This is the football !長野市で活動していた吉田サッカークラブです。

活動期間1997年4月~2021年3月です。活動時はチーム公式ブログ、休止後はサッカー関係の随想をつづっています。

おやじは繰り返す。

2006年12月22日 | サッカー
たまには僕の親父の事など。

いまだにおっさんになった僕の試合をちょくちょく見に来ては批評してくれます。
今シーズン最終戦となった南長野でのバルディオ戦にもあの寒さの中来ていて、帰ってからの一言。

”なんであれだけ押しまくってて、勝てんねん。最後の最後にやられおって。”
(親父は浪速のあきんどなので関西弁です。)

”すんませんでした。”

昔からどんなスポーツをやってもなかなかおやじには勝てず、常に最初の目標は親父を負かすことでしたね。

サッカーも野球も卓球も相撲も将棋も。

たぶんゴルフは一生勝てないまま勝ち逃げされるんだろうな。

僕が少年だった頃に高度経済成長まっただなかのバリバリのサラリーマンだったおやじにはあまり自分の部活を見られていた記憶は無いんですが、今になって聞くと陰に日向にいろいろとバックアップしていてくれたらしいです。

当時めずらしかったワンボックスカーが会社にあったのでそれを日曜日になると持ち出して遠征用の備品を運んでいたとか、
それに雨の試合で泥だらけになった子供達を詰め込んで銭湯に輸送したとか...。
ほとんど覚えてないんですけど。

クラスの中で自営業の家がほとんどを占めるという不思議な小学校でもあり、熱心で時間の取れる親父達は競って夕方から野球部のノッカーやバッティングピッチャーやってました。

当時はとってもマイナースポーツで、親次の世代に経験者なんている訳が無いサッカー部にはそういう親父はいなかったですけど。なんたって日本サッカー暗黒時代でしたから。

いずれにしてもこれからは息子に代わって、少年の時もちょくちょく来てましたけど孫のサッカーに見ごたえが出てくるので親父も楽しみなことでしょう。

ぼくも息子に来るな!と言われても行き続けるんだろうな。

幾つのなっても親は親、子は子です。