民放も視聴率アップを目指して大変だと思いますが、付いていけないコンセプト?(用語)があります。
それはある民放で、安〇アナと香〇さんが総合司会を務めるもので朝番組です。
そのコーナーに「バズる」というものがあります。
意味はなんとなく分かりますが、正確にこの意味や語源が説明できる方は少ないかと思います。
特に、私の年齢ではさっぱり分かりません。
*突然白黒の写真をご紹介しています。
「バズる」の意味は、「ある事柄(言葉や物、人など)が、主にSNSなどのインターネット上で話題になり多くの人の注目を得ること」とネットでありました。
短期間で爆発的に話題が広がり、多くの人の耳目や注目を集め、巷を席巻すること、といった意味で用いられる言い回しのようです。
主にインターネット上でソーシャルメディア等を通じた拡散などについて用いられるものとしていました。
似た意味を持つ「バズる」と「炎上する」がありますが、最近の若者の間では当たり前のように使われる言葉としていました。
しかし、朝のテレビでこんなコーナー名が使われるとは、私は馴染めません。
最近はチャンネルをまわして、他局を視聴しています。
年配者には落ち着きの無いような番組になってしまいました。
これもスポンサー目線からなのでしょうか?(失礼!
どうも理屈ぽいものですから、語源は何かと調べて見ました。
「バズる」とは英語の「buzz」という単語が語源 になっているとのことです。
bazzとは、ハチが飛び回る音を表す意味の単語で、一箇所に大量のハチが集まる様子が、情報が爆発的に拡散するといった意味に捉えれて、使われ始めましたことが語源とされています。
新語がどんどん飛び出す時代になりました。
ただでさえ、衰えを感じている者としては、ついて行くのがやっとです。
続いて、昔から使われている言葉ですが、みなさんのご存じの「目からウロコ」の意味と語源です。
目から鱗が落ちるとは、何かがきっかけとなり、急に視野が開けて、物事の実態が理解できるようになることのたとえはご存じのとおりです。
また、目からウロコ/目が開かれる/開眼する/気付かされる/ハッとする/はっと気づくも同じような意味なのでしょう。
目から鱗が落ちるの由来・語源です。
目から鱗が落ちるは、キリストの奇跡により盲目の男の目が見えるようになったという、新約聖書『使徒行伝』第九章の「直ちに彼の目より鱗のごときもの落ちて見ることを得」から生まれた言葉のようでした。
普段使っている言葉が、新約聖書からとは・・・。
もう少し具体的にですが、
本来、目から鱗が落ちるは、誤りを悟り、迷いから覚める意味で使われていたのです。
「目から鱗」の語源・由来は新約聖書の「使徒行伝」
「目から鱗(うろこ)」の由来は、新約聖書の使徒行伝(しとぎょうでん)にある一節で、「すると、たちまち目からうろこのようなものが落ち、サウロは元どおり見えるようになった」という故事にちなんでいました。
聖書を由来とすることわざは、ほかにも「狭き門」「豚に真珠」「目には目を」などたくさんありますが、「目から鱗(うろこ)」はその中でもとくに有名な「サウロの回心」と呼ばれているエピソードに出てくるフレーズとのことでした。
へぇ~、「狭き門」とか「豚に真珠」もだったんですね。
クリスチャンではない私もクリスマス同様に日常として身近なものだったんですね。
なんとなく使っている「目からウロコ」もこのような語源があったのです。
間違っていたらスミマセン!
私が今注目しているのは、将棋の藤井壮聡太棋聖(19)の活躍と名言です。
「望外」「僥倖」「醍醐味」…藤井四段のすごい語彙力です。
だって、まだ19歳でしょ!
大阪市での対局に勝ち、公式戦の連勝記録を27に伸ばした藤井四段(14)は、中学生らしからぬ言葉遣いにも注目が集まっていました。
新聞記者のインタビューで将棋の魅力を聞かれた際に「醍醐味」という言葉を口にしました。
「実力からすると、望外(ぼうがい)の結果」(11連勝、4月4日)。
「僥倖(ぎょうこう)としか言いようがない」(20連勝)。
毎回、対局後に大勢の報道陣に囲まれる藤井四段。
あどけない表情からは想像もできないような難しい言葉を使って、謙虚に喜びを表現しています。
恥ずかしながら、藤井聡太4段の中学生とは思えない語彙力には驚きを感じます。
大谷選手もしかり、若者の活躍や見習うこと大です。
民放の方も多くの製作部門は若者が中心なのでしょう。
したがって、「バズる」なんて使うのかもしれません。
だから、当然テレビ離れになり好きな番組を録画して観るようになるのでしょう。
ご出演の方々も、大笑いしたりオーバーな表現で目立つための表現に終始しているようにも思えます。
テレビも「バズる」なんて使って、受け狙いしれいるかと思いますが・・・。
私だって偉そうに、私はいぶし銀だなんて言っていられません。
良い番組を作ることが視聴率アップにつながると思いますが、担当者はそれなりにご努力されているのでしょう。
白黒写真も面白いですね。
テレビも白黒の時代は、想像力もあって面白かったですね。
あの街頭テレビの人盛りは、今でも懐かしく思えます。
もう、4Kとか5Kなんて言わずに、いっそう白黒感覚で考え直したらいかがでしょうか?
Hiro