5月23日(土)、今日はマナカフェでミニコンサートが開催される日です。
マナカフェへ行くには新村(シンチョン)を通るので、訪韓以来まだ一度も
訪問していないセスクシの下宿に寄ろうと思います。
出かける前に宿からカカオでご都合を確認してうかがいます。
1年振りのセスクシ、相変わらず「ヒムドゥルダ!(疲れる!)」が口癖のように
出てきますが、お元気でした^^ただお手伝いのアジュモ二が手首を骨折する
怪我をして、最近やっと復帰したけれど、力を入れる仕事がまだ無理だから
~~。
それではセスクシの負担が大きいだろうと心配すると、それでも慣れた人と
働く方が良いと、気長に良くなるのを待つ考えのようです。
アジュモ二にとって有難いセスクシの待遇は、陰日向なく真心をこめて働く
アジュモ二のこれまでの働きぶりが認められているのでしょう。土曜は休日だった
はずのこの日、地方に住むセスクシの娘さん一家が遊びにくるというので、
ごちそう作りに駆り出されたアジュモ二にも、予期せず会うことができました^^
この日は取りあえず久々にお顔を見るだけのつもりの日、後日まお邪魔して
セスクシのご飯も食べさせてほしいとお願いすると、快くOKのお返事をいただき
来週月曜の夕方を約束して、ヨニドンへ向かいました。
マナカフェでは既に準備が始まっていました。他には新さん、初日に会った女性が
手伝ってくださっていました。
今日のメニューは、宴の定番チャプチェ、おいなりさん、焼きそば,etc~
最初はお稲荷さんにご飯を詰め、次は焼きそばに入れる野菜を切り~~。
ふと気付くと先生が居ません。聞くと子連れ留学中の人の子供を預かってくれる
保育園を探して近所の保育園に面接に出かけていらっしゃるとのこと。
今大学に聴講で通って勉強していらっしゃることが、実際緊急を要することなのだ
と理解できました。献身的な奉仕の姿に頭が下がります。
マルダさんが何やら小さく切ったものをササっと炒めていたと思ったら
3センチ程に切ったキュウリの切れ目を入れたところに、卵を黄身と白身に分けて
別々に薄焼きし、千切りしたものを切れ目に詰める作業が次のお仕事でした。
3人で根気よく詰めたから何とか出来ましたが、一人だったら絶対にやりたくない
だろう細かい作業でした。良く見ると卵の他にもう一種類何か挟まっていますね。
何だったかは既にすっかり忘れています、ごめんなさい^^;
出来上がりの美しい色のコントラストを見てください↓ 他の料理の写真は
忙しさと会場の混雑で撮り忘れましたが、これだけは仕上がった時に撮っておきました。
今日のコンサートの歌手はレイ・シドニー、何でもどこかでその歌を聞いた先生が
直接交渉してマナカフェでも歌っていただくことになったとか、日本にもたびたび
訪れていて、空港で外国人を取材する番組に密着されたこともあるとか、
普段は教会などで歌うゴスペルシンガーだそうです。
ご近所の先生の知人が、高校の美術科に通う娘さんが、その歌手のポスターを作
ったと、カフェに持ってきてくださいました。
実物より少し肉付きがいいようですが、感じを掴んで良く描いていると思います。
さすがセミプロ!
夕方が近づいて先生も留学生と共に戻り、お客さんも集まってコンサートがはじまりました。
開始時間も終わった時間も忘れましたが、小さな空間の中のミニコンサートは歌手の
足元で、子供たちが遊びまわるリラックスした雰囲気の中、♪ハ~レルヤ♪というフレーズが
途中何度も入る曲からはじまり楽しく進行しました。披露された中の‘君は愛される
為に生まれた’では、事前にワンフレーズずつ歌詞が紹介され、一緒に歌って会場中
皆ノリノリになって食事タイムに突入しました。
楽しい時間を過ごしていると、伝えようという意識がおろそかになるのか
公演中や会食中の写真がありませんが、訪韓後一番賑やかな楽しい時間でした^^