青森県六戸町で、大学を卒業していないのに「大卒」と学歴を偽ったまま、6年以上も町役場につとめていた男性が、このほど依願退職していたことがわかった。
六戸町によると、男性は2009年4月、「大卒程度」を要件とする「上級一般行政職」として、採用された。その後、町から繰り返し、卒業証明書の提出を求められていたが、それに応じていなかった。
上司への虚偽報告など勤務態度に問題があったことから、町は今年に入って、男性の減給処分を検討しはじめた。そして今年7月、大学に問い合わせたところ、「卒業していない」ことが発覚した。男性は大学に通っていたが、卒業に必要な単位が足りず、退学していたのだという。
男性はすでに依願退職したということだが、今回のように「学歴」を詐称した場合、何らかの罪に問われないのだろうか。また一般企業で、学歴を偽って採用されて、あとからバレた場合、「クビ」になるのだろうか。大山弘通弁護士に聞いた。
●「学歴詐称」が犯罪に問われることはない
「今回のような学歴詐称が、犯罪に問われる可能性は低いと考えます」
大山弁護士はこのように述べる。どうして、そういえるのだろうか。
「犯罪として思い付くものは、『詐欺』と『文書偽造』です。
しかし、詐欺罪
大学を卒業していないのに「大卒」と学歴詐称・・・バレたら「クビ」になるか?
六戸町によると、男性は2009年4月、「大卒程度」を要件とする「上級一般行政職」として、採用された。その後、町から繰り返し、卒業証明書の提出を求められていたが、それに応じていなかった。
上司への虚偽報告など勤務態度に問題があったことから、町は今年に入って、男性の減給処分を検討しはじめた。そして今年7月、大学に問い合わせたところ、「卒業していない」ことが発覚した。男性は大学に通っていたが、卒業に必要な単位が足りず、退学していたのだという。
男性はすでに依願退職したということだが、今回のように「学歴」を詐称した場合、何らかの罪に問われないのだろうか。また一般企業で、学歴を偽って採用されて、あとからバレた場合、「クビ」になるのだろうか。大山弘通弁護士に聞いた。
●「学歴詐称」が犯罪に問われることはない
「今回のような学歴詐称が、犯罪に問われる可能性は低いと考えます」
大山弁護士はこのように述べる。どうして、そういえるのだろうか。
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しかし、詐欺罪
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心身を壊す、なんとなく会社で居にくくなる、転職しようにも求人が少ない……そんな現実がドッと押し寄せる40代。いま、40代で生活が破綻して「貧困」に陥る人が増えているという。
突然ふりかかってくる病気やリストラなどのアクシデントに見舞われた人のケースを取材した。
◆離婚、リストラ、事故、病気…ここまで重なるのか!?
幸せ家族が、たった3年で離散して生活保護に…【不運のドミノ型貧困】
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飲食業界のブラックすぎる労働環境は、もはやすべての労働者が知っているはずなのに、なぜか被害者は後を絶たない。ブラック労働の典型である、店での連泊を告発するのは、大阪の学生Yさん。
「梅田にある4階建てビルの居酒屋で、
被害者が後を絶たない「飲食業界の違法労働」。嘘の時給、店での連泊は当たり前…
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