[木造軸組工法] ブログ村キーワード
コラム「伊予弁」 愛媛新聞 2010年3月23日(火)掲載
夫より、ダイヤモンドの指輪やネックレスをもらったことはないが、
木のアクセサリーや家具は、頼めばなんでもすぐ作ってくれた。
地域の集まりや職場に、筆箱を持ち、ブローチをつけて出かけると、
珍しいのか、皆の目に止まり、誉めてもらっていた。
そして、木工尽くしのファッションに呆れ、
「もうじき、木の靴を履いて、木のかばんを持つのと違う」
とも、言われていた。
時計と指輪をはめて、胸には季節のブローチ そしてお揃いのイヤリング、
ハンドバックには、筆箱とめがねケース そしてキーホルダー
薬ダンス風のサイドボード製作中 (滋賀にて30年前)
チョとした細々としたものを入れるのに便利なようにと、
計18個ものも小引き出しを作って欲しい。。。。
木工が上手と誉めもらったのが仇となったのか、
夫は公務員を辞めて、大三島に移住して家を建てると言い出した。
退職後、建築の職業訓練校に入学してから数えると、
6年後の『一人で建てる木組みの家』の完成であった。
着工前は模型作りで試行錯誤 完成した『一人で建てる木組みの家』の
玄関には、夫に作ってもらった木のアクセサリーを飾り
リビングには、30年前作ったサイドボードを置いている。
誰もが、「いいね♪」と言ってくれる 民芸家具風のサイドボード
本来は小物を飾る違い棚が、本置きスペースになってしまっているが
18個もの小引き出し 何処に何をしまったのか忘れることが多い
そして今、夫は、
『一人で建てる木組みの家』のリビングで
売れる木工品を作るべく、アイデアをひねっている。
七曜工房の木工品のいろいろは
ブログ「ハーブ&クラフト・七曜工房」でご紹介しています。
『一人で建てる木組みの家』は、こちらをご覧ください。
コラム「伊予弁」第3回「みかんの木クラフト」愛媛新聞掲載もお読みください。
[湖西] ブログ村キーワード


七曜工房は、
みかん笛いろいろ そして 鳥のブローチいろいろ を出展しています

みかんの木で作った ナチュラルなアクセサリーにもなる、みかん笛
鳥の鳴き声のように鳴ります
鳥をモチーフに、ケヤキ材を手彫りして、漆を塗ったブローチは、
時が経つ程に、漆が艶を増し、ケヤキの年輪が浮き出てきて、愛着が増します。
この機会に、ぜひ、手に取ってごらんください。
七曜工房みかん島からは、新鮮、ちぎりたて
無農薬レモン 皮ごと蜂蜜漬けやマーマレード作りに好評です。
無農薬八朔 越冬樹上完熟木成八朔♪ 幻の五月八朔♪
農薬も防腐剤もかけていない八朔や伊予柑の皮で作った
大人の、健康橘皮菓子、ほろ苦さが癖になる
無農薬八朔伊予柑ピール
お近くの方は、この機会にぜひどうぞ
風曜日にようこどは、
こちらです。


七曜工房は、
みかん笛いろいろ そして 鳥のブローチいろいろ を出展しています


みかんの木で作った ナチュラルなアクセサリーにもなる、みかん笛

鳥の鳴き声のように鳴ります

鳥をモチーフに、ケヤキ材を手彫りして、漆を塗ったブローチは、
時が経つ程に、漆が艶を増し、ケヤキの年輪が浮き出てきて、愛着が増します。
この機会に、ぜひ、手に取ってごらんください。



農薬も防腐剤もかけていない八朔や伊予柑の皮で作った
大人の、健康橘皮菓子、ほろ苦さが癖になる




[家づくり] ブログ村キーワード
1 塗装
この木組みの家の木部は、一切塗装しないことにしていた。
下見板の外壁も防腐材も何も塗らない。
人はペンキを塗れば長もちするし、キレイだと言うが、
何も塗らなくても、そんなに早く傷むものでもないし、
自然の木肌そのものの変化を楽しみたい。
木製の建具も塗らない。
ただ、床板と水まわりの木壁だけはどうするのか迷っていた。
いつも身体がさわる部分や水がかかる部分は、どうしても汚れてシミがつく。
妻は、以前から台所の床は、必ず塗装して欲しいと言っていたので、
床板と水まわりは塗装することにした。
塗料は環境にやさしく安全と言われる植物性オイルを選ぶ。
いつも木工品に塗るエゴマオイルも一部壁に塗ることにしたが、
床板はR社とO社のオイルを使ってみることにした。

塗料に使う植物油は乾性油と言われる。
空気に触れれば、乾燥する油である。
サラダ油やゴマ油はいつまで経っても、ネバネバしていて、乾くことはないが、
エゴマ油やアマニ油、ヒマワリ油などは乾く。
またこれらは、木材の表面に膜を作らずに材の中へ浸透して固化するので、
材木が呼吸をすることができる と言われている。
塗料がニスのようにはげおちることもなく、古くなってくれば、
また塗れば元のようにキレイになるというスグレモノだ。
合成樹脂のニスやペンキに較べれば少し値が張るが、
ハケ伸びが良いので使用量が少なくて済む。
何よりも塗っている時やその後も、あのイヤな有機溶剤のにおいがないのが良い。
妻と二人で塗ると早い。日をあけて台所の床板は3回塗り。その他は2回塗り。
寝室の床(ヒノキ)とロフトの床(スギ)は、
比較するために、塗らずおいておいた。
トイレと洗面所の壁は、エゴマ油を2回塗りした。
O社のは粘度が高く少し塗りづらく、乾いた表面が滑り易い。
R社のは、とても塗り易く、仕上がり表面も良好。
エゴマは、少し塗りづらく、乾燥が遅い。

作業時間 2008年4月中旬~下旬
所要日数 2人で延べ1日
2 壁紙貼り
押入れと階段下収納の壁は、いつも目につかないので、
安く仕上るために、石こうボードを貼った。
この上へ、壁紙を貼る。
壁紙はノリ付きでない方が、健康に良いようなので、コットン紙とノリを別買いした。
押入れは、無地、階段下収納は見えないところのオシャレで、樹模様にした。
押入れを先にするが、慣れないので、うまく貼れない。
シワもうまく伸びない。壁際のカットがイジイジとなってうまく切れない。

収納の方は、少し慣れてきてうまく貼れるようになる。
収納の奥に入って作業をしていると、妙に気持ちが落ち着く。
樹模様のためか。壁紙を貼ると、壁がとてもグレードアップした。


作業期間 2008年5月31日~6月1日
所要日数 2日
3 障子貼り
寝室と居間の障子仕切り戸へ、妻と一緒に障子を貼る。

桟木で中央に菱形を作っているが、
この菱形の中は、押し葉を封じ込めた障子紙を貼って、
もっとおもしろくしようと。
押し葉は、妻が四つ葉のクローバーを押しておいたものがある。
この四つ葉のクローバーは、
隣のKさんが、妻が育てているクローバーの中から見つけたくれたもの。
クローバーなんかは、道端にいくらでも生えているもので、
育てるものではないと思うのだが
妻はとても好きで、通路の芝を抜いてはそこへ種を撒き、
芽が出ない所へは、小さな苗を移植して、せっせっと育てている。
不思議なほどの肩のいれ様だ。
そうしてその中に生えてきた幸せのクローバーだから、
大事に押し葉にしてある。

これを2枚の障子紙の間に、はさんでのり付けし、障子桟に貼る。
ノリが乾いて障子紙がピンと張ると、とてもキレイな障子戸になった。
夜、後から光が当ると、四つ葉の押し葉が浮き上がって見え、
子供の時見た、廻り灯籠を思いだした。


作業期間 2008年6月1日
所要日数 2,5時間
妻より
四つ葉のクローバーの様子や、障子貼りの様子は、
こちら「妻よりの実況版」もごらんください。

『一人で建てる木組みの家』のこれまでは、
こちらをどうぞ。
1 塗装
この木組みの家の木部は、一切塗装しないことにしていた。
下見板の外壁も防腐材も何も塗らない。
人はペンキを塗れば長もちするし、キレイだと言うが、
何も塗らなくても、そんなに早く傷むものでもないし、
自然の木肌そのものの変化を楽しみたい。
木製の建具も塗らない。
ただ、床板と水まわりの木壁だけはどうするのか迷っていた。
いつも身体がさわる部分や水がかかる部分は、どうしても汚れてシミがつく。
妻は、以前から台所の床は、必ず塗装して欲しいと言っていたので、
床板と水まわりは塗装することにした。
塗料は環境にやさしく安全と言われる植物性オイルを選ぶ。
いつも木工品に塗るエゴマオイルも一部壁に塗ることにしたが、
床板はR社とO社のオイルを使ってみることにした。


空気に触れれば、乾燥する油である。
サラダ油やゴマ油はいつまで経っても、ネバネバしていて、乾くことはないが、
エゴマ油やアマニ油、ヒマワリ油などは乾く。
またこれらは、木材の表面に膜を作らずに材の中へ浸透して固化するので、
材木が呼吸をすることができる と言われている。
塗料がニスのようにはげおちることもなく、古くなってくれば、
また塗れば元のようにキレイになるというスグレモノだ。
合成樹脂のニスやペンキに較べれば少し値が張るが、
ハケ伸びが良いので使用量が少なくて済む。
何よりも塗っている時やその後も、あのイヤな有機溶剤のにおいがないのが良い。

妻と二人で塗ると早い。日をあけて台所の床板は3回塗り。その他は2回塗り。
寝室の床(ヒノキ)とロフトの床(スギ)は、
比較するために、塗らずおいておいた。
トイレと洗面所の壁は、エゴマ油を2回塗りした。

R社のは、とても塗り易く、仕上がり表面も良好。
エゴマは、少し塗りづらく、乾燥が遅い。

作業時間 2008年4月中旬~下旬
所要日数 2人で延べ1日
2 壁紙貼り
押入れと階段下収納の壁は、いつも目につかないので、
安く仕上るために、石こうボードを貼った。
この上へ、壁紙を貼る。
壁紙はノリ付きでない方が、健康に良いようなので、コットン紙とノリを別買いした。
押入れは、無地、階段下収納は見えないところのオシャレで、樹模様にした。
押入れを先にするが、慣れないので、うまく貼れない。

シワもうまく伸びない。壁際のカットがイジイジとなってうまく切れない。

収納の方は、少し慣れてきてうまく貼れるようになる。

収納の奥に入って作業をしていると、妙に気持ちが落ち着く。
樹模様のためか。壁紙を貼ると、壁がとてもグレードアップした。


作業期間 2008年5月31日~6月1日
所要日数 2日
3 障子貼り
寝室と居間の障子仕切り戸へ、妻と一緒に障子を貼る。

桟木で中央に菱形を作っているが、
この菱形の中は、押し葉を封じ込めた障子紙を貼って、
もっとおもしろくしようと。

この四つ葉のクローバーは、
隣のKさんが、妻が育てているクローバーの中から見つけたくれたもの。
クローバーなんかは、道端にいくらでも生えているもので、
育てるものではないと思うのだが

妻はとても好きで、通路の芝を抜いてはそこへ種を撒き、
芽が出ない所へは、小さな苗を移植して、せっせっと育てている。

不思議なほどの肩のいれ様だ。
そうしてその中に生えてきた幸せのクローバーだから、
大事に押し葉にしてある。

これを2枚の障子紙の間に、はさんでのり付けし、障子桟に貼る。
ノリが乾いて障子紙がピンと張ると、とてもキレイな障子戸になった。

夜、後から光が当ると、四つ葉の押し葉が浮き上がって見え、
子供の時見た、廻り灯籠を思いだした。



作業期間 2008年6月1日
所要日数 2,5時間

四つ葉のクローバーの様子や、障子貼りの様子は、




[島暮らし] ブログ村キーワード
大三島での、我が家の生活には、新聞もテレビもない。
「瀬戸内海に、○○センチの津波が17時ごろ到達します。ご注意ください」
という、島内放送で、津波注意報も初めて知った。
慌てふためき、
「お父さん、津波やて。注意するって、どうしたらいいのよぉ~
」
「津波って、どうなるのぉ~
」
夫は
「○○センチやったら、大丈夫や。海底がボコッと凹んで、ワッと波が来るや。」
「パソコン見てみ。なんか分かるやろ」
パソコンを開いて初めて、3日ほど前にチリに地震があり、
その影響で津波が押し寄せてくることを知った。
台風被害にあう海辺に住みながら、こんな状態であるから、
政治経済や社会情勢など何も知らない大三島暮らしである。
大三島での、唯一の情報源、通信手段は、パソコン頼みである。
と言って、パソコンに精通しているわけではない。
夫は、正真正銘 生粋のパソコン無知である。
「上上↑ 下下↓」と マウス操作を妻に指示して、
横で画面を見るだけである。
パソコン担当の妻も、パソコン音痴で、
すぐにパソコン恐怖症に陥っている。

夫が作ったパソコン机のあるパソコンコーナー
滋賀でのパート時代は、名簿や集計の文字打ちをしていただけなので、
パソコンが固まると、自分が何をしたのか説明さえもできず、
「私は、何もしていないのですが、パソコンが、勝手に変になりました」
と、忍耐強そうな営業さんに頼みさえすれば、解決した.
大三島転居前に、とりあえずメールやインターネットの練習を始め、
「今メール送ったけれど、ちゃんと届いてる?」
と、近所のメル友に、走って確かめに行っていた。
そんなパソコン無知が、大三島に住み始めてからは、
大三島暮らしの近況報告やみかん宅配のお知らせに、
メールを使いはじめた。
時間制で通話料金の嵩むネット時代に、
大きな添付画像のメールを送信し、
「ジッージッージッー、、、、と時間のかかるメールは、すぐ堀内さんと分かる」
と、メールのブラックリストに挙げられていたようだ。
「お前迷惑やぞ
画像の縮小も知らんのか
」
と教えてもらったりした。
そんな、様子を見かねてたのか、てふてふさんが、
「堀内さんちの七曜工房」というHPを、
思いもかけず、プレゼントしてくださいました。
ワードで添付送付していた「大三島便り」をまとめてくださったのです。
こんな
応援漫画もです。
そのてふてふさんのHP「はなばたけ」は、最近ニューリアルされ、
待ち焦がれていた、「てふてふのお馬鹿日記」も再開されました。
パソコン引越しの様子が描かれていて、
パソコンの達人てふてふさんでも、「苦労されているのか」と、親しみが涌きます。
「堀内さんちの七曜工房」も、見捨てずに、一緒に連れってくださいました。
こんな
応援漫画続編 をプレゼントしてくださいました。

てふてふさんが、ニューリアルされた HP「はなばたけ」は
こちらです。
「掘内さんちの七曜工房」
~青い海と空 鳥の声と波の音・大三島より~
も、ご覧ください。

上、下と指示している夫の様子を見た友人より、
「まるで介護老人やな。堀内さん。検索ぐらい練習してくださいよ」
と評されて、
奮起した夫は、検索だけはできるようになりました。
パソコンは、まるでできない夫ですが、
妻が、パソコンを快適にできるように、
パソコン机は、妻の注文通りに作ってくれました。

パソコン机組立て中 材 タモ 塗り エゴマオイル


整理ベタの妻の希望は,下に用紙やインク、説明書などの収納を作ってほしい・
大三島での、我が家の生活には、新聞もテレビもない。


という、島内放送で、津波注意報も初めて知った。

「お父さん、津波やて。注意するって、どうしたらいいのよぉ~

「津波って、どうなるのぉ~


「○○センチやったら、大丈夫や。海底がボコッと凹んで、ワッと波が来るや。」
「パソコン見てみ。なんか分かるやろ」
パソコンを開いて初めて、3日ほど前にチリに地震があり、
その影響で津波が押し寄せてくることを知った。

台風被害にあう海辺に住みながら、こんな状態であるから、
政治経済や社会情勢など何も知らない大三島暮らしである。
大三島での、唯一の情報源、通信手段は、パソコン頼みである。

と言って、パソコンに精通しているわけではない。



「上上↑ 下下↓」と マウス操作を妻に指示して、
横で画面を見るだけである。


すぐにパソコン恐怖症に陥っている。


夫が作ったパソコン机のあるパソコンコーナー

滋賀でのパート時代は、名簿や集計の文字打ちをしていただけなので、
パソコンが固まると、自分が何をしたのか説明さえもできず、
「私は、何もしていないのですが、パソコンが、勝手に変になりました」
と、忍耐強そうな営業さんに頼みさえすれば、解決した.

大三島転居前に、とりあえずメールやインターネットの練習を始め、
「今メール送ったけれど、ちゃんと届いてる?」
と、近所のメル友に、走って確かめに行っていた。

そんなパソコン無知が、大三島に住み始めてからは、
大三島暮らしの近況報告やみかん宅配のお知らせに、
メールを使いはじめた。

時間制で通話料金の嵩むネット時代に、
大きな添付画像のメールを送信し、
「ジッージッージッー、、、、と時間のかかるメールは、すぐ堀内さんと分かる」
と、メールのブラックリストに挙げられていたようだ。

「お前迷惑やぞ


と教えてもらったりした。

「堀内さんちの七曜工房」というHPを、
思いもかけず、プレゼントしてくださいました。

ワードで添付送付していた「大三島便り」をまとめてくださったのです。

こんな

そのてふてふさんのHP「はなばたけ」は、最近ニューリアルされ、

パソコン引越しの様子が描かれていて、
パソコンの達人てふてふさんでも、「苦労されているのか」と、親しみが涌きます。
「堀内さんちの七曜工房」も、見捨てずに、一緒に連れってくださいました。
こんな



てふてふさんが、ニューリアルされた HP「はなばたけ」は

「掘内さんちの七曜工房」
~青い海と空 鳥の声と波の音・大三島より~
も、ご覧ください。

上、下と指示している夫の様子を見た友人より、
「まるで介護老人やな。堀内さん。検索ぐらい練習してくださいよ」
と評されて、
奮起した夫は、検索だけはできるようになりました。
パソコンは、まるでできない夫ですが、
妻が、パソコンを快適にできるように、
パソコン机は、妻の注文通りに作ってくれました。


パソコン机組立て中 材 タモ 塗り エゴマオイル


整理ベタの妻の希望は,下に用紙やインク、説明書などの収納を作ってほしい・
[田舎暮らし] ブログ村キーワード
1 汚れおとし
建前以来、ずっと気になっていたことがある。
建前が済んでから屋根をかけるまでの間に、何度か雨に打たれた。
又、刻み加工を終えた構造材を屋外に置いている間にも、
雨に打たれて破れたシートから雨水が回りこんだ。
そのため柱や桁や梁に黒いカビのシミがついて黒ずんでいることだ。

柱の汚れ

梁の黒かび

2003年3月刻み加工完了当時は、ピカピカだったのに。
家作りを見に来て、柱は古材かと尋ねた人が二人程いた。
それ程汚れて見える。組手部分や柱の足元部分の黒ずみがひどい。
カンナをかければとれるのだが、
建ち上がった柱や組手の近くはかけづらいし、
ヘタをするとカンナ跡が逆に目立つ。
白木用の洗剤で洗ってみたがとれない。
サンドペーパーをかけるのが良かった。
ただ凄く労力が必要。
電動のサンダーは持ってないので、手でやるしかない。
サンドペーパーがけを、黒ずみの目立つところから順番にやっていくと、
黒ずみだけでなく、作業中に色んなものがぶつかって、
大小のへこみ傷がいくつもついている。
反り小ガンナでへこみ傷を削りおとして、サンドペーパーをかける。
梁のベイマツも黒ずみが目立つものがあり、
広い面積をペーパーがけするのは、しんどい。


削り粉が舞うので、マスクをする。
マスクをしていても、すき間から木粉が入り、鼻の穴が真っ黒になる。

2日半かけて使った#240のサンドペーパーは、ちょうど30枚。
右手の中指と小指の先がすり減って痛い。
このあと、早速に電動サンダーを購入する決心がついた。
2 すき間埋め
組立の加工が思った以上にうまく出来たのか、
組んでみて結構キレイに収まっている。
目立つようなすき間もなく、見た人が感心してくれる。
うまい具合に目立つ箇所の組手がうまく組めている。
しかし、うまく組めていないところも当然あって、
作った本人だけがいつも気にしているところがある。
見られれば恥ずかしいし、早くすき間を埋めておきたいと思いつつ、
最後まで放っておいた。
梁と2階大引の渡り腮の部分の大きなスキ間へ埋め木をする。
あとは、許してもらえるスキ間だろう。
付記 妻ひろより
済んだこと事を悔やまぬ夫にしては、
エラク、柱や梁の汚れを見ては、気にしていた。
1年もかけて刻み、カンナかけしてツルツルになった柱や梁を
「きれいやろ」と、なぜては、楽しんでいた夫である。
落胆している夫が、気の毒になり、
「一緒に、ペーパーかけして綺麗にしてあげるから」
と珍しく、励ましたりもした。
しかし、ペーパーかけの時は、
「そんな高い所は、できひんわ」
「ちょっと、買物行ってくるし」
「すぐ、手伝うから待っててや」
と声をかけているうちに、
人間手動サンダーの夫が、
猛烈に、木粉を撒き散らしながら
ぺーパーかけを終えていた。
作業期間 2008年3月下旬~4月上旬
所要日数 3日半
『一人で建てる木組みの家』は、
こちらをご覧ください。
1 汚れおとし
建前以来、ずっと気になっていたことがある。

建前が済んでから屋根をかけるまでの間に、何度か雨に打たれた。

又、刻み加工を終えた構造材を屋外に置いている間にも、
雨に打たれて破れたシートから雨水が回りこんだ。
そのため柱や桁や梁に黒いカビのシミがついて黒ずんでいることだ。


柱の汚れ

梁の黒かび

2003年3月刻み加工完了当時は、ピカピカだったのに。
家作りを見に来て、柱は古材かと尋ねた人が二人程いた。
それ程汚れて見える。組手部分や柱の足元部分の黒ずみがひどい。
カンナをかければとれるのだが、
建ち上がった柱や組手の近くはかけづらいし、
ヘタをするとカンナ跡が逆に目立つ。
白木用の洗剤で洗ってみたがとれない。
サンドペーパーをかけるのが良かった。
ただ凄く労力が必要。

電動のサンダーは持ってないので、手でやるしかない。
サンドペーパーがけを、黒ずみの目立つところから順番にやっていくと、
黒ずみだけでなく、作業中に色んなものがぶつかって、
大小のへこみ傷がいくつもついている。
反り小ガンナでへこみ傷を削りおとして、サンドペーパーをかける。
梁のベイマツも黒ずみが目立つものがあり、
広い面積をペーパーがけするのは、しんどい。


削り粉が舞うので、マスクをする。
マスクをしていても、すき間から木粉が入り、鼻の穴が真っ黒になる。

2日半かけて使った#240のサンドペーパーは、ちょうど30枚。

右手の中指と小指の先がすり減って痛い。

このあと、早速に電動サンダーを購入する決心がついた。

2 すき間埋め
組立の加工が思った以上にうまく出来たのか、
組んでみて結構キレイに収まっている。

目立つようなすき間もなく、見た人が感心してくれる。

うまい具合に目立つ箇所の組手がうまく組めている。
しかし、うまく組めていないところも当然あって、
作った本人だけがいつも気にしているところがある。

見られれば恥ずかしいし、早くすき間を埋めておきたいと思いつつ、
最後まで放っておいた。
梁と2階大引の渡り腮の部分の大きなスキ間へ埋め木をする。
あとは、許してもらえるスキ間だろう。

済んだこと事を悔やまぬ夫にしては、
エラク、柱や梁の汚れを見ては、気にしていた。
1年もかけて刻み、カンナかけしてツルツルになった柱や梁を
「きれいやろ」と、なぜては、楽しんでいた夫である。
落胆している夫が、気の毒になり、
「一緒に、ペーパーかけして綺麗にしてあげるから」
と珍しく、励ましたりもした。
しかし、ペーパーかけの時は、
「そんな高い所は、できひんわ」
「ちょっと、買物行ってくるし」
「すぐ、手伝うから待っててや」
と声をかけているうちに、
人間手動サンダーの夫が、
猛烈に、木粉を撒き散らしながら
ぺーパーかけを終えていた。

所要日数 3日半



[木の家] ブログ村キーワード
1 棚 棚 棚
家作り のほぼすべてが完了して、
あとは棚ぐらいだなと軽い気持ちで作り始めたら、
何と家の中には、棚の多いことか。
世間には、日曜大工仕事の上手な夫と下手な夫が居て、
下手な夫は、
「うちの亭主は何もしてくれないのよ。棚一つ頼んでも、作ってくれないのよ」
と妻に言われてしまう。
しかし、この棚作り、実際にやってみれば結構難しいのだ。
先ずは、棚受け。
チョイと載せかけるところがあれば良いが、そうはいかないのが、常。
金属製の棚受けを買ってくれば、一挙解決だが、
自作するとなると手間がかかる。
でも、棚受けの構造も色々と考えられるから、いくつか作るのはおもしろいのだが。
棚板もあなどれない。
棚板の長さと棚に載せる物の重量によって棚板の厚みが決まってくる。
これがうまくいっていないと、棚板が垂れ下がってくる。
一番困るのは、タイル壁や土壁で、釘や木ネジを打てないところに棚を作る時。
その点、木作りの家では、
妻の命令するままに、あちらこちらと沢山の棚を取り付けた。

キッチン出窓のすのこや、流し台下の棚作りを命じられている。
2 食品棚
食品庫とでも言うか、幅1,8m 高さ2.4m 奥行き45㎝の大きな棚。
食品やあまり使わない食器類をしまっておくのに、
大きなものが備え付けであれば便利だろうと作る。
当初から予定していたので、後の壁はしっくい壁としてある。
備え付け家具は、既にある家の柱や床や梁等と一体になるような組み方を考える。
それ程難しい構造ではないと思っていたので、中途半端な図面で加工しだしたら、
エラく複雑で手戻りが多かった。
中央に仕切りが入り、左側が棚4段、右側が棚6段。
片側面は、板壁との一体感を持たせるため、板壁を張る。
材はすべて杉。柱は、75×54 棚受けは 38×20.
棚板は、t15と少し薄いので、板接ぎをした。

食品庫


作業期間 2008年4月上旬
所要日数 5日
3 小棚
洗面所 トイレ 収納庫等の小棚をとりつける。
棚受 に工夫を凝らすとおもしろいものができるので、
ついつい熱中してまう。


洗面所の小棚

前の海辺に来るアオサギをイメージした 洗面書の小棚

洗面所のタオル収納棚

トイレのトイレットペパーストック棚

階段下収納庫庫の棚

リビングのステレオスピーカー台
4 本棚
公務員時代、本が好きで、田舎暮らしや農業や家作りの本の読みすぎで、
ここしまなみ海道の大三島へ来てしまったという経緯がある。
元来何にでも好奇心を示す人間だから、
色んなジャンルの本を読んでは楽しんでいた。
それらの本が大事にしまってある。
読んだ本は持っておきたいので、昔からの文芸書もある。
新しい家ができれば、開封しようと引越してきて以来、
古家の押入れに、本を詰めたダンボール箱を入れっぱなし。
引越しの最終段階で、ロフトに本棚を置いて本を並べようとした。
既成品の木製本棚やスチール本棚があるので、
ロフトに持ち込んだところ、背が高くて入らない。
寸法を縮めるにもうまくいきそうにない。
スチール棚は、少し工夫すれば入りそうだ。
スチール棚なら他で使っているものがあったので、
妻に使用願いを申し出たら、
「本なんか捨ててしまったら」と。
妻は本を読むのは好きだが、
読んだ本を大事にとっておくという尊い習慣はない。
本を大切にする人間には本を捨てるなどという冒瀆はできない。
どうしょう。
「本棚を作ればいいやん」又しても、妻の一言。
そうだ。作ればいいのだ。
本棚は今ある物を使わねばならないという考えに囚われていた。
一度思い込むとなかなかその考えから抜け切れない、固定観念の強い人間には、
深い考えのない妻の一言が、時として解決策を生む。
ただ、本棚を作るための材を買ってないので、ありあわせの材を使うことにした。
夏場は、ロフトを風が抜けるのを邪魔しないように、設置場所を検討し、
妻が嫌っている貫板を利用しつつ、できる限りたくさんの棚を作った。
棚板が薄くて、本の重みで垂れているものもあるが、まあ許してもらおう。




作業期間 2008年6月下旬
所要日数 5日

『一人で建てる木組みの家』のこれまでは、
こちらを、ごらんください。
『一人で建てる木組みの家』インテリア編では、
「ロフトに本棚を」「あちらに、こちらに、棚を」と。。。
深い考えもなく、妻が、その様子をご紹介しています。
こちら と こちらです。
ごらんください。
1 棚 棚 棚
家作り のほぼすべてが完了して、
あとは棚ぐらいだなと軽い気持ちで作り始めたら、
何と家の中には、棚の多いことか。

世間には、日曜大工仕事の上手な夫と下手な夫が居て、
下手な夫は、
「うちの亭主は何もしてくれないのよ。棚一つ頼んでも、作ってくれないのよ」
と妻に言われてしまう。
しかし、この棚作り、実際にやってみれば結構難しいのだ。

先ずは、棚受け。
チョイと載せかけるところがあれば良いが、そうはいかないのが、常。
金属製の棚受けを買ってくれば、一挙解決だが、
自作するとなると手間がかかる。
でも、棚受けの構造も色々と考えられるから、いくつか作るのはおもしろいのだが。
棚板もあなどれない。
棚板の長さと棚に載せる物の重量によって棚板の厚みが決まってくる。
これがうまくいっていないと、棚板が垂れ下がってくる。
一番困るのは、タイル壁や土壁で、釘や木ネジを打てないところに棚を作る時。
その点、木作りの家では、


キッチン出窓のすのこや、流し台下の棚作りを命じられている。
2 食品棚
食品庫とでも言うか、幅1,8m 高さ2.4m 奥行き45㎝の大きな棚。
食品やあまり使わない食器類をしまっておくのに、
大きなものが備え付けであれば便利だろうと作る。
当初から予定していたので、後の壁はしっくい壁としてある。
備え付け家具は、既にある家の柱や床や梁等と一体になるような組み方を考える。
それ程難しい構造ではないと思っていたので、中途半端な図面で加工しだしたら、
エラく複雑で手戻りが多かった。

中央に仕切りが入り、左側が棚4段、右側が棚6段。
片側面は、板壁との一体感を持たせるため、板壁を張る。
材はすべて杉。柱は、75×54 棚受けは 38×20.
棚板は、t15と少し薄いので、板接ぎをした。

食品庫



所要日数 5日
3 小棚
洗面所 トイレ 収納庫等の小棚をとりつける。
棚受 に工夫を凝らすとおもしろいものができるので、
ついつい熱中してまう。



洗面所の小棚

前の海辺に来るアオサギをイメージした 洗面書の小棚

洗面所のタオル収納棚

トイレのトイレットペパーストック棚

階段下収納庫庫の棚

リビングのステレオスピーカー台
4 本棚
公務員時代、本が好きで、田舎暮らしや農業や家作りの本の読みすぎで、
ここしまなみ海道の大三島へ来てしまったという経緯がある。
元来何にでも好奇心を示す人間だから、
色んなジャンルの本を読んでは楽しんでいた。

読んだ本は持っておきたいので、昔からの文芸書もある。
新しい家ができれば、開封しようと引越してきて以来、
古家の押入れに、本を詰めたダンボール箱を入れっぱなし。
引越しの最終段階で、ロフトに本棚を置いて本を並べようとした。

既成品の木製本棚やスチール本棚があるので、
ロフトに持ち込んだところ、背が高くて入らない。
寸法を縮めるにもうまくいきそうにない。
スチール棚は、少し工夫すれば入りそうだ。
スチール棚なら他で使っているものがあったので、
妻に使用願いを申し出たら、
「本なんか捨ててしまったら」と。
妻は本を読むのは好きだが、
読んだ本を大事にとっておくという尊い習慣はない。
本を大切にする人間には本を捨てるなどという冒瀆はできない。

どうしょう。


そうだ。作ればいいのだ。

本棚は今ある物を使わねばならないという考えに囚われていた。
一度思い込むとなかなかその考えから抜け切れない、固定観念の強い人間には、
深い考えのない妻の一言が、時として解決策を生む。

ただ、本棚を作るための材を買ってないので、ありあわせの材を使うことにした。
夏場は、ロフトを風が抜けるのを邪魔しないように、設置場所を検討し、
妻が嫌っている貫板を利用しつつ、できる限りたくさんの棚を作った。
棚板が薄くて、本の重みで垂れているものもあるが、まあ許してもらおう。





所要日数 5日




『一人で建てる木組みの家』インテリア編では、
「ロフトに本棚を」「あちらに、こちらに、棚を」と。。。
深い考えもなく、妻が、その様子をご紹介しています。

ごらんください。
[ハーブティ] ブログ村キーワード
農家喫茶 ハーブ&クラフト・七曜工房
今日から、オープンです。


ティールームとショールームは、築50年近い古家をリフォームしたものです。
リフォームの様子はこちらをどうぞ。
しかし、1日中、冷たい 雨が降り続くあいにくのお天気
せっかく、咲いたミモザも、雨に打たれてしまいました。

昨日は、曇りながらも、こんなにきれいだった ミモザ

大急ぎで、ミモザのリースを作り、

ティー&ショールームは、ミモザのリースだらけです。

無農薬で育てた、季節の摘み立てフレッシュハーブティー



農家喫茶 ハーブ&クラフト・七曜工房の、ブログは、
こちら をご覧ください。

あやちゃんのしまコンブログで、ご紹介していただいています。
こちら と こちら です。
農家喫茶 ハーブ&クラフト・七曜工房
今日から、オープンです。



ティールームとショールームは、築50年近い古家をリフォームしたものです。


せっかく、咲いたミモザも、雨に打たれてしまいました。






ティー&ショールームは、ミモザのリースだらけです。







農家喫茶 ハーブ&クラフト・七曜工房の、ブログは、


あやちゃんのしまコンブログで、ご紹介していただいています。

