この裁判は、マツダの山口県防府市の工場で、最大で5年7か月間働いたあと雇い止めをされた元派遣労働者15人が正社員としての地位を認め、未払いの賃金を支払うようマツダに求めていたものです。1審の山口地方裁判所は、このうち13人について訴えを認めましたが、原告と会社側の双方が控訴しました。
広島高等裁判所は、今月上旬和解案を示し、22日、協議が行われた結果、原告はマツダの職場への復帰はしないものの、マツダが15人の原告全員に対して和解金を支払うことで和解が成立しました。和解金の額などは両者の取り決めで公表しないということです。
原告の1人、清水力志さん(44)は「提訴から5年3か月が経ち、和解と聞いて涙が出ました。多くの皆さまの支援に感謝しています」と話しました。
マツダは「和解で早期に終結させることが適切であると大局的に判断した結果です」とコメントしています。
NHK
派遣切り訴訟 マツダが和解金支払いで和解
広島高等裁判所は、今月上旬和解案を示し、22日、協議が行われた結果、原告はマツダの職場への復帰はしないものの、マツダが15人の原告全員に対して和解金を支払うことで和解が成立しました。和解金の額などは両者の取り決めで公表しないということです。
原告の1人、清水力志さん(44)は「提訴から5年3か月が経ち、和解と聞いて涙が出ました。多くの皆さまの支援に感謝しています」と話しました。
マツダは「和解で早期に終結させることが適切であると大局的に判断した結果です」とコメントしています。
NHK
派遣切り訴訟 マツダが和解金支払いで和解