2月2日(火)
有川浩の書き下ろし文庫「シアター!」を読みました。

負債300万を抱え解散の危機に瀕している劇団のお話。
なになに?劇団の話ってだけでギュンと吸引されちゃうじゃないの。
春川巧が率いるシアターフラッグが負った借金は、ひとまず巧の兄の司が返してくれたものの、司曰く「今から2年で劇団があげた収益だけで300万を返せ。返せなかったらシアターフラッグを潰せ」
うーん、カッコイイですな。
いつまでも夢と現実の区別がついてない、大人か子どもかわからない、そんな状態でダラダラと芝居を続けている人たちに聞かせたい。
お金を貸してくれた巧の兄、司が劇団の制作的なポジションで劇団の金庫番として鉄血宰相なる渾名をもらい仕切っていくんだけど、有川さん、劇団のこととってもよく取材してあって、リアリティありました。
制作として、と言うよりは団体を動かす者としての司の言動が本当にカッコイイし、主宰の巧についていこうとする劇団員たちもカッコイイです。
劇団に何かしら関わってる人だったら、読んで損はないと思いますよ。
有川さん特有のベタ甘も今回は控えめで、男性にもそんなに辛くないかも。
有川さんのはなかなか文庫化しないので、いきなり文庫で書下ろしとか超嬉しかったです。
さ、も1回読も。
有川浩の書き下ろし文庫「シアター!」を読みました。

負債300万を抱え解散の危機に瀕している劇団のお話。
なになに?劇団の話ってだけでギュンと吸引されちゃうじゃないの。
春川巧が率いるシアターフラッグが負った借金は、ひとまず巧の兄の司が返してくれたものの、司曰く「今から2年で劇団があげた収益だけで300万を返せ。返せなかったらシアターフラッグを潰せ」
うーん、カッコイイですな。
いつまでも夢と現実の区別がついてない、大人か子どもかわからない、そんな状態でダラダラと芝居を続けている人たちに聞かせたい。
お金を貸してくれた巧の兄、司が劇団の制作的なポジションで劇団の金庫番として鉄血宰相なる渾名をもらい仕切っていくんだけど、有川さん、劇団のこととってもよく取材してあって、リアリティありました。
制作として、と言うよりは団体を動かす者としての司の言動が本当にカッコイイし、主宰の巧についていこうとする劇団員たちもカッコイイです。
劇団に何かしら関わってる人だったら、読んで損はないと思いますよ。
有川さん特有のベタ甘も今回は控えめで、男性にもそんなに辛くないかも。
有川さんのはなかなか文庫化しないので、いきなり文庫で書下ろしとか超嬉しかったです。
さ、も1回読も。