おっさんの悲劇

それは、昨日のこと。

グランフロントでの夕食前にトイレを済ましておこうと思ったのです。

最近、男性トイレの「大」のほうはなかなか空いてませんよね。

以上に長い人もいます。

おっさんが思うに、きっと中でスマホでもいじっているのではないかと。

ともかく一つ空いていたので、入って「コト」をすますことにしたのです。

まさに佳境という時、いきなりドンとドアが押し開けられたのです。

（ちなみにグランフロントのトイレはドアを押して入るようになってます）

目の前を何かが飛んでいったように思った瞬間、ひざにドアがぶつかったのです。

何かあわてたような声がして去っていきました。

鍵はかけたはずなのに。

見ると鍵が無い。

さっき、飛んでいったのは鍵の本体だったのですよ。

どんな力で押したんや。

なんて思っていると、ほおっておくとドアが開いていく。

このままでは、また開けられる。

必死でひざでドアを押さえてました。

もうこうなったら、落ち着いて「コト」をすますことなんてできません。

というより、途中で止まってしまいました。

ズボンを上げるのにも、背中で押さえてました。

それから、

「出ない」

のですよ。

夕べはずっと、中途半端な感じでした。

今朝になってやっと「すっきり」。

トイレって、人間が一番無防備な状態だと思うのです。

そんな状態で、おっさんに悲劇が襲ったわけ。

きっとパニックになっていたと思います。

今日もトイレに入っていて、外で音がするとソワソワしますもの。

トラウマになったらどうしよう、と心配なおっさんです。