろう。
今朝も、起きてすぐ40分ほど瞑想。
同じ著者の『読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング
◆読書ノートの効果があまりに素晴らしいので、時間を見つけて過去に読んだ本もかつてアンダーラインをしたところから、さら重要箇所をいくつか選んで読書ノートに記入するようになった。昨日から齋藤孝の『呼吸入門 (角川文庫)
「自分の呼吸の波に自分自身を浸すようにする。潮の満ち引き、波の打ち返しのように、お腹で息を感じるようにしながら、呼吸の波を感じとる。息がゆったり入ってきて、波が頂点に行ったら、それでゆっくり落ちて、吐き切ったら上がってくる。呼吸をじゃませずにに感じとるだけ、これが呼吸の基本だ。その波に自分を浮かばせておくコツが分かると、脳が疲れてしまった時などちょっと横になって5分ほどやると、疲れがすぐに回復する。」
自分のメモ用に省略しながら抜書きしたものだ。素晴らしいのは、これがまさにヴィパッサナー瞑想でやっていることだからだ。「呼吸の波に自分を浸す」という表現が気に入った。「波に自分を浮かばせておく」というのもいいな。まさに呼吸に任せて「呼吸を感じとるだけ」。なれないと雑念が途切れなく湧いてくるのだが、そのつど息をする腹にもどってその動きに任せる。雑念が消え始めると、ゆったりと波のようなお腹の動きに浮いて漂うような感じになるだろう。
今朝も、起きてすぐ40分ほど瞑想。