おっさんZANNMAI

のんびり、ゆったり、おっさん度100%満喫の日々

感動しました

2012-04-19 00:31:20 | 映画
今年はロンドン・オリンピック。

テレビでも、いろいろとイギリスにまつわる話題を取り上げていますね。

おっさんもイギリスに関係すると言うか、そのものの映画を観ました。

といってもDVDなので一年遅れなのですが。

その映画と言うのは、「英国王のスピーチ」



現イギリス女王エリザベス2世の父ジョージ6世の伝記。

きつ音障害を抱えた内気なジョージ6世が、言語療法士の助けを借りて障害を克服し、第2次世界大戦開戦にあたって国民を勇気づける見事なスピーチを披露するまでを描く映画。

はっきり言って「地味」です。

でも、主演のコリン・ファースがとてもいい。

王様らしい一面と全く正反対の内気な部分を見せてくれます。

妻エリザベス役のヘレナ・ボナム=カーターや、スピーチ矯正の専門家ライオネル役のジェフリー・ラッシュの脇役も適材適所という感じ。

この映画で感じたことは、言葉を発するときにはその人の心がこめられて、それによって聞く人が心打たれるということ。

話し方のうまさでも言葉の選び方でもない(本編中にヒトラーの演説シーンが挿入されていますが、この対極も映画のうまいところ)。

心を込めるということ。

自分が伝えたいという気持ちを込める。

自分を振り返ってみて、言葉だけが流れているような話し方をしているのではないかと、反省してしまいました。

まだ見ていない人は、是非見てください。

きつ音障害を克服するためのトレーニングシーンはユーモアあふれるシーンで、映画史に残るかもしれませんよ。

アカデミー賞作品賞を受賞したもの納得の映画でした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする