つぶらな目でこちらをチラッと振り向き、走り去って行った。
「ねずみが出たあ~」 と,ご近所に相談したら
「あんたとこ、薬 (農薬や除草剤) 撒かんから、虫や動物が集まるんよ」
「それに、いつも、戸開けばなっしになっとるし」
「農協に、チューライスがあるから、家に置いときゃいい」
なんでも、赤いお米で、ねずみが食べると、
朦朧として、目が見えなくなり、
明るい方へフラフラと出て、外で死んでくれるらしい。
そんなうまい具合に、外で死んでくれるかな???
家のどこかで死んだら 余計気味悪い。
生きたねずみが、うろつく方がましである。
農協に行くと、
「ねずみ撃獲れボックス」、「ねずみホイホイ」など、選り取りみどり
以前、ゴキブリホイホイに、
蛇が頭を突っ込んで、”蛇獲れホイホイ”になった。
迷った末、昔懐かしい "ネズミ捕り" を選んだ。
早速、チーズをエサに、仕掛ける。
「カタン」入ったア~
「二度と、家に入るな」
「外の方が、食べるもんあるやろ」
「ハナ、チャンと、番するんやで」
それぞれ二匹に、お説教をして
夫が空き地へ逃がしに行った。
「逃がしたあ~」「又戻ってくるわア~。何で殺さんの」
と、あきれられた。
「こんな可愛い顔してるんやで」
「そんな、悪いことせえへんやろ」
「殺さんかて、いいやん」
という、夫の弁
夫が共感する 自然農法の祖 福岡正信氏 曰く
「圃場は、鳥、虫、ミミズ、モグラ、ネズミ、蛙、クモ
の大合唱の場でなければならぬ」
まさか、夫は、家の中でも、大合唱させる気では
戻ってこないといいけれど
付記
ゴキブリホイホイに、頭を突っ込んだ蛇は・・・・・
夫が、ゴキブリホイホイを破って、蛇を助けてやりました。
ホイホイの粘着液を、体中の、あちこちに、付けた蛇は、
前進する度に、自分の身体どうしが、付着するので、、、、、
はずしながら、
つまり、 ぎっくり腰を患ったかのように、
ヒッコ、ギク、ヒッコ、クネと、
不自然な動きをして、去っていきました。
その後の我家は、クモの働きもあり、
ゴキブリはほとんど見かけなくなり、
ゴキブリホイホイも不要になり、
へびが、かかる心配もなくなりました。
クモは、フナムシは、食べないのか?
フナムシの数の多さは半端じゃないから、食べ切れないのかも。