標題については、電話やメールの着信専用に使っていて他の用途に使わず、自分から発信する場合は固定電話やスマホから行う(LineやViberのチャットや無料通話)といったような使い方をしている場合は、確かに通信費が安くて電池の消耗も少なくて1週間ぐらいは持つでしょう。つまり、ガラケーとスマホの2台持ちの場合です。或いは、仕事関係はリタイヤしていて、殆ど電話やメールは受けないし、こちらからも家族以外殆ど発信しないという場合も、これに当て嵌るでしょう。
ところが、そうではなくてガラケーだけを1台持ちでヘビーに使っている場合は、そういうわけにも参りません。たとえばこういうケースです。
つまり、仕事の関係でいつも多くの電話のやりとりがあるとか、WEB検索を一定の時間行う必要があるとかいう場合です。あるいは、家族(子どもや老人)の居場所を追跡するために安心ナビ(auのGPS位置情報追跡アプリ)を常駐させたり、電話待ち受けの着うたアプリを常駐させておいたりする必要がある場合は、やはり、常にすでにパケット通信料は増大して通信費は多くなり、電池もかなり消耗させていることは間違いないのです。ですから、WIFI電波を利用したり予備のバッテリーや充電器を持ち歩く必要があるでしょう。
それに、ガラケーの電池容量は僅か800mAH程度しかなくて、スマホの場合は、普通これの2倍~3倍はありますから、いくらガラケーが電池の持ちが良くて、スマホが電池を激しく消耗するものだ・・・というような一般常識があるとはいっても、やはり、そこは、使い方によっては、ガラケーもスマホも似たりよったりの結果になってしまうということは、きっちり認識しておいたほうがいいと思われます。
「ガラケーかスマホか?」というような、二者択一をせまるような記事がネット上に溢れていますが、これに惑わされるのではなくて、本当に自分はガラケーで必要十分なのか、或いはスマホが本当に必要なのか?という本質的なことを自分自身の立場で選択することが、これからの情報社会で大事だと思われます。