七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

100本のみかん苗

2008年03月25日 | 無農薬みかん栽培

ツバメが、家の回りを飛び始めました 


「今年も我家に巣作りしてくれるかな
ブローチ ツバメの子 ケヤキ材 漆塗り 七曜工房作


野菜畑のコマツナ、白菜、カブラも,トウが立ち、
一斉に、菜の花になりました。


最近の味噌汁の具やおひたしは、もっぱら 菜の花


草木の芽吹きに負けないように、
 肥料やり、剪定、植え付け、接木、草刈り、種蒔き
 あれもこれもと、心せかされる
 春がやってきました。 


夫は、
 みかん畑の空いている所に、
 いろいろな柑橘の苗木を植えつけるつもりです。


大きな穴を掘り、



堆肥と肥料を入れ、植え穴作りに懸命です。





苗木が雑草に隠れた時の目印にもなる支柱を立てて



刈りとった草や野菜クズ、柑橘に、鶏糞や石灰を混ぜて発酵させ、
堆肥を作っている堆肥ボックスから



ホカホカに出来上がった堆肥を、袋に詰め



何十袋もの堆肥袋を、みかん山のてっぺんまで、担ぎ上げるのに、
はあーはあーと 息も絶え絶えにしんどそうです。


「みかんの実ができるのは、何年後
その時、こんな山のてっぺんまで、登れるやろか」
   と、下から急斜面のみかん山を、見上げて、心配そうな妻であります。
 

妻は、
 みかんの木は、
 初めから”みかんの木”だと 思っていましたが

カラタチの種から、芽の出たカラタチの台木に、
  それぞれの柑橘を接ぎ木して、
  温州みかんや伊予柑やレモンになるそうです。

つまり、カラタチの木は、
  総ての柑橘の木のご先祖様ということです。


3年前の11月頃
夫は、山などで、カラタチの実を見つけては、
春まで、土に埋めておき、
春にその種を蒔き、やがて芽が出て、
2年間で、立派なカラタチの苗木になりました。



カラタチ苗に接木作業中の夫
手前が、種から育てたカラタチ苗2年目


去年の春には、
その大きくなったカラタチ苗に、
レモン、ライム、清見オレンジ
かがやき、デコポン、はるみ、はるか、ばんぺいゆ、など
様々な品種の柑橘を接木しました。



ご近所から戴いた、いろいろな種類の柑橘の穂木


穂木を作り


2年経ったカラタチ苗に接木します。


接木の完了した接木畑


そして、カラタチの種を蒔いてから、
3年後の今、ようやく、接木1年生苗が、
100本以上立派に育ちました。


接木苗1年生


植え穴の肥料が落ち着いたら
苗木の植え付けです。

「こんな立派な苗木、100本買ったら、いくらする?」
皮算用して、ちょっと得意気な夫です。





 
 今、沢山収穫できている、立派なみかんの木に、高接ぎや腹接ぎしたりして
  新品種の柑橘に、転換する方法もあります。
  
  我々は、現在収穫できているみかんの木が、もったいなくて、
  なかなか、できないのですが、少しだけ、試してみました。
  そして、今、温州みかんや八朔の木から、レモンが少し採れはじめています。
  
  その様子は、  こちらをご覧ください。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドッドッドッ  お船が通る | トップ | 薪ストーブ が やってきた... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

無農薬みかん栽培」カテゴリの最新記事