nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

コーヒーの地域性を感じる旅

2019年05月07日 06時01分57秒 | サステイナブルコーヒー
今朝のサーカス家のコーヒーは

北海道函館の

「くるみの森」さんのブレンドです。





今回の北海道旅行で

一番印象に残ったことは

「コーヒーの志向の地域性」です。

私は、独立する前から

「コーヒーの地域性」は

とても重要だと感じていました。

私のコーヒー師匠 故圓尾修三先生の論文にも

とても影響を受けました。



志向に関しては

コーヒーは「食文化」の一つだと思います。

それぞれの地域で

味噌汁の文化がそれぞれの地域で違うように

コーヒーも色々な地域の

自然環境、歴史、文化などに影響を受けています。

北海道のコーヒーは

焙煎度合いの強い、

少し苦めに味わいのでる風味が好まれる地域だと

思っていました。

北海道でコーヒーを飲んで

そのような傾向があるように感じました。

北海道で

サーカスコーヒーを飲まれた

大学の同級生夫妻に

伺うと

「スッキリしている」

という感想でした。

私もあちらの水でドリップしても

確かにスッキリした味わいになっていました。

「スッキリしすぎ?」

って感じるくらいでした。

伺うと

「水」質が関西とは違うということでした。

その同級生ご夫婦は

学生時代、関西で住んでいた時は

関西の水が飲めなかったということでした。

特に、

住まれている地域が

水が美味しくて

また水の硬度がとても低いということでした。

それも影響して

ある程度焙煎度合いを強くして

しっかりとした味わいにしないと

「たよりない」味になってしまうのだと

想像しました。

実は、

今度6月に

札幌北広島のイベントで

サーカスコーヒーの

コーヒー豆を販売いただくイベントがあります。






イベント会場は
元牛小屋のこんな素敵な建物!





北広島の

「かくれ家」という雑貨店さんのイベントです。

今回旅の途中に

立ち寄らせていただきました。

ブログでも書いていただいています。









その時には

このことを参考にして

北海道の方の味覚にに合わせた味わいを

作ってみようと思います。

また詳しくは

お伝えしますね。