「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

「万が一、給食の為に、将来の子どもの健康を害したら、学校や役所はどう責任を取るのですか」母の訴え。

2014-03-17 02:33:24 | 福島第一原発と放射能

 僕は給食に昔から疑問があります。

 学校の中で、たまには皆で同じような食事をする意味はあると思います。しかし、それを毎日毎日、同じメニューを取らせる意味があるのか。家庭で行うべき、食についての理解を、勉学の場である義務教育で、そんなに優先させる必要が果たしてあるのか。


各地からの給食に関しての報告を、不定期に掲載しようと思います。


次号のメルマガで僕の給食についての思いもさらに書きます。

購読したいあなたの申込み先⇒http://www.hoshanobogyo.com/

重要情報は、メルマガに限定して掲載。必要な方は、メルマガを購読下さい。

 

 きょうは、川崎市南部のエリアから。川崎でも、市街地の中にあり、新興住宅地とは違い、昔ながらの下町的な川崎エリアでのある給食事情です。

====================================================

今回各地の給食事情を収集されるとのこと、私も何かお役にたてればと思い、メールをさせていただきました。


川崎市について(私は元々地元で実家も川崎です。) 

3・11の時、次女はまだ5年生でした。そのまま学校を休ませ静岡に一週間避難させ6年生から学校に通いました。

6年生になってから給食の汚染についての認識が私にあまりなく4月の間だけ、みんなと同じように残さず食べておりました。

5月頃から給食の摂取が危険なのではないかと思い、担任の先生(他のどの先生よりも理解がある方でした。)へ牛乳や給食の産地等で食べ残す事の許可を得るため、何度も交渉いたしました。

この学校では子供の話から、周りで給食や吸気を気にしてマスクをしている児童はいないらしくクラスメイトから皮肉めいた事等も言われていた様です。

先生との交渉の時に、必ず確認事項として申し上げていた事が「現在役所の立ち位置として、摂取しても問題はないとなっておりますが、万が一将来この事で子供の健康を害してしまった時、どう責任をとっていただけるのでしょうか。必要であれば校長先生にも同じ様にこれから何度でも許可していただけるまで交渉いたします。」と交渉の度繰り返しました。

その結果担任の先生が校長、教頭先生と協議のうえ、給食は、保護者の責任において摂取しても、残しても構わないと。牛乳も飲まない代わりに水筒にペットボトルの水を入れ毎日持たせる許可をなんとかいただきました。

中学生になっても、お昼はお弁当なのですが、牛乳給食と言って牛乳だけは出るのですが、アレルギーを理由に代わりに水筒を持って行かせています。

昨年阿部市長が引退し代わりに市長に当選した方は、中学でも給食にするよう働きかけをしているようで、3年後位から給食になってしまうようです。
以上 給食に関してお役に立つかどうかわかりませんが、川崎の南部ではこの様な状況です。

ちなみに私達は移住先が見つかりました。4月19日の講演も新幹線が取れれば参加する予定でおります。

この様に決断出来たのも木下様のブログのお陰です。現在移住準備中です。

====================================================

お子さんが皮肉めいた事を同級生から言われる事は、気の毒ではありますが、僕は一つ大きく得をされたなと思います。

人と違う事をする人間を糾弾しようとする試みは、オトナの特権ではありません。僕は小学生や中学生のうちから、違う話でさんざん嫌な目にあっています。

学校側が僕についてくれた事もありますし、教師が、生徒を焚き付けて、僕を排斥しようとした事もありました。

別に珍しい事ではありません。

でも、そういうことがあると、人間関係というものの本質に早くたどり着ける事が多いです。

食の問題は、人間の生存に関わる為、そうした意識をつまびらかにする事が多いです。

おかしな話ではありません。

現在役所の立ち位置として、摂取しても問題はないとなっておりますが、万が一将来この事で子供の健康を害してしまった時、どう責任をとっていただけるのでしょうか」

この文言は、この方の交渉能力の高さを示している文言と僕は感じました。

いろんな公職者は、実は責任を取る事を避けたいという意識が、民間人よりも一段と強い場合が多いのです。

ここを突くのはまさに的確です。手法として。

川崎市は、前の市長が率先してガレキを持ち込もうと当初画策したタイプの人物。神奈川でも独特な自治体。対応に安心する事はありえません。

===================================================

 被曝防御という観点で、全国の給食関係者にどのような認識を持たせる事が可能なのか。まさにいろんなことをさらに始める必要があります。


前提として、日本全国の給食でどのような問題があるのか、この自治体ではこうだ、この学校ではこうだという問題について、メールで知らせてみてください。
もちろん、こんなに良い事をこの学校はやっているという話でも良いと思います。

いろんなことで意味がある話が多ければ、給食放射能防御110番を開催しても良いかもしれません。

給食関連もこちらへメール⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

===========================================

食からの被曝は警戒すべき沖縄でも間もなく開催。那覇周辺の浦添市。

【4/5(土)ウクライナ報告会 IN 沖縄・浦添】

13時半会場 14時開演

浦添市てだこホール市民交流室(沖縄県浦添市仲間1-9-3) 定員250席位。

申込⇒http://kokucheese.com/event/index/149224/


=========================================================

避難者のメッカとなりつつある岡山でのウクライナ報告会が申込開始です。

【4/19(土)ウクライナ報告会 in 岡山】

13時半開場 14時開演 定員250人

きらめきプラザ(岡山県総合福祉・ボランティア・NPO会館)3階 (岡山市北区南方2丁目13-1)

申込⇒http://kokucheese.com/event/index/148732/

=====================================================