名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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現役幹部自衛官が激白、貧困家庭を襲う「経済的徴兵」の闇

2015-09-05 | 労働ニュース
防衛省と財界が手を組み、若者を戦地に送り込む─。そんなおぞましい計画が国会で明らかになった。

 8月26日の参議院安全保障関連法制特別委員会で、山本太郎(生活)、辰巳孝太郎(共産)両参議院議員が暴露した『長期 自衛隊インターンシップ・プログラム(企業と提携した人材確保育成プログラム)』だ。政府の答弁によれば、’13年7月、民間企業の新入社員を自衛隊に2年間入れるという計画案を経済同友会に赴いて説明。立案のきっかけは、経済同友会の前原金一専務理事(当時)の提案だったという。

 この資料には明記されていないが、自衛隊入隊と引き換えに、奨学金(学生ローン)の返済を免除するという“アメ”が用意されている可能性が高い。というのも、翌’14年5月、過酷な取り立てに批判の声が相次ぐ奨学金に関する有識者会議で、運営評議会委員である前原氏が「(延滞者に防衛省で)1年とか2年のインターンシップをやってもらえば」と発言しているからだ。

 一方、延滞金の大幅減免を求める意見については、同年1月の会議で「それは難しい」と一蹴した。借金を膨らませて若者を貧困に追いやり、戦場に追い立てようとする腹がすけて見える。

 学生ローンの高額な返済が社会問題となっているアメリカでは、公的学生ローンは破産しても免責にならない。ただし、軍に入って危険地域へ行けば減免される。この仕組みにより大勢の若者が戦場に送られ、命を落としたり、取り返しのつかない傷を負った。日本もアメリカに倣うのか。

 もともと経済的困窮を理由に自衛隊を目指す例は少なくない。九州地方のAさん(20)も、その1人だ。地元は仕事の少ない旧炭鉱地域。サラリーマンの父は手取りで月給20万円ほど。一家6人の生活を母親がパートで支えるが、病気がちで毎日は働けない。

「親は学資を貯めてくれていたんですが、妹の学費に使ってほしかった。それで給料をもらいながら勉強ができる防衛大学にしました」

 学費がタダのうえに月10万円あまりの給料が出るのは魅力だった。加えて、自衛官になって救助活動がしたいという気持ちもあった。土砂災害に遭って自衛隊に助けられた中2のときの原体験が忘れられなかった、と話す。

「戦争に行くかもしれないなんて思ってもいませんでした。やりたかったのは救助活動です。勧誘に来た担当の自衛官も、“憲法9条があるから戦争に行くことはないよ”と何度も言っていました」

 入校すると、金持ちの子息はほとんどいなかった。Aさんよりはるかに貧しく、親に仕送りをしている学生もいた。

「戦争になるなんて考えの学生は、まずいなかったです。純粋に大学に行きたくて来たという人ばかり」

 しかしAさんは、先輩たちから陰惨ないじめを受け、精神的苦痛から退校を余儀なくされる。


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「空気感でやった」 大阪の外食チェーン、従業員が打刻した勤務時間を改ざん

2015-09-05 | 労働ニュース
ブラック企業を取り締まる大阪労働局の「過重労働撲滅特別対策班」(通称かとく)が、「まいどおおきに食堂」などを展開する外食チェーンのフジオフードシステムと、大阪府や京都府の店の責任者を書類送検したとNHKなどが報じている。

同社は正社員とパート従業員19人に、1か月最大133時間の残業をさせていたほか、正社員がタイムカードで打刻した勤務時間を、店長や地域マネジャーが改ざんするなどして残業代を支払わなかった疑い。

NHKは労働局のコメントとして、店長などがこのような改ざんを「空気感でやった」と話していると報じている。

厚生労働省は今年4月、東京と大阪の労働局に「かとく」を設置。7月2日には東京の「かとく」が靴販売チェーン「ABCマート」の労務担当役員と2点の店舗責任者を書類送検しているが、大阪の「かとく」が書類送検したのは今回が初めて。


「空気感でやった」 大阪の外食チェーン、従業員が打刻した勤務時間を改ざん
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「3年耐えろ」はブラック企業経営者の言い分 ネットの大勢は「さっさと辞めた方がいい」

2015-09-05 | 労働ニュース
いちど就職してしまったら、職歴をつけるためには辛くても3年間は我慢すべき――。新卒入社した社会人の間で、こんな言葉がささやかれている。しかし悪質なブラック企業に入って無理をして、心身を壊してしまったら元も子もない。

ネットユーザーの中には、ブラック企業と分かった時点で即刻辞めるべきと考える人が多いようだ。おーぷん2ちゃんねるのスレッド「ブラック企業でも3年耐えろってやつwww」でも「人生無駄にするからさっさと辞めたほうが良い」との声が圧倒的だ。ブラック企業をすぐ辞めて、再就職した人の投稿もみられる。

早期退職してもニート2か月で「再就職できた」の声

それでは誰が「辛くても3年間は我慢すべき」と言い出したのか。ネットユーザーの見立ては「ブラック企業経営者」やその関係者が、自分に都合のよいロジックを流しているだけだというものだ。


「3年耐えろ」はブラック企業経営者の言い分 ネットの大勢は「さっさと辞めた方がいい」
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短期で辞めた新入社員が、またすぐ辞めるとは限らない 「次の職場では勤続15年」という人も

2015-09-05 | 労働ニュース
その会社が嫌なら辞めればいい、という考え方があるものの、周囲からは「簡単に辞めると辞めぐせがつく」などと言われて止められることもある。しかし最初の会社を辞めた後に、幸運にも自分に合った職場に当たり、長続きする人もいるようだ。

女性向けコミュニティサイト「ガールズちゃんねる」には、「今年、新卒で仕事を辞めた人」というトピックが立った。トピ主は今年新卒入社したばかりの女性だが、「心身ともに疲れ果て」2か月で辞めてしまった。そこで同じように辞めた人がいないか、辞めた人は今何をしているかを尋ねている。

ゆとり批判に加え「この先も同じことを繰り返す」と決め付け

しかし他のユーザーからは、2か月で辞めてしまったことに対する厳しい批判が相次いだ。中でも目に付くのが、トピ主が「ゆとり世代」だから安易に辞めたのだという声だ。


「ゆとり世代だからね」「ヤバイね」
「2か月かぁ、そこを乗り越えるかどうかなんだよね」
「せめて半年は頑張れなかったの?」

「3年しないと会社は元が取れないんだよ」と、採用コストを回収するまで辞めるなという人も。職場に「ゆとり世代」が入るようになってから「使う方も例年より苦労が数倍」になったというグチを漏らす人は、「早く辞めてもらいたい人が5~6人いる」という。

もちろん「ゆとりでもちゃんと働いてる人は働いてます」と世代によるレッテル貼りに憤る人もいるが、短期間で辞める人は、どんな仕事に就いても長続きしないと決め付ける声が大勢を占めている。


「すぐ辞める人って、何の仕事就いてもすぐ辞めると思う」
「長続きしない人って、この先も同じことを繰り返すような気がします。楽な仕事なんてありません」

見切る勇気も必要「次の仕事も続かないとは言い切れませんよ」

それでも、トピ主のように最初の会社を早々と辞めたものの、その後に自分に合った職場と出合って長続きしている人も少なからずいた。「どうせすぐ辞める」とは限らないのだ。


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時給900円の求人に、なぜママが殺到したのか 子ども同伴で通勤できて勤務時間が柔軟

2015-09-05 | 労働ニュース
「主婦の皆様は優秀。他社を上回る成果が出ています」。そう熱く語るのは、ママスクエア(mama square、東京都港区)の藤代聡代表取締役だ。同社は2015年4月、三井不動産の商業施設「ララガーデン川口」(埼玉県川口市)に、託児スペースと親子カフェを併設した「ママスクエア」をオープンした。子連れで出勤でき、子どもの様子をガラス越しに見ながら働ける新業態のオフィスだ。

 休憩時間は併設のカフェにて親子でランチもできる。商業施設内なので同じフロアのフードコートを利用してもいいし、仕事が終わった後はスーパーやアパレルショップで買い物をして帰ることもできる。忙しいママにとって便利な環境が整っているのもウリだ。

 登録スタッフは30人、スーパーバイザーが4人、保育士とカフェスタッフが各8人という構成だが、全員が育児中のママである。現在の登録スタッフの主な業務は、リクルートジョブズから受注しているアウトバウンド(お客に電話をかける)業務だ。オープンから間もないが、すでに他社の4倍の成果を叩き出しているという。ブランクがあり、働くには何かと制約の多い彼女たちを、いったいどのような仕組みでマネジメントしているのだろうか。

 藤代代表はリクルートを経て独立し、04年から親子カフェ事業を展開している。累計22店舗を立ち上げてきた中で約2000人の主婦を面接・採用してきた。この経験から次のように断言する。

 「主婦は仕事ができるし、まじめ。子どもが熱を出したら休みたいと言うが、実際休むのは年に2日あるかないか。学生やフリーターのほうが突然休みます」
 
とても優秀なのに、なぜ働ける場が少ないのか。そう考えていた矢先、


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