無料サーバーには、大抵付属しているWEBメールというのがありますが、あれは、おそらくほとんどの場合は迷惑メールとして処理されているのではないかと思われます。でも、その場合に、送信者がたとえば信頼の置ける親しい友人からのメールであるというように確認できた場合に限っては、「そうではない」というアイコンをクリックすると次回からは正式に受信トレイに分類されて受信されるようになります。
わたしは、個人的には、uni.meという無料の独自ドメインを取得して、これを使って無料サーバーであるところのアメリカのBa◆△eという無料サーバーと関連づけてnanigashi.uni.meというWEBページを開設しております。なぜこういう手間のかかる手順を踏んでいるのか?というと、それは、万一滅しても、別の無料hogehogeサーバーに移転すれば、看板はnanigashi.uni.meのままで、URLが消滅しないからです。
公的団体の場合でも、こういう二重構造の無料ドメインと無料サーバーを継ぎ足して公的な団体のHPを運営する方法を採れば、おそらく比較的データの損失や移転による読者離れが生じないでしょうから実用的なのかも知れない・・・と判断してもいいでしょう。ただし、この無料サーバーのBa◆△eは、過去に私の所属する某団体で使ったことがありますが、「危険なサイト」としてウィルスバスターで判定を受けたことがありますから、今後もそういう扱いを受ける可能性がないとは限りません。今は、そう言う「レッテル」というかよくない判定が解除されていますから安心ですが、わたしはまだ一抹の不安が残っていますので、この無料サーバーは個人的にだけ使っています。
もし、今後、無料サーバーのBa◆△eがフィッシング詐欺に関係する「危険なサイト」と認定されたならば、きっと訪問者はびっくりされることでしょう。私は、前述のように個人的なWEBサイトならば無料サーバーや無料ドメインを平気で使いますが、市役所などの公的機関にリンクする公的な団体のHPに、そういう過去にリスクのあった無料版を使うのは、当局から一切やめてください・・・と厳しく注意を受けた経験が自分自身にありますから、今後も、場合によってはまた無料サーバーを使うような話が、別のわたしの所属する公的な団体から、単に通信料金節約目的で提起されたときには、よほど気をつけないといけないと思っております。最近は、どこの任意団体でもHPぐらいは持っていますから、それを市役所にリンクさせてください・・・とお願いする場合には、無料サーバーとなると、特にこういう点をクリアしないといけないわけです。
無料サーバーは、もともと、消滅、流出、危険なサイト、DOS攻撃の踏み台・・・等々に晒される確率が決して低いわけではない代物ですから、任意団体がこれを利用する場合は、そういうことを十分に理解したうえで覚悟をもって自己責任で開設することになろうかと思います。
まあ、そういうわけですから、常識的には、有料サーバーで運営したほうが無難だと考えられます。(笑)
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