「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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改めて海外で僕が認識した、日本における、頭のおかしい、匿名のツイッター住民とネット発信者という存在。

2015-12-07 23:59:40 | 福島第一原発と放射能

短期ですが、いまは海外にいると、よくわかることがあります。

日本のネット社会で、匿名の人物たちが、特に関わりもなく、突然おかしな攻撃をネットで繰り返している状態が、如何に異様であるのかという事を。

海外は、ネットは匿名が第一選択肢ではありませんから。

僕は、基本的に公で発言するようになって、本名を名乗り、連絡先も開示し、必要ならば電話で話すこともしている人間です。

敵対側でも、社会的に正常の域にいるなら、電話番号も伝えています。

一度は、ネットで妨害的言説をはく人間と対面したこともあります。

しかし、こうした努力はほぼ無駄でした。

あまりにも知的水準が低く、社会常識がなく、基本的レベルの差が著しく離れているため、話は通じません。

そういう馬鹿に関しては、有体に言って、相手にする価値がないので、ほぼ放置していました。

時間経過もあって、ここ2年間ほどは、特に被曝回避側を攻撃する輩で、僕に過剰に絡んでくる人間は減少していて、むしろ被曝回避側であると一見思えるのに、おかしなことを言い出す連中の対応に追われました。

彼らも、頭がおかしい輩である可能性も極めて高いと思います。

それ以外には、何かの利益目的があり、その目的を僕の言説によってマイナスになると考える輩。

また、政治的な意向での攻撃。そんなところでした。

ところが、外国に行って、一週間経過している間に、頻繁に意味がわからない、ネットでの攻撃が相次いでいます。

珍しく、被曝回避を攻撃する連中からです。

僕は、台湾で、福島県民調査の結果を聞き、やはりA1からも、二年が経過で一定数甲状腺がんになる症例数が積み重なったことを確認しています。

更に、首都圏から、避難したはずの方たちが、相次いで突然亡くなっている話も知りました。

そうした意識でいて、危機感が強いだけです。

この感覚にいて、日本よりもフラットに物を考えています。しかも、距離感があるので、ネットに多く対応はしていません。

一日数ツイートしかしていませんでした。ブログ更新情報程度のことです。

それにも関わらず、狂ったようなアカウントから、突然に何人も攻撃がきます。

しかも、それは僕が特定の方にメンションしただけの話に関してです。

台湾に福島から避難している女性のアカウント。僕も面識があります。

彼女が身の回りで乳がんが多くなったと書いているため、「福島ですか?」と聞いただけの話です。

それ以上でも、以下でもありません。

知っている彼女に僕から飛ばしているメンションですから、彼女はそれに普通に話しています。

第三者が余程の話でないと、こんなことに言いがかりをつけて来ることは考えられません。

過剰反応して、僕を攻撃してきます。

今回は、自称福島県民のアカウント、それから反中国を標榜し、放射脳という単語を平気で使うネトウヨでした。

 

なんというか、普通に読んだらこんなことで、過剰反応する意味もない話ですし。しかも凪のような状態にしか一般的には見えない今、どうしてこういう連中が突然に強く反応しているのかが、理解に苦しみます。

頭がおかしいのは前からでしょうが、頭のおかしい連中が、何を契機に過剰反応しているのかが、僕には引っかかっているのです。

何かあるような気がして気になっています。


読者の皆さんに説明する必要はありませんが、そもそも汚染地は、福島だけではありません。南東北と関東全域に放射能汚染は拡散していて、健康症状は一定程度出ています。福島を特別視する理由はありません。東京のほうが、人口規模から考えると事態はより深刻になります。

こういう感覚の僕に、福島県民を揶揄する感覚はありません。

そもそも避難者以外に、知人も元々いませんから、僕が福島に関わる優先順位が高いと判断している感覚でもありません。

だから、こんな一言、「福島ですか?」と知り合いの福島避難者にメンションしただけで、過剰に反応する彼らのおかしさが、より際立って見えていると感覚です、異国の地では特に。

彼らには簡単に返しておきますが、被曝を容認したいなら、そのまま汚染地にいたらいいと思います。被曝する自由も、それによって健康を損ねる自由も、こんな馬鹿げた社会なら許容される話でしょうから。でも、そんな自由が許容されるなら、汚染を回避する自由や、放射能リスクはあると話す自由も、当然に存在します。

こんなあたりまえのことすら、容認できない輩は、「近代人」ではありません。

まず「人間」として認めるべきかどうかすら、僕にはわかりません。

また、くだらない放射脳という単語を平気で使うような「反中ネトウヨの屑」に言っておきますが、僕は台湾で、放射能を拒否したいという流れが続いていることを、確認しています。日本よりも、余程まともな人達が、政治的に牛耳る流れです。そうした国の体制に、被曝は問題がないとする、馬鹿の言説を聞く余地は日本以上にないということです。

放射能を問題がないとして、更に原発を拡大しているのは、日本以外ではあなたたちが忌み嫌う中国ですし。

こんなことも理解しないで、「放射脳」という単語を平気で使うネトウヨに、人としての存在価値は全くありません。

消え去りなさい。屑ども。

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