心の中のBYJと共に!

ようこそ!老年期まっしぐらのハルの韓国旅行時々国内旅行の記録です。最近は旅には出ても、報告アップが滞りがちですが…

有馬温泉とそのついでに行く京都の旅(その8)

2015-02-07 | ショッピング

           東寺の初弘法

ゆっくり書いていたらNO8だというのに、やっと2日目の朝です。

旅を終えて既に2週間、どんどん記憶が曖昧になりつつあります。

頼りの写真は、この後はあまり写していないので、無事最後までご報告できるか

不安ですが・・・、今しばらくお付き合いください^^

 

2日目の朝は楽しみにしていた東寺の初弘法です。

弘法大師空海の命日に合わせて毎月21日には境内に縁日がたちます。

骨董を始め食品、古着、手作り小物、植木等様々なお店が出店されます。

その数は1200とも1400とも・・・。開始は朝の5時とありますが・・・

7時くらいに起きて、9時前に現地に着けばいいかなという感じで準備しました。

 

朝ご飯は昨夜近鉄の都道で購入しておいた、お握りとお惣菜詰め合わせプラス

最近ウリナムピョンお気に入りのインスタントシジミ入りワカメスープ(秋のソウル

旅にも持参)オルニチンだかが取れるのがいいそうです^^

 

ホテルから東寺までは歩いても10分程度ですが・・・・2年前に行った時は

駅から歩いて意外に長く感じたので、今日は近鉄で一駅、電車で向かいます。

どう行っても塔が見えていますから、道に迷うことはありません^^;

 

何時に出発したかは忘れましたが、予定した通りに9時前に東寺駅到着。

まだそれほど人出は多くありませんが、それなりの人数が下車しました。

みなさん東寺に行くんだろうなと、流れに従って付いて行くと、やはり駅を出ると

右へ向かわれます。真っ直ぐ進めば東寺南大門前に出ます。

門前の歩道にも露店がずらり並んでいます。

 

露天につられるように、そのまま南大門の方へ進んでしまって^^;

帰りに気付いたのですが、この日は通行規制がされていて、東門から入場するように

なっていました。ところが浮かれていたんでしょうね!

露店を覗きながらまっすぐ進んでしまいました^^;

 

入り口(出口)を入ってすぐ門のところでは、近郊の農家の人の手作りでしょうか

割り干し大根やら昔懐かしい霰が売られています。

霰はその昔、暮れの母の実家の餅つきで、祖母が私達孫の為に必ず作ってくれた

冬の定番おやつでした。昔を偲んで2種類購入。

霰も大根も飛ぶように売れていきます。無くなる前にと焦りました。

 

さらに少し行くと京都の漬物すぐきが樽ごと持ちこまれています。

細かく刻んでお醤油を回し、炊きたてご飯で食べた仄かな酸味が思い出されます^^

今日帰宅するのであれば買いたいところですが・・・

残念ですが、今回はお預けです。

 

お八つは買いましたし、いよいよ今日の本命、古い陶器類を置いているお店

中心に覗いて行きます。すると後になり先になり、何となく歩調があって

立ち寄る先々で、出会う一団の人々がいます。

 

講師然とした人の解説を聞きながら、骨董店巡りをしているらしい殆どおばさまと

稀に若干若そうな人たち。弘法 ツアーとでも云うんでしょうか?

縁日巡りは人気ツアーでもあるようです。

趣味を同じくする人同士のツアーは、当の人々は楽しそうですが、傍目には

ちょっと避けたい存在です。 

 

有田の少し古い蓋付きご飯茶わんセットや、朝鮮のものらしい姿の美しい壺の

幾つかに、ほんの若干目を惹かれましたが、手にとって見るほどの気は・・・

今回は見学だけで終わりそうだなと、出口方面へ向かおうとして、まだ寄って無かった

お店に気付き、引き寄せられるように入ると・・・何気に目を吸い寄せられた

2つの茶碗がありました。

 

2つとも井戸茶碗のようです。触っても良いか尋ねて、眺めていると

「いいでしょう!」とお店の人。抑揚に違和感があるので韓国の人のようです。

これが井戸茶碗らしき事はわかりますが、どういいか素人の私にはわかりません。

 

「오떻게 좋은데요(どういいのですか)?」と聞いてみると

「井戸茶碗ですよ!」とだけ。・・・・それは分かるんだけどな・・・

井戸茶碗として、この茶碗自体がどう良いのかを知りたかったんですが

 

こういうものを買い慣れていない私には、それ以上に会話を発展させる術がありません。

お値段を聞いてみますと、両方とも用意してきた範囲内です。

これが良い買い物になるかどうか、迷うところですが

日ごろから人は無論のこと物にも、出会いには縁があるという風に感じています。

2つのうちお安い方を購入することにしました。

 

買わなかった方の写真を撮りたいというと、どうぞと言っていただいたので・・・

                  井戸茶碗

 

無事、買い物を終えてそろそろ帰ろうと出口に向かっていた時面白いものを

見つけました。黒くて可愛いです^^

 

              棕櫚の葉のたわし

たわしというと通常、もっと明るい茶色いです。それに比べ随分黒いです。

不思議そうに眺めていると、たわしというのは本来棕櫚で作っていたのが、材料不足で

椰子の葉で作るようになったと教えてくださいました。椰子に比べ丈夫で繊維が抜ける

こともないそうです。一つ購入。

 

お休み処で小川コ―ヒ―の幟が見えたので一休みして・・・

帰る頃には人出は、来る時の比でなく境内も門前の歩道もごった返していました。

日本人ばかりか外国人にも人気のようで、国籍を問わずかなりの人たちが

楽しんダようです^^

 

 

≪初弘法で購入したものたち≫

              割り干し大根

 

                  束子と霰

                    井戸茶碗

 

 

 

(続く)