「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

いわき市で放射能から子供を守る団体、44歳の代表が死亡と報道。記事内容から僕が感じる善意の落とし穴。

2014-03-31 01:56:17 | 福島第一原発と放射能
すでに配信済みの第8号は、
【白血球が激減する原因不明の免疫疾患発症、身長が縮む中学生の娘。息子も
好中球が大幅減少。】

購読したいあなたの申込み先⇒http://www.hoshanobogyo.com/

特に重要情報は、メルマガに限定して掲載。必要な方は、メルマガを購読下さい。



放射能から子供を守るために活動されている団体は数多くあります。僕が全く知らない団体のほうが多数です。

この団体名は何回か聞いたことがありますが、直接は関係はありません。

この代表者、いわき市の方については、亡くなって初めて、その存在を知りました。

http://www.asahi.com/articles/ASG3Y4TMYG3YUGTB00F.html

僕は基本的にこの記事の内容しか知りません。

ですから、おそらく震災前から、がんを患っていて、残念ながら、今月亡くなったのだろうと理解するだけです。

この被曝に関して、向き合おうとする方たちの中に、通常よりも自分の体調面に不安があり、それがゆえに、感覚的に被曝問題を懸念されて、一生懸命に対応されている方が一定数います。

たぶん、こうした体の不安を抱えていながら活動している方は、通常よりも多いと思います。

だからこそ、被曝を懸念して活動を続けていた方の訃報を聞く機会が、最近、増えているのだろうとも思います。

この方もそのお一人と思います。44歳という若さ。ご冥福をお祈りいたします。


ただし、実は気になったことがあります。大切なことを含んでいるので、あえて踏み込んで書きます。

新聞記事の中の次の表現です。代表者の方をメンバーが偲んで答えている内容です。引用します。

《一人で黙々と公園を除染していたのを覚えている。「見返りもないのに、なんでこんなに人に尽くせるんだろう」と思った。》

「除染」の文字が気になって、こちらの団体の概要を見ました。

協力業者の募集として、《いわきクリーン活動に参加下さる方(除染ボランティア)」》という記載がありました。

「除染」という文字ばかりが更に気になり、「いわきクリーン」というのも確認しました。引用します。

《いわき市内の公園や運動場などの線量・汚染が気になる方&町内会・自治会さま、
お気軽にご相談下さい。
いわきの子供を守るネットワークではいわきクリーン作戦として、子供たちが安心して遊べるように公園・運動場などの遊具洗浄、草むしり、前後の計測をはじめとするクリーン活動ボランティアを行っております。》

《住民の方も参加下さいます。
お近くの皆さんも是非ご参加下さいね。その際は軍手と汗ふきタオルを忘れずに持参下さい。》

そこには、多くの住民が、作業をしている写真が掲載されています。

そこには、善意しか存在しないかのようです。

そして、ほとんどが善意であることも間違いないでしょう。

マスクをしている人も、していない人もいるようです。マスクの種類は写真からは判別できません。


僕が何を考えているのか、皆さんは理解されるでしょうか。

僕はこの被曝問題を三年間、伝え続けていても、毎日毎日、無常観に襲われます。

この記事を読んで最低限のチェックをして、やはり同じような思いにとらわれます。

除染は百害あって一利なし。

特に一般人が除染をすると、その人が健康を害したり、亡くなることがおこりうることは想定される話です。

チェルノブイリでは、こういう事例はよく知られた話だと、何回も何回も何回も伝えました。

それでも、こうした行為は止まないし、その除染という行為について、この方の亡くなったという文脈の中で、除染が善意として肯定されています。

被曝回避活動をしている中で、本来は最も賞賛してはならない行為が、その人の死とともに、肯定的な文脈で語られている、それも関係者や記者の無意識で肯定的に語られていることが、僕にはどうしようもない話と思われます。

被曝回避を意識しているはずの人々の中で。


善意であれば何でもよいとは僕は思いません。

善意であれば肯定的に判断すべきとは僕は思いません。

善意であるほうが遥かに落とし穴が多く、対応が難しくなると僕は思っています。

========================================================

 

 事務連絡です。4/2の午後まで、携帯電話は繋がりません。機種メンテナンスのため。携帯でお話がある方は、来週以降にしてください。メールやFBは適宜チェックしています。スカイプも対応できます。お急ぎの方は、メール頂き、スカイプでお願いします。

 

 土曜日、那覇周辺の浦添市開催。現地映像を見せながら解説するスタイル。

【4/5(土)ウクライナ報告会 IN 沖縄・浦添】

13時半会場 14時開演

浦添市てだこホール市民交流室(沖縄県浦添市仲間1-9-3) 

申込⇒http://kokucheese.com/event/index/149224/

 

=========================================

 

避難者のメッカとなりつつある岡山でのウクライナ報告会。

【4/19(土)ウクライナ報告会 in 岡山】

13時半開場 14時開演 定員250人

きらめきプラザ(岡山県総合福祉・ボランティア・NPO会館)3階 (岡山市北区南方2丁目13-1)

申込⇒http://kokucheese.com/event/index/148732/

==============================================

給食対応では全国でスバ抜けていた徳島でも開催。

【4/20(日) ウクライナ報告会 IN 徳島】

開場13:00 開始13:30~16:00

アスティとくしま 3F第2特別会議室 (徳島市山城町東浜傍示1)

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/155644/

予約すると、当日料金よりは、やや安いそうです。

 ============================================ 

 被曝防御という観点で、全国の給食関係者にどのような認識を持たせる事が可能なのか。まさにいろんなことをさらに始める必要があります。

前提として、日本全国の給食でどのような問題があるのか、この自治体ではこうだ、この学校ではこうだという問題について、メールで知らせてみてください。

 

もちろん、こんなに良い事をこの学校はやっているという話でも良いと思います。

いろんなことで意味がある話が多ければ、給食放射能防御110番を開催しても良いかもしれません。

給食関連もこちらへメール⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

==============================================