そんなにも あなたはレモンを待ってゐた
悲しく 白く 明るい 死の床で
私の手から取った一つのレモンを
あなたの綺麗な歯ががりりとかんだ
トパアズ色の香気がたち
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱっとあなたの意識を正常にした
高村光太郎の「智恵子抄」である。


お洒落でロマンティックな高級品のイメージを持つものであった。

畑にレモンがごろごろ転がっているのを見つけて,吃驚仰天

「なんで、捨ててあんの。拾って貰ってもいいの

と本気で迷ったりした。
大三島では、レモンの露地栽培ができるのです。
智恵子のように齧りたいとは思わなかったけれど、


"冬はホットで、夏はアイスで、毎日飲もう"
と、大いに楽しみにしていた。



" 定番簡単レモンレシビ " は

ビニール袋の中で砂糖をまぶし
そのまま冷蔵庫か冷凍室へ入れる
砂糖がレモン果汁で溶け出すにつれ
レモンの皮も柔らかくなり、
皮ごとムシャムシャ食べれます。

サッカー試合時の人気差し入れでした。

リフレッシュおやつです。



花の最盛期はちょうどこれから、
みかんの花より少し早く、咲き始めます。


四季咲きの花が、順々に次々実るので、
島に住む私達は、年中レモンが、摘めるのです。


これから次々と咲いていくレモンの蕾


レモンの爽やかな香りがします。
これにはちょっと感動。


みかんの木クラフトシリーズ 一輪挿し

「レモンの香りのするバターナイフができたら

と期待したけれど
加工して乾燥すると、
残念ながら、香りはなくなってしまいました。



みかんの木クラフトシリーズ
ところで、

レモンのような爽やかな香りではなく、
おしろいに似た
妖しげで濃厚な香りなんです。

魅惑的で素晴らしい、秘密の楽しみ方があります。

一瞬、フワァ~とレモンの花の香りが漂い、
薄ピンク色に変りつつ、ゆっくり、蕾が開いてきます。



七曜工房の木工品や無農薬レモンを、展示即売していただいている
「風曜日にようこそ」明日で、最終日です。
遠くて見に行けないのが残念だったのですが、
クマ先生が「クマ先生の滋賀と沖縄が大好き!」で、
開催中の様子を紹介してくださいました。
風曜日さんの、
「お庭から玄関へのアプローチ、懐かしいなあ」
普通のお店では味わえない、あの距離感がいいのです
