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七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

抜穂祭 一人角力 大山祇神社

2006年10月30日 | 大三島での生活
もう枯れるのかと思っているのに、ゴーヤがいつまでもなり続けている。
油断していると、大きく熟れて黄色くなっている。
大慌てで収穫したら、これだけもあった。


今日も、ゴーヤ茶とゴーヤの佃煮作りである。
そして夕食は久しぶりにゴーヤチャンプルに決まり。

ゴーヤの佃煮 ゴーヤの苦味と歯ざわりがほのかに残る、不思議な一品 
酢、醤油、砂糖で、ゴーヤを煮詰め、ジャコ、カツオ節、ゴマをからめる。


今日は豪勢に、豆腐、豚肉、卵、カツオ節入りゴーやチャンプル 


島のお豆腐屋さんが作る ”しっかり固めの豆腐” は、
ゴーヤチャンプルにぴったり。
パックではなくラップに包んで売っている。
ずっしり重くて、固くて、手で持っても崩れない。
お葬式などの準備中には、酒のつまみやおやつに出てくる。
「えっ!醤油だけで、生で、おやつに食べるの」とびっくりしたものだ。

(みかんの木で作った  ”みかんの木クラフトシリーズ” のひとつ
 ”はし置き&パズル”は、”アゲハチョウとみかんの花”・ 
 竹箸は大三島産の竹、作りたての青竹の時はすがすがしい。
 どちらも七曜工房作)

乾燥しているゴーヤ茶を、道の駅に出荷にいくついでに、
大山祇神社の『抜穂祭』(ぬきほさい)を見てきた。

大山祇神社の 『抜穂祭』 は、旧暦の9月10日に行われる ”収穫祭” で、
 『御田植祭(おたうえさい)』 
(旧暦5月5日)に奉仕した
島内から選ばれた16名の早乙女が再び奉仕して,
初穂を刈り取り神前に供える厳粛な祭事であり、
愛媛県の無形民族文化財である、
 『一人角力(ひとりすもう)』も奉納される。

御輿の出御祭(しゅつぎょさい)があり、
3基の御輿が境内斎田(さいでん)前の御棧敷殿(おさじきでん)に渡る。
神様に、初稲穂を差し上げる為、お御輿に乗って出かけていただくらしい。




早乙女(さおとめ)も、御輿とともに、斎田に向かう。
白衣に赤襷(あかだすき)、手甲脚絆(てっこうきゃはん)の装いが可愛い。

一人角力の ”一力山(いちりきさん)” の後姿も見える。


手鎌で斎田の稲穂を刈り、神様にお供えする。






『一人角力』が、大山積神に奉納される。
軍配を手にした行司が、神前に一礼し、「こなた精霊」 「かたや一力山」と呼び出す。
一力山が、一人だけで、精霊を相手に、まるで本当にいるかのごとく相撲を取る。
行司も真剣そのものである。


”一力山”は、稲の精霊と3番勝負し、1勝1敗の後、
「下手投げ」で、派手に倒されていた。 
めでたく一力山が神に負け、その年の豊年満作が約束される。
目に見えぬ稲の精霊の威力を示すことで、豊作祈願と豊作感謝を表すらしい。



 転居当時は、観光客気分で見たものだが、
 今日は氏子気分、みかんの豊作も祈願しておこう。

 神社には、愛媛テレビや新聞の取材陣の姿も見えたけれど、
 見学人は少なく、早乙女や奴、御輿の担ぎ手の親戚縁者が中心かもしれない。

聞くところによると、観光客動員の為の休日開催案もあるそうだが、
 大山祇神社が、頑として昔からの暦を固守して譲らぬそうである。
 さすが、日本総鎮守の神社のプライドであろうか。

 あくまでも、見せる為の観光ショーでなく、
 ” 島の農民が収穫を大山積神に感謝する神事 ”が、
 しめやかに行われている風である。


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トンガラシ活用法

2006年10月26日 | 野菜畑

爽やかな秋空が青い海の向こうまで続いている。
お日様にぽかぽかとあたり、秋風にそよそよと吹かれていると、とても心地よい。
みかんの収穫繁忙期にはまだ間があるし、農作業も汗だらだらでないし・・
のんびりと畑やハーブ園を見廻っているとますます幸せ気分になる

春のこぼれ種で咲き始めたカモミール、去年も、冬中、咲き続けていた。


タンポポもコスモスと一緒に咲いている。春には、一面まっ黄色のタンポポ畑が夢


らんきょ(らっきょ)の花 花が見たく植えたけれど、今では”花より実”


真夏より、木も草も野菜もずーっと元気になり、
収穫の秋、花一杯の秋 

毎日、ナスビとシシトウが山盛り収穫!何故か、トマトが今でも最盛期?
ずーっと、シシトウの油炒めに煮付け、焼きナス、マーボ茄子、ナスカレーが続く


食べ切れないナスビは柴漬け風にする。
塩漬けしたナスを塩出ししてから、
三杯酢 (紫蘇の実、トンガラシ、ショーガ入り)
に漬け込む。

10%の塩漬けしてから、塩出ししたナスビ


好み味の三杯酢(お酒や味醂も入れる)に漬け込んだナスビ


ドライリースの材料として欲しかった
レモングラス、千日紅、トンガラシもグングン育っている。




滋賀ではリースを作りたくても、材料入手に苦労したけれど、
今は材料は育てたけれど、リースを作る時間がなくなりそう

レモングラスもトンガラシも一杯あるし、月桂樹も少し大きくなった。
”キッチンハーブリース”が作れる~”

左から;レモングラスロープ、トンガラシリース、トンガラシ&月桂樹リース
トンガラシリースの枝は、ユーカリと月桂樹、ほんのりいい香りがする。
次は、ローズマリーの枝を使ってみよう 
    

このトンガラシ、料理に使うだけでなく、いろいろ使えて、結構重宝する。
米びつや保存食やぬか床の防腐剤代りや虫除けに
玄関に撒いて蟻避けに、焼酎に漬けを畑の殺虫剤に
冬にはホッカイロ代わりや、しもやけの薬にも
去年の冬、みかんの繁忙期、
地下足袋が濡れて冷たかったり、しもやけが痒かったり 
試しにトンガラシを靴下に入れると、
ぽかぽかと暖かくて、ホント気持ちよかった 
それで、今年は、自家採取の種も試しに撒いたら、
うまく育って、一杯収穫できそうである。

さて、トンガラシをどうしょう


ちょうど自家製 ”無農薬陳皮” もあるし、先ずは自家製 ”二味トンガラシ” 作り

ぱりぱりに乾いたトンガラシと陳皮をミキサーにかけるだけ
(トンガラシはすり鉢でもすっても、刻んでもいいかも)
ゴマや青海苔を混ぜても良さそう 



”自家製六味トンガラシ”
実山椒(我家はできないので貰い物)と我家の山椒の葉を乾かしたもの
陳皮、トンガラシ、白ゴマ、を一緒にミキサーにかける。
麻の実(買ったもの)は、プチプチ感を楽しむ為最後に混ぜる。
黒ゴマか青海苔をいれると、七味トウガラシになったのに。残念



ホント!自家製で二味や六味トウガラシの出来上がり
断然、○○食品の一味や七味トウガラシより、香りも辛みも新鮮で抜群です。


 反省  麻の実 わざわざ買わなくてよかったかなあ~
       山椒は、葉っぱだけでもいいかもしれないけれど。
       やっぱり、実山椒があればいいな。我家も絶対植えなくては
       春のちりめん山椒はおいしいし・・・
       
ずーっと前のことなんですが・・
「ひらりん気まま日記」のひらりんさんが、
七曜工房お勧めの トンガラシのホッカイロ効果 について自ら検証して体験談?
を書いてくださいました。
トンガラシ愛好家ができて、なんか嬉しかったなあ~~~

ひろ乃さんが、2006年1月14日のブログ”ひろ乃”で、
我が農園の無農薬みかんの ”陳皮” を使った "陳皮パン" を
作って紹介してくださってます。
「皮も使ってもらって、よかったあ。頑張って、無農薬みかん作りま~す」
って、元気百倍になりました。

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アナゴが6匹! ふんわり、ジューシー!

2006年10月23日 | 
家作り、最終第3回目の材木が搬入された。
今回は、いよいよ内装材で、床板にはヒノキの厚板も奮発した。
材木屋のアンちゃんが二人、いつものようにクレーン付き2tトラックを2台連ねて、
広島より納入に来てくれた。



「ウワア~~!家が立派にできとる。凄いじゃん。中見ていいっすか?」

かつて2回の材木搬入時とはうって変って、絶賛し、いろいろ聞いてきてくれる。
想像するに
1回目の柱や梁の搬入時は不思議な石垣基礎だし、
7ヶ月も経った、2回目の屋根や外壁材搬入時も、やっぱり基礎だけだったし 
「どんどん、材木ばかり沢山、買ってしまって、この人はどうするんだろう??」
と、不可思議で、心配だったのかもしれない。

出来上がった家を見て、安心したのか、見直してくれたのか、
心なしか、前回より、内装材の材木を、濡れないように、
丁寧につみ上げてくれたような気もする。



帰り際にも再度、家を見て、
「クレーンも使わず、たった一人で三又(さんまた)で棟上げするって、凄いっすね。」
「全部材木を刻むなんて、接続金具も使わないなんて、信じられないっす!」
「家が出来上がったら、テレビに出て、○○木材の材木を使ったって、
宣伝してくださいョ!」
「釣りできるッすよね?お金も遣わないすよね。」
「僕も、○○木材辞めて、大三島で暮らそうかな」
など、いろいろ話してくれて、帰っていった。

さっ、早く、綺麗な厚板のヒノキの床材を濡らさないように、
床張りをしなくては。



しかし、この土日、我家の前の海岸には、やけに釣り人が多い。
夫は、愛犬ハナの散歩の度に、海岸道路にアオリイカを釣った形跡のイカ墨を見つけては、しきりに悔しがっていた。
「旅行者に、我家のまん前で釣られるとは」

潮時表を見ると、新月の大潮であった。
「よし、今日は、4時からエサ堀りに行って、夜釣りするわ」

「ウン、ウン、アナゴ釣ってきて。アナゴ丼が食べたい」

夜、夫はハナを連れて、前の海岸で釣りをした。
ハナは、夫の傍でウロウロ、釣れた魚を見るのが好きで、
バケツから跳ねて飛び出した魚の番をして役に立つそうだ。



期待せずに、一応、アナゴ丼のご飯だけ炊いて待っていた。
7時過ぎ「アナゴが大中6匹。アナゴ丼や」と、意気揚々と帰ってきた。



「全部、焼くの?食べれるかな?」「食べれる。食べれる」
いそいそと二人で、遅い夕食準備をした。



さばいて焼くと油も抜けて適度にあっさり、肉厚なのに、ふんわり、ジューシー
二人で、6匹ぺろりと食べてしまった。
中骨も、一緒に焼いて、ぱりぱり、アナゴ味の骨せんべい。
ハナにも少し、骨せんべいを、お裾分けした。



デザートは、今年少しだけ実がつき始めた、”完熟イチジク”
ねっとり、もっちり、口の中でとろける食感は、上質のお菓子のよう。
後で、お茶がほしくなるって、かなり高糖度な果物である。



イチジクは潮にも強く、すぐに収穫でき、売れ筋商品という噂なので、
裏のハーブ園の周りに、ご近所より苗をもらって、去年十数本植えたのである。
夫の苦心の糸張りで、カラスは防げているが、ヒヨドリには食べられてしまう。



おいしいものを一杯食べて、満足満足、幸せ幸せ 

台風の大潮の海は、怖~い ”夜叉” のようだけれど、
魚をくれる大潮の海は、気前の良い ”大黒様” のようである。
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椅子アラカルト

2006年10月22日 | 木工
長男が生まれた時、学生時代の友人である建築家が、子供椅子をお祝いにくれた。カラフルな、プラスチック製で、ちょっと風呂イス風であるが、
安定感のあるデザインで、お洒落なものであった。
さすが、建築家のプレゼントはセンスもよく、かつ実用的でもあった。

1歳過ぎから幼稚園に上がる頃までずーっと、この椅子が実に役に立った。
座敷机や炬燵で絵を描いたり、おやつを食べたりする時の椅子に、
洗面所で歯を磨く時や、洋式トイレでおしっこする時は踏み台にもなった。
家のあちこちに、いや外にまで、持ち運んで、なにかと重宝した。
そして、ついに隅っこが欠けて、徐々に壊れてしまった。

4年後に次男が生まれ、1歳になった頃、あの重宝した椅子が必要になった。
夫は建築端材や竹で、長男の為に、おもちゃや竹馬などを作って楽しんでいた。
そこで、次男の子供椅子も作るように頼んだ。
夫はありあわせの建築端材のスギで、子供椅子を作り、仕上にはニスを塗った。
今思うと、材にも塗りにもなんのこだわりなく作った子供椅子である。
しかし壊れないで、20年後の今も健在である。
思い出の子供椅子として、花瓶置きとして玄関に鎮座している。

昔の小学校にあったような雰囲気の椅子
今盛りのウコン、生姜、千日紅の花。ウコンと生姜は今年初めて開花)


滋賀では、この子供椅子を見て、
「出産プレゼント用に椅子を作って欲しい」と言ってくれる人がいた。
そして大三島でも、
「孫に贈りたいから、椅子を作って欲しい」と注文してくれる。

"まあ~るいデザイン" の子供椅子 背もたれの埋木模様がポイント
ナラ材 オイルフィニッシュ仕上げ


「お絵かきグッズやおままごとセットを収納したい」という注文の子供椅子
前は"太陽" 後ろは"月"を、デザインしてくり抜いた。
アメリカンチェリー材 オイルフィニッシュ仕上げ


ハート型子供椅子 
クラブ椅子、ネコ椅子は,お嫁入りしてしまった。


「足が悪くて、正座が辛いので、座敷椅子を作って欲しい」など・・
自分に必要な椅子をあれこれと注文してくれる人がいる。

正座できないので、膝をついて作業できる座り椅子を希望された。
「いろいろな正座椅子を試したけれど、一番使い心地が良いわ」と
お裁縫だけでなく、外での豆の殻むき作業など、フルに愛用されていて嬉しい。

ナラ材 オイルフィニッシュ仕上げ 
膝がつきやすいように、座面が少しだけ前に傾斜している。


夫はデザインを考え、座り心地のよいように、安定感のあるように、頑丈に、工夫して、作るのが、楽しいらしい。
注文をもらうと、いくつかのタイプを試作をする。

座敷椅子をいくつか試作中


「炬燵でテレビを見たりするのによさそう」と小柄な夫人が気に入ってくださった。
私も、急遽台風浸水対策でパソコン机を上げた為、今愛用している。

座面の組手と背もたれの埋木がポイント ナラ材 オイルフィニッシュ仕上げ


我家のダイニングテーブルセットは、結婚当初購入したものを、今も使っている。
椅子は、息子二人が乱暴に扱った為、夫が幾度も修理を繰り返し傷だらけである。
夫は、ダイニングテーブルセットを作るため、私の希望をいろいろ聞いてくれた。
そして、まず手始めに、自分用の椅子を作り始めた。
より居心地よく座れるように、くぼみを付けたいと、砂で自分の尻型を取った。一緒に私の尻型もとってくれた。当然次は妻専用の椅子と大いに期待した.

夫専用の、ガッシリとした食卓椅子
ナラ材 オイルフィニッシュ仕上げ


ところが、私専用の、座り心地の良い、優雅なデザインの上質の材で作るはずの肘掛け付きダイニング椅子は、家作りが優先と、なかなか作ってもらえない。いつまでも、模型を眺めているだけである。

妻の要望を聞き取り作った”模型の肘掛け椅子”


しょうがないので、昔、夫が作った子供の勉強椅子に座って我慢している。
建築材の松材 ニス仕上げ
 

 夫と妻のマイチェアです 

ライティングデスクの椅子 座面がハート型で何故か座り心地よい
夫は、結婚25周年のプレゼントに、「ダイヤモンドより価値がある」と恩に着せて、ライティングデスクを作ってくれた。

ノートパソコンの時は、パソコン机として、よく座っていたものだ。


ライティングデスクの蓋を閉めた時。
椅子がすっぽり収まる、デザインが自慢


肘掛け付き座敷椅子
夫は、一時「小説を書く」と新田次郎を目指し? 毎晩この椅子に座り、小机に向かい、なにやら書いていたことがあった。
しかし、ことごとく懸賞小説に落選、今は、炬燵の背もたれ椅子となっている。



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大三島流 なんでも天日干ししてみたら・・・・

2006年10月21日 | 大三島での生活
「空気が乾燥しています。山火事が起こり易くなっていますので、焚き火は、やめましょう」 消防団がマイクで呼びかけながら、いつものように島を廻っている。
かれこれ、2週間以上、雨が降っていない。
今の間に、ハーブ、花、、いろいろなものを、収穫して乾燥しておくと良さそうである。乾物は、雨が少なく乾燥した瀬戸内に適した保存食かもしれない。我家は海辺で、風もよく吹き、なんでもまたたくまに乾いてしまう。

先ずは、モロヘイヤ粉。
以前東予の道の駅で見つけて試してみたかったものである。
10月2日「道の駅花作り講習会」
”モロヘイヤ”は、我家で毎年、旺盛に成長する。害虫にも、水不足にも強いし、自家採種もできる、とても、みやすい(育て易い)野菜である。
若葉を手で摘みとり、さっと茹でてポン酢で食べると、ヌルッとした食感で、いかにも身体によさそうな気がする。クレオパトラも愛好したらしいから、美人になるかもしれないと期待もする。
一度、モロヘイヤスープを作ったが、ジネンショより、粘りのある、ぼったりとした固まりスープができてしまった。どうも沢山モロヘイヤを入れ過ぎたらしい。
とにかくモロヘイヤは毎年食べきれないで、どんどん茂らすばかりである。

黄色い花が咲き、種もできかけている。葉っぱも硬くなっているかもしれない。
種は、「食べたら、死ぬるよ」と脅かされている。


茹でてから干すか、そのまま干すか迷ったが、とりあえず、そのまま干す。
ヨモギ粉は、茹でてから干したけれど、モロヘイヤは粘りが出て、扱い難そうである。


ミキサーで粉にしたら、青海苔風になった。
舐めると、口の中で溶けて、ぬめりがでてくる。


モロヘイヤ粉入りパン


モロヘイヤ粉入りカスピ海ヨーグルト


そばで、夫が、「あんまり、沢山入れ過ぎるな」と、口やかましい
”なんでも、やり過ぎる 過激な妻”を警戒しているようである。
パンもヨーグルトも、もっと過激に”緑緑”にしたいけれど、残念 

でも乾燥粉末だから、量はあるのだろうか?
お味は、確かにほんのり、モロヘイヤ。
来年は、忘れずに、花が咲かないうちに、モロヘイヤ粉を作ろう。

お次は、


古家に引っ越してきて、前住人のガラクタを整理していたら、お茶缶の中から、
プラスチックのような、チョコ菓子のようなものが、一杯出てきた。
「いったい、これはなんだろう?」「子供のおもちゃ銃のビービー弾?」
と、夫と二人で大いに不思議がった。
解らずじまいで、その辺に、ばら撒いたのかもしれない。

夏頃、こぼれ種かなにかで、我家の畑の片隅にマメ科植物が出てきた。
「ハブ草よ。種を採っておおき。毛虫に負けた時、お茶にして飲むと効くんよ」
と教えてもらった。
10月頃、細長い鞘ができ、茶色くなってから中を見ると、
あのチョコ菓子が、きれいに並んでいた。

それ以来毎年、育てる気もないのに、こぼれ種で芽を出しては増えていく。
今年は、玄関前のハーブ花壇のハーブ類は水枯れしたのに、
ハブ草だけが、元気にどんどん大きくなった。

黄色の花が咲き、順番に茶色い種のできていくハブ草


茶色になったさやから、チョコ菓子のような種が出てくる。
これを、1週間程天日干ししてから、炒ってお茶にすると”ハブ茶”である。


炒って麦茶とに混ぜて、少し煮出してお茶にした。
香ばしくて、くせもなく、夫は、”ゴーヤ茶よりいい”と言う。

どうも虫刺されには、効き目がなさそうだが、便通をよくし、胃腸には効果があるらしい。
それに、なによりも、わりとおいしい。
来年は、気合を入れて育ててみようか。

ハブ草は乾燥したやせ地でよく育つらしいから、開墾前の畑に種を撒いてみよう。
マメ科だから、土も良くしてくれて、一石二鳥かもしれかもしれない。
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産須奈大祭も終わり・・・台風も去り、ほっ!

2006年10月19日 | 大三島での生活
産須奈大祭(うぶすなたいさい)も無事終わり、
家に居ても、いつもどこかで祭囃子の太鼓や笛の音が聞こえてくる幻聴も消えた。
太鼓持ちの役目の人の頭の中で、鳴り響く太鼓の音も消えただろうか?
簡単に見える太鼓持ちも、重くて、耳の傍で太鼓の音が1日中鳴り続けるので、
結構辛い役目だそうだ。

産須奈大祭は、
旧暦の8月21~22日に行われる大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)の秋の氏子祭りで、今年は10月14~15日に行われた。
2日目の御輿渡御(みこしとぎょ)には、大三島各地の山車や獅子や奴っ子の供奉が一同に集い、演舞を奉納して豪華絢爛な祭りとなる。
大山積(おおやまづみ)の神は、もともとは山の神であり、それでいて海の神、武神、農神であるというオールマイティの位の高い神様なので、
島中の位の低い氏神神社の氏子が集まり、祭典を営むらしい。

大山祇神社の御輿の宮出し
大山積(おおやまづみ)の神が乗り移られ、渡御(とぎょ)される。


わが瀬戸は、大山祇神社の発祥の地であったということから、
産須奈大祭の行列の先導をとり、それが大いに誇りであるらしい。
産須奈大祭で奉納される、獅子舞はによってそれぞれ特色がある。
そして、山車も奴っ子も道化衆も、装束も化粧も様々である。
「わがこそ、一番!」と、練習と準備を重ねて、獅子を舞い祭囃子を鳴らす。
白塗りの顔で、道化役を演じている知人を見つけ、吃驚して笑ってしまうこともある。
わがの見世物は、若衆の投げ奴であり、軽快に毛槍を投げ渡しあうのが、見せ場である。

先頭を行く我が瀬戸の投げ奴っ子


二人獅子


神事の後、町に繰り出す”布団だんじり”


この日も、瀬戸の祭供奉総勢80人程は、神事の後、
大三島町のお迎えを待っていてくれる家々で奉納舞をして回り、
瀬戸のお旅所に戻ったのは夜遅くになった。
こうして各家庭から戴く「お初穂」が、祭運営の貴重な財源となるそうである。
お旅所で、提灯を持って待つの人たちを前に、
囃子を高らかに鳴らし、獅子を舞い、今年の秋祭りの総てが無事終了した。

私は、去年も今年も、お供の人たちが休憩や食事する場所場所で待機して、
お弁当を用意したり、カップラーメンを作ったりする、賄いの役目であったので、
残念ながら、産須奈大祭は、ほとんど見ることができなかった。

力飯 大山祇神社の男の氏子さんたちが握った大きなおにぎり。
ご利益があるという。提灯を持ちで迎えてくれる人にも、持って帰り配る。


しかし大先輩達の賄いの手際良さに見とれたり、
昔の祭りの様子や、いい伝えを聞き、いろいろなことに驚いたり、感心したり。

そして、引越し当時、産須奈大祭を見に行き、
訳も解らず、どこかののお供に付いて歩き、
「なぜ、各戸で獅子を舞うのか」「どこに行くのか」
「他の沢山の御輿や獅子はどこに行ったのか」
と大変不思議に思っていた謎が、いくらか解けた。
まだまだ、”祭”は奥が深そうである。

来年で夫の神社総代の役目が終わったら、
ゆっくりじっくり産須奈大祭を見るのが、大いに楽しみになった。
今度は、ちょっとした地元の氏子気分で見れそうである。

祭に浮かれている間に、心配した台風18号も、日本のはるか東に去っていった。
なにしろ家の回りに下水工事の大きな溝を掘っていたので、
もし台風が来たら基礎に水が廻ったり、浸水がひどくならないかと、
随分やきもきした。
焦った為か、夫は、途中二度ばかり、水道管をスコップで割り、手間取ったようだ。

トイレ、台所、洗面所など総ての排水実験をしたら、ちゃんと水は流れてくれた。

トイレと洗面所の配管を見る夫


「水流すし、流れていったら合図して」「あっ、水が来た。流れてきた」
排水OK! 配水管設置、成功! 溝を埋め戻す。

やっと、家の周りの大きな溝も埋められて、一安心である。


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瀬戸八幡神社 秋祭り

2006年10月10日 | 大三島での生活
「あ~、いい祭じゃ」 「良かったのう。雨が降らいで」
「今までにないええ天気のええ祭りじゃった。」 

10月7日朝9時の宮出しで始まった瀬戸八幡神社の秋祭りは、
翌日8日深夜12時過ぎの宮入りで、無事終わった。

氏子である瀬戸の人たちが、
由緒ある瀬戸八幡神社の神事を執り行いつつ、
ハラハラドキドキ、うっとり、ワイワイかつ厳粛に、
世代を超え心をひとつにして、存分楽しんだ秋祭りであった。

御輿の担ぎ手を初め、獅子、奴っ子、囃子、世話役、そして見る人、
みんな疲れてはいるが、心地よい満足感と開放感に包まれて、
ねぎらいの挨拶をしあい神社を後にした。

京都や滋賀で観光化されたショー的な祭を見慣れた我々は、
”人に見せる為の祭” ではなく、
まさに ”自分たちのための 自分たちが楽しむ祭” という、
祭本来のあり方を改めて認識した。

子供御輿 
神殿での儀式を待つ間、保育園児達が踊りや子供御輿を披露する。
御輿の担ぎ手のお父さんに支えてもらい、子供御輿を回す。
祭囃子は、おじいちゃんが太鼓を叩くという、親子3代も珍しくない。
右端は、御輿の法被姿でカメラを手に我が子を写すお父さん。


奴っ子 
宮出しは、傘と箱持ちの奴っ子を先頭とする投げ奴っ子で始まる。
「屋敷の前に~」の掛け声で毛槍を投げ渡しあう。


御輿 「ヤートコセー ヨーイヤナー」 神様を乗せた御輿を宮出しする。
神殿の前で、御輿を回し、揺さぶり、神様が目を回しそうである。


神殿前での獅子の奉納舞い
悪さする獅子をこらしめる獅子止め
「やあやあー日本 天(あま)が下 俺に敵(てき)かう者はなし 
 唐天竺(からてんじく)において、獅子でも熊でも来(こ)は来い来い
 止めてみしょう」


お祓いをすませた神主さん
その後、奴っ子が踊り、神様の乗る御輿のつゆ払いをする。


狭い道を通り、お迎えを待つ家に、門付けに行く御輿


夜になると提灯をともし、祭り行列をお迎えする。
玄関先に立ち、お祓いを受け、獅子の奉納舞を見る家の人


当家 ( 祭行列の総勢80人余りが食事や休憩をする家 )
地下足袋のまま座敷に上がり、食事や休憩をするので、シートをひいて準備する。
近所の人が、料理、接待、掃除と総出で手伝う。
雨が降ると泥汚れで掃除が大変!


「肩入れろ入れろ。それっ いくぞ」「危ないから道開けて」と掛け声も勇ましく
神社への夜道を走る御輿 (乗っておられる神様に喜んで戴くためであろうか?)
日が暮れると、再び元気になり、お酒も入り盛り上がる若衆たち。


提灯行列に照らされ、神社の鳥居前で獅子を舞う


祭を通じて、子供たちは、様々な年代の大人から、
獅子舞いや笛太鼓だけでなく、祭の由来や祭礼の意味なども
いろいろなことを教えてもらう。
まさに伝承文化やの歴史が学べる貴重な機会である。

夜遅く疲れてきても、「休んだらあかん。祭囃子は吹き続けるんや」
と叱られながらも、子供たちは祭が大好きである。
ヒラメの養殖場ではちくわをもらい、みやげ物店ではソフトクリームをご馳走になり
集められた初穂料より、いくばくかのお小遣いまで戴けるのであるから、
”祭大好き人間”が育つはずである。

獅子の着物に飾り物として付いていた魔よけの猿
お守りにする為、引きちぎられ、2日間で100個近く無くなってしまう。
(七曜工房作 木のおもちゃ・木馬に座られせたら、可愛い~


今晩から、大山祇神社の産須奈大祭に向け、練習と準備の再始動である。
大三島全部落の獅子や奴っ子が、それぞれの地祭りを終えた1週間後に、
日本総鎮守である大山祇神社に集うのである。
大山祇神社は、天照大神の兄である大山積神を祭神とする、
格式の高い神社だそうだ。

さて、我がも、猿を獅子に付け直して、気合いを入れて練習練習

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秋祭りに備えて、おおわらわ

2006年10月06日 | 大三島での生活

明日あさって(旧暦8月15,16日)の瀬戸八幡神社の秋祭りに備えて、
のあちらこちらに、祭りののぼりが立てられた。
朝7時過ぎから、十数人が、手際よくのぼりを立てていく。


大三島にある10社ほどの氏子神社の秋祭りは、
毎年中秋の名月、旧暦の8月15日に行われる。
きっと、夜中まで、御輿を担いだり、獅子を舞わすのに,
満月の夜は明るいからかもしれない。
それぞれので、昔から伝えられてきた独自の奴っ子、御輿、獅子、囃子が、
それぞれの中を練り歩く。


我がでは、瀬戸八幡神社のお旅所(おたびしょ)に、
獅子、笛太鼓、投げ奴の練習や、祭り実施の相談や準備の為、
2週間前から毎晩、沢山の人が集まる。
夫も神社総代の会計役なので、毎晩出かけていく。


毎年、一番の問題は、600㎏の御輿を担ぐ若衆の人数が集まるかどうかである。
丸2日間、早朝の宮出しから深夜の宮入りまで、中を歩いて御輿渡御し、
200軒以上ものお迎えの家で、御輿回しをするのは、大変な重労働で、
2日間で地下足袋を履き潰すそうである。
お酒も入り、夜に、細い坂道や曲がり角を御輿を担いで回るのは、とても危険で、
体力、気力、そしてなによりもみんなの意気が揃わないと怪我人が出る。
「御輿担ぎに戻って来いや」という若者グループの仲間への声かけで、
島から出ている若者が、御輿を担ぐ為にわざわざ戻り、延べ30人程が集まった。
過疎化と高齢化で、徐々に御輿渡御を辞めたもいくつかあるという。
我がは、若衆の威勢のよい御輿渡御(みこしどぎょ)が見れて、
大いに楽しみである

御輿の点検、修理やロープがけ(担ぎ易いように)をする若衆たち


獅子舞と獅子止めの練習
獅子止め役のなり手を捜すのも、大問題らしい。
小学校低学年の男の子が条件であるが、子供の数も少なくなっているうえに、
何よりも、獅子止めの高価な衣装を揃えるのが、大変なようだ。


祭の飾り物の工作や裁縫
獅子の背中に各家庭で作ってきた魔よけの猿をつける。
この猿は、回っている間に、落ちたり、みんなに引きちぎられてなくなってしまう。


獅子止めの頭飾り できるだけ、きらびやかになるように工夫して作る。


太鼓に合わせた獅子舞の練習


笛の練習 島の子供たちは、みんな横笛で祭囃子を上手に吹く。
昔は、祭には女の子や小さい子は出ることができず、憧れだったそうだか、
今は女の子も引く手あまた、奴役にも志願する女の子がいる。


投げ奴の練習 長い槍を上手に投げ合うのが、見せ場らしい。
昔は大人が派手な長じゅばんを着て踊り、華々しく人気があったという。


保育園児の子供御輿などの練習
将来の貴重な”祭大好き人間”が、沢山産まれそうである。


神主さんを初め、御輿の担ぎ手、獅子、奴っ子、囃子、世話役ら総勢80人余りの大所帯が、200軒以上を2日間かけて、門付けに1軒1軒回る。
途中何回かの休憩や食事、お酒や飲み物を接待してくれる家(当家)があり、
その料理作りや準備を手伝う人がいる。
また、夜には提灯を持って道を案内する人もいる。
中の家が、何らかの祭の役目を分担しながら、神様をお迎えする準備をする。

夫が神社総代役を引き受け、秋祭りの準備のお手伝いをいろいろして、
「えっ! それは大変やン。嘘やろ」と驚くことが一杯ある。
でも、いつのまにか、周りの沢山の”祭り大好き人間”や”祭り馬鹿”の熱い渦に巻き込まれ、楽しんでいる。

やっぱり、祭は見るだけより参加するものかもしれない。
夫は囃子役の笛を吹きたいそうである。
「笛を吹きたい」と、申し出たら、
「神社総代は笛など吹いてはいけない、祭が滞りなく進むように気配りするべき」
と諌められたらしい。

明日あさっては、お天気でよかった。雨降りでも決行するらしいが・・

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紫蘇 づくし

2006年10月04日 | 加工品
夫は、家作りの排水工事でツルハシとスコップで穴を掘り、
毎日汗だくの泥だらけになっている。
家の周りに深い溝穴を掘っている状態で、雨が振ると水が溜るし、ましてや台風が来ると、おおごとである。だから、早く早くと焦っているが、初めての配水管の接続工事は、なかなか手早くはできないようである。
「台風シーズンが終わるまで待ったら」という妻の忠告にも耳を貸さず、
いつもながら待てずに、なんでもやり始める夫である。





10月になり涼しくなったけれど、
汗だくの夫はガブガブと赤紫蘇ジュースを飲む。
だから、大鍋に一杯作ってもすぐなくなってしまう。
摘んでも摘んでもすぐに元気な紅い葉っぱを出し、
夏中紫蘇ジュースに重宝した赤紫蘇の葉っぱも、
ついに緑色の葉っぱになり、花が咲き、実もつけ始めた。



大慌てで赤紫蘇ジュース作りと紫蘇の実を摘み取って佃煮を作ることにした。
できるだけ、紅い葉っぱを選んでちぎる。葉の大きさも小さくなっている。
赤紫蘇と青紫蘇の葉を混ぜると、
ピンクの紫蘇ジュースになると聞いたことがある。



最盛期の鮮やかさと風味には、若干欠けるけれど、
まずまずの赤紫蘇ジュースの出来上がり。
仕上げに摘果みかんの果汁も入れてみた。



次は、佃煮用に赤紫蘇と青紫蘇の実をしごく。
青紫蘇の方が、まろやかな香りのような気がする。
実をしごいていると、爽やかな紫蘇の香りがムンムンしてくる。
一日かかって、8リットルの大鍋にそれぞれ1杯ずつの、青紫蘇と赤紫蘇の実が採れた。沢山過ぎて、味付けは適当だけど、果たしてうまくいくかな?
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左が赤紫蘇 右が青紫蘇


大鍋2杯、約2キロ近い紫蘇の実、こんなに沢山の佃煮、どうするの?と少し心配したが、ゆでたり、煮たりしたら、目減りしてこれだけになった。

・大鍋はレシビどおり の赤紫蘇の佃煮。少し辛めだが、日持ちがしそう。
・あとの二つは、酢、醤油、砂糖、味醂、酒を適当に混ぜて煮立てた汁に,
 さっと茹でて水気を充分切った赤と青それぞれの紫蘇の実を漬け込んだもの。
 こちらの方が紫蘇の風味がする。日が経つに従い、味が沁みておいしい。
・ビニール袋は、茹でてから、酒と塩にまぶした青紫蘇の実。
 一番、フレッシュかな。



二人暮らしになったので、鍋は小さくていいかと思っていたけれと、収穫が多いので、毎日この8リットルの鍋を一番よく使う。ほんとうはもっと大きい鍋が欲しいけれど、残念ながらガスコンロに載らない。

赤紫蘇も青紫蘇も、我家では、毎年とても重宝する。
赤紫蘇は、毎年梅干しの時期に間に合う頃から収穫し始め、ゆかり、ジュース、穂紫蘇、そして佃煮と。
青紫蘇などほぼ野菜のように、毎日パクパク二,三十枚食ている。
紫蘇も、バジルと同じ様に、切戻しながら、枝ごと切って収穫すると、どんどん若返って、新しい柔らかい葉っぱを次々つけてくれるような気がする。

梅干しがきれいな赤に染まるように、赤紫蘇を一杯いれる。それで、余った赤紫蘇をゆかりにする。手作りのゆかりは、酸っぱくて、少し日向くさい。




実は、まだまだ鍋に何杯も採れそうだけれど・・・・・・
紫蘇の葉は、あとどれくらい、楽しめるかな。
来年用に忘れずに種も採らなくては。

そういえば、おととし、青紫蘇酒を作ったっけ。美味しくなっているかな。



ぺっ、これは、苦い。いかにも薬用酒。青紫蘇を沢山入れすぎたようだ。

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道の駅 花作り勉強会

2006年10月02日 | ハーブ園
”道の駅”主催の「花作り」勉強会の、ミニバス遠足に参加した。
私もドライハーブなどを出荷し販売している大三島の”道の駅”で、
今後売上げが上昇しそうな期待の農産物は、花だそうである。
そこで、どんな花をどんな風に作れば売れるかを、みんなで勉強し
「頑張って売って儲けましょうばい」という目的で、
バス研修遠足が企画された。
農協のマイクロバスを借りて、愛媛県内の花木総合指導センターや売れている道の駅、花の生産農家などを、数箇所見学し、話を聞く。
参加者は20数名、ほとんどが60歳以上、運転手の30代のO君(期待の若手農業後継者)を除くと多分私が一番若そうだった。
60歳代の農家の主婦パワーは半端じゃない。みかんも野菜も作り、加工品も作り、まだまだ余力があり、ヤル気満々である。
50歳代で、ゆっくりのんびりしていては、恥ずかしくておちおちしていられない気分になる。

愛媛県花き総合指導センターの前庭 東温市


いろいろな花木を実験的に栽培している圃場を見学


県の指導員さんより、鑑賞トウガラシ、ワタ、葉牡丹、ケイトウなど生花として高く売る為の栽培方法や売り方を説明をしてもらう。
やはり手間と農薬散布が不可欠で、そう簡単ではないと実感する。
鑑賞トウガラシなど細かい葉を1枚1枚取り除くらしい。
「観賞用トウガラシは、ドライにもならないし、食べられもしないし、
売れ残ったらツブシが効かんね」と誰かが感想を言った。


菊農家を見学して栽培方法を教えてもらう。
菊は丈夫で簡単に育つのかと思っていたら、お盆やお彼岸に合わせて開花させる苦労や、葉をきれいにする為に毎日農薬の散布をすると聞いてびっくりした。

とりあえず、幾度も農薬散布が必要な 菊と葉ボタン は、やめよう 
”農薬を撒かずに花を育てたい”という私の質問は、次回にすることにした。



後は、あちこちの道の駅に寄り、商品研究をかねて、買い物を楽しんだ。

夜香木”という鉢花を見つけて買う。
名前に惹かれて買ったが、
夜になるとえもいわれぬ良い香りがすると教えてもらった。楽しみである。


ブラックベリーを買う。夫はいろいろなベリー類の木を植えたいらしい。




モロヘイア粉を見つける。
今我家の菜園はモロヘイアが旺盛に育っている。おもしろそうである。
一度試しに作ってみよう。


お昼は砥部の民芸茶屋で郷土料理定食を食べ 
本日の参加費は交通費、食費込みで三千円也 
楽しかった~ 

さて、花栽培講習会の成果は 
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