猫のピアノ

猫のピアノ

漆黒のグランドピアノの上に飛び乗って
鍵盤の上を歩くたびに不協和音を奏でて
自分のお気に入りの鍵盤の上で丸くなる
猫による猫のための猫のピアノ

夏の雨

夏の雨

雨の中、傘もささずに
あなたは飛び出していきました
全身ずぶ濡れになって
それで振り返って
下くちびるをキッと噛んで
私を睨みました
私は何も言えなくなり立ちどまって
でも私もびしょ濡れになって
あなたを抱きしめました
私にそれ以外のことで何ができましょう
あなたは棒立ちになりなりながら
泣き崩れました

Night Club

Night Club

夜のクラブで
あなたは歌っていましたね
あなたはいつもとても静かに
バラードの曲を歌っていましたね
客の声援に答えるあなたは
いつも泣きたいような感情を抑えながら
微笑んでいるように見えました
あなたの歌声は少し涸れていて
それがあなたを孤独に見せるのでした
待合い室であなたと話す時
あなたはやりきれない思いを隠して
私の話ばかりを聞いていて
いつも自分のことは何も語りませんでしたね
あなたは自分の手首の傷を隠していました
私は知っています
あなたが黄色い照明を浴びながら
バラードの曲を歌っていたこと
私は忘れません

あなたとの思い出

あなたとの思い出

押しては寄せて砕け散る波は
海の嘆きのようでありました
僕はあなたのことを思い出して
海辺に佇んで涙を流すのでした
それほど海はやさしく
僕の心を癒してくれたのです
あなたと海辺でよく話したこと
今でもよく憶えています

永遠の夏

永遠の夏

あなたは着物姿で
ゆっくりと自動車から降りてきた
そうして白い日傘をさし
夏の日差しを避けるように
ちらっと太陽を伺いながら
陽炎が揺らめくあの坂で
あなたは僕を見たのでした
あの時ほど時間が止まって
永遠を感じた時はありませんでした
僕はあなたに恋をしたのでした

太陽と海

太陽と海

無数に砕けた太陽の光がきらきらと輝く
穏やかな夏の海がまぶしい
僕は自転車で砂浜沿いの遊歩道を走る
遠くで波乗りたちの姿が小さく見える
まばらな海水浴の客も海と太陽を楽しんでいる
強い潮の香りが風に運ばれていくのを感じながら
僕は自転車をこいで、すいすいと軽快に進む
ああ、人生が太陽と海と砂浜と夏でできていたら
僕はもっと違った人生を歩んでいたに違いない
人生はもっと軽快に歩むものだと知るだろう

恋文

恋文

わたしは、あなたさまに恋をいたしました。

熱中症？

熱中症？

今日は６時半起き。

何かもう身体が疲れきっていたみたい。朝食を食べた後、しばらくソファで寝て、起きたのが９時半。頭痛が。。。バファリンを飲んで１０時ごろアジトへ。当然、読書できる状態ではなく、アイスカフェラテのＬサイズを飲みながら、頭痛が引くまで、しばしボーっと過ごす。

お昼もしっかり食べなきゃと、大戸屋で”海老とたっぷり野菜のあんかけご飯”と、疲れを取るため一番カロリーの低い甘味”十勝あずきの白玉ぜんざい”を食べた。うーん、ようやく少し元気が出てきました。

その後、３０分チェアのマッサージを受ける。大分、リラックスしてきた。そしてまた別のアジトでカフェオレ。ようやく頭痛が引いてきました。でも頭が動かない。しようがないから音楽を聞きながら、いっぱい詩を作りました。

今日も読書できず（泣）。。。カカ。。。