人も、組織も、時間経過とともに意味不明な振る舞いを平気でしていることを、読者の貴女にもきょうも確認して欲しいと思います。
こういう奇妙奇天烈なことを平然と行う組織や人々は、おのれの中に拭い難く根深い問題を抱えていることが、浮きぼりになるだけです。
本質的に、哀れですし、滑稽です。
僕が確認したのは、2016年1/13の20時過ぎでした。
福島県庁のホームページです。
福島県庁が、福島県民などに現時点で出している重要なお知らせの筆頭が、「北朝鮮の地下核実験に関する環境放射能情報」だそうです。
何度も言いますが、地下核実験は、そもそも大気中に大量放出されませんから、それを海を隔てた日本で、モニタリングポストで、線量が上昇することをとらえることは、ほとんどできません。
しかも、放射性物質に全土が汚染されている福島県。
分かる筈などありません。
ここで、北の地下核実験によって、モニタリングポストで優位に分かるほどの線量上昇がおきるというなら、ほぼ東アジアが壊滅する感覚に近い話です。
北が、どこかに核攻撃をしたのなら、まだこういう掲示の仕方は理解できなくはありませんが、おきていることは北朝鮮国内の地下核実験ですよ。
これが福島県にとってなぜ優先なのか、皆目理解不能です。
京都や大阪や福岡や滋賀など、西日本のいくつかの府県のHPを見ましたが、どこもそんな扱いはしていません(汚染地の東京は、福島にちょっと似たような感じでしたが。。。)。
放射能に汚染されているエリア特有のおかしな意識感覚があるとしか、僕には思えません。
自分達の放射能汚染は、出来る限り、過小評価する。
他所からの放射能汚染は、出来るだけ、過大評価する。
こんなことをしているのは、他国の第三者から見たら、よくて同列に扱われるだけです。
こういうことを、平然とHPでしてしまう福島県庁とその役人たちの心性は、僕には全く同感できませんし、相当におかしな意識状態だろうと思います。
あきらかにおかしいです。
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