一昨日の東京都広報です。
広報記事の中に「スマホで広がる便利な暮らし」と書かれたコラムがありました。
思うと想うのどちらを使うか迷いました。
ネットでは、『思う』は幅広いケースで使えるのに対し、『想う』は感情を込めたい場面で使います。
適切に使い分けることで、表現の幅がより広がるでしょう。とありました。
したがって、感情を込めていますので、想うにしてみました。
読んでみますと・・・
何かと忙しい師走。
こんなときも、スマートフォン(スマホ)がお買いものなど日常生活を助けてくれます。
家にいながらお買いもの
便利でお得な「スマホ決済」
東京都生活応援事業~コロナに負けない!~
新しい日常における生活の応援やデジタルの力をかつようした地域経済の活性化に向けて、キャシュレスによるポイント還元などキャンペーンを区市町村で行っています。
都は、こうした事業を支援しています・・・と。
言わんとすることは理解できますが、スマホを使えない年配者も多くいます。
女房の友だちも、携帯(スマホ)は持っていても電話にも出ないし、ましてメールなども見ていない方が多くいるとのことです。
年配者はお一人でお暮しの方もいて、アプリのダウンロードも難しく、まして銀行やクレジットカードの登録は困難かと思います。
ガラケーで十分だと言う方もいます。
先日の「笑点」で懐かしの漫才師 夢路いとし・喜味こいしさんが昔の画像でご出演していました。
ATMでお金を引き出す方法です。
暗証番号?それ何ですか。
番号も5963で、それはごくろうさんかぁ~。
相方は私なら覚えやすい1111にしよう~。
お笑いですが、笑っていられない場面です。
最後はどうしても引き出せない!とのことでしたが、「そのカードはテレホンカードやない?」がオチでした。
そんな時代から、年配者にはスマホで広がる便利な暮らしは想像できなかったと思います。
この担当部署である東京都総務局行政部では、どなたを対象に記事にしたのでしょうか?
この仕組みは反対はしていません。(賛成です)
でも、どのような利用者がいるのか、年配者がその立場でこの記事(コラム)を書いても良いかと思うくらいです。
私だって、銀行決済をするためにダウンロードや手続きも大変な想いをして使えるようになりました。
まして、スマホの買い替えだって、替える前に銀行にスマホを変更するよと通知しなければなりません。
それに、セキュリティー対策からワンタイムパスワードも入力します。
私の利用している銀行は60秒ごとにワンタイムパスワードが変わります。
ふぅ~!です。
今では会社員ではありませんので、パスワードを覚える数も少なくなりました。
会社に入るにも、社員カード”ピッ!”として入室、パソコンに向かってもいくつものパスワードを潜りぬけて?やっと画面に辿りつきます。
そのパスワードも3カ月ごとに変えなければなりません。
私のスマホには、いろいろなアプリが入っています。
スイカ・iDアプリ・d払い・・・。(数え切れません)
余談(雑学)になります。
給料は通貨(現金)で支払うことになっています。
労働基準法第24条(賃金の支払)が根拠です。
賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。ただし、法令若しくは労働協約に別段の定めがある場合・・・・。
基本的には振込は労使協定で決められ、お互いに信頼関係があることが前提です。
今の時代では、振込みも当たり前になっています。
2019年12月には、内閣府の国家戦略特別区域諮問会議において、デジタルマネーによる給与支払いが規制改革事項として決定されました。
政府は早期の実現を目指しております。
政府の発表によれば、デジタルマネーによる給与支払いの例として念頭におかれているものは例えば次のものです。
スマートフォン決済・ペイロールカード等です。
私にとっては、給料の明細を知る必要性は無くなりました。
偶数月の15日が年金支給日ですので、あと12日間が待ち遠しく感じます。
これからドコモショップに行ってきます。
どうも、電話機能がつながったり、聞こえなかったり不安定だからです。
Hiro