おっさんZANNMAI

のんびり、ゆったり、おっさん度100%満喫の日々

年末年始スペシャル・イベント第一弾

2012-01-02 00:57:33 | グルメ
この何年か、おっさんは淡路島のホテル・アナガで大晦日を過ごします。

何かイベントがあるわけでもない。

ほんとうに静かな時間が過ぎていくのです。

たとえば、



こんな風にゆっくりと日が暮れていく。

そんな時間を楽しんだ後、飽食の楽しみがあるわけですよ。

午後七時。

いつもはあまり着ないスーツを着込んで、当然ネクタイなんかもきりっと締めて、レストランの席に着く。

ちょっと緊張感が走る。

メニューはシェフのお任せ。

おもむろにワインを注文して、注がれるのを待つ。

大晦日なので、シャンパンにしました。



テタンジェ ブリュット・レゼルブ

きりっとした飲み口、舌に残るぶどうの香り。

渇いた喉を湿らせたところに、アミューズが運ばれてくる。



よこわのマリネ。

続いて、ゴールデンポークのテリーヌ、りんごのソース。



しっかりした肉の存在感に、りんごのソースがよく合います。

おっさんは最近、オードブルとかメインとかいう感じではなく、何番目のお皿という風に料理をとらえています。

次のお皿は、ほうぼうのポアレ。



カリッと焼けた皮に、むっちりとした白身がおいしい。

量は少なくても、満足感は「大」。

食べ終えてしばらくすると、シェフ自らお鍋を持って来てくださいました。

小麦粉をまぶした鯛を両面に焼き色をつけて、スープで蒸し煮にしたもの。



(ここから写真が少し暗くなります。ごめんなさい)

鯛をほぐして、スープをかけて野菜と一緒にいただく。

鯛の甘みと野菜のうまみが絶品です。

ここで、シャンパンは部屋でのカウントダウンにおいておいて、赤ワインに変更。

最後の出てきたのは、



鴨のグリル、セップ茸のソース。

きのこのナッツのようないい香りが食欲を増してくれます。

もちろん、鴨もしっかりした歯ごたえのあるお肉。

ワインもすすみます。

ここで時間は九時。

周りを見ると誰もいない。

おっさんたちだけです。

デザートはラウンジへ席を移していただくことにしました。

おっさんは、アナガ・プリン。



コーヒーカップと比較してみてください。

でかい。

けれど甘くないので、するっとお腹に収まってしまうのです。

連れは、和栗のモンブラン。



これまた甘さ控えめで、大人の味。

デザートを楽しみながら、なんだかんだとおしゃべりをして部屋に戻ったのは11時前。

一年の締めくくりとして、ふさわしい食事でした。


翌日は早めにホテルを出て、帰宅の途に。

行きは玉突き事故にあって、渋滞に巻き込まれてしまったのですが、帰りはスムース。

これまた、新しい一年のスタートとしては上々ではありませんか。

こんな風に、スイスイと一年間過ごしたいものです。


追記 さっそく「挫折」してしまいました。
   
実家へのデザートに、「みたらしだんご」を買っていったのですが、これが失敗。

昼からお餅を食べていた母親と座敷わらしを「餅責めの刑」に処してしまいました。

お正月だから、和風のデザートと思ったのが間違いでした。

やっぱり物事はうまくいかない。
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