まるまるぼうや ~拙書「屋上の幻想」より~
まるまるぼうや
まるをかく
じぶんのあたまに
まるをかく
たにんのあたまに
まるをかく
まるまるぼうや
たのしいな
まるまるぼうや
おこられた
まるまるかきすぎ
おこられた
しょげて
ちいさいまるをかく
まるまるぼうや
かなしいな
夜空の星屑
その子どもは
夜の空を舟を漕いで
渡ります
そよ風に乗せて
柄杓で星屑を夜空に
散りばめます
風に乗って星屑は
夜空に散っていきます
そうやって
その子どもは毎夜毎夜
夜空に星を散りばめるのです
Welcome!
Please access your Nakanaka Pierrot.
Please find out your Nakanaka Pierrot.
I'm waiting for your happy.
I love you.
So, please love me!
臨終
わたしは
不思議な感覚を覚えた
その人は
わたしの頭の中に
両手をすっと入れて
魂をすくい上げたのだ
嗚呼、この人の形をした
安らかな人が観音様なのかと
思った
背後に光輪を抱え
眩いばかりの美しさ
これなら
死後の世界も
楽しそうだと思った
檸檬
わたしは
でたらめに
積み上げられた
画集の上の檸檬を
手に取りました
そうです
あなたが置いていった
檸檬です
道化師を生業にしている
わたしが後を継いだのです
ー 梶井基次郎レクイエム ー
crazy love
I will go to the house
to see A-girl tomorrow.
And I will make love with her.
We will kiss many times.
She is my daughter and my lover.
machine gun
This is cafe.
The place was dark and
the following jazz song played.
Chris Connner - Lullaby of birdland
This song is short music.
For that time, a man entered in and
shooted machine gun like as honeycomb.
At the ending of song,
the cafe was silent.
地獄
女の幼子が
私の前に立っていた
綺麗な着物で
着飾りして手を固く
握っていた
私は何をそんなに強く
握ってるのかいと訪ねると
幼子は言った
”叔父さん、この中にはね
地獄があるのよ
だからおててを開いては
駄目なのよ”
私は何だか怖くなって
ゆっくりと離れるように
逃げ出した
私には何だかその幼子が
鬼のように思われたのである