無料の市販のブログサイトのシーサーブログはPC-9821のような超古い機種では、随分、起動に時間がかかったり投稿にも時間がかかりますが出来ないことはありません。自分は、前のブログに書いたようにリタイアしていますから、「こんなに古くて遅いPCを触っているとストレスを感じますわ!」なんてことは絶対に言いませんし思いもよらないことです。そんなせりふを60歳前後の人が平気で不躾にしゃべっているとしたら、それは全く自分の年齢とか立場をわきまえない酔狂な人間ということになるでしょう。なぜならば、そんなに急いでいったいどんな緊急の仕事をしているというのでしょう?年齢から言えば、もうゆっくりと落ち着いて淡々と仕事をセーブして確実に間違が出ないように行う年齢です。間違っても経営者は、秒刻みで一刻を争うような仕事を目一杯、体力の限界まで頑張るような名ばかり店長やそれに類するような部署に配置させてはいけないし自らも就いてはいけないのです。体力や頭脳の働きが冴える年齢では絶対ないので、万一そういう部署に就くと、おそらく重大な事故の原因になりかねません。
それに、第一、中小企業では最新型のPCを一斉に入れ替えて、業務用ソフトも一気にバージョンアップするなんてことは、収入対効果の面からも到底出来ることではないのですから、そんな贅沢な要求や発想を会社の経営状態も考えずに言うのはいかがなものかと思うわけです。
最近、といっても6月ですが、さるサーバー会社でほとんどすべてのデータが消失してしまう事故がありました。サーバー会社のメンテナンスの仕事では、絶対に間違いがあってはなりませんし、慎重の上にも正確を期なければばりません。こういう仕事に、「このpcは動作が遅いので云々・・・・」を持ち出すような、いつも故障や不具合が起これば自分の責任は棚に上げて、施設設備のせいにしたり、イライラとがさつな態度が多くて不埒な人物像が全く当て嵌まるような人を担当させてはなりません。当然のことです。落ち着いてゆっくりと慎重に「石橋を叩いて渡る」ような温厚で柔和な人間がコンピュータ管理業務には適当な人物像なのです。
でも、なにも、あのデータ消失事故を起こした大阪のサーバー会社のPC管理者の状況が上記のような状況であったとは、確証があるわけでもなくとてもいえるものではありませんが、最低限、バックアップしているデータも全部一斉に消滅させるようなことは、私のようなレンタルサーバーを借りて細々とwebサイトを運営している人間にとっても、業務用に使っている人々にとっても、今後は絶対に避けてほしいな・・・と願っているだけです。