7月初旬梅雨明け以来、
大三島で、雨が降ったのは、
ホンの2,3日、それもホンの数時間だけでした。
アメダスによると、大三島の降水量は
なんと
7月と8月あわせても、たったの 30ミリ でした。
(アメダス帳票 大三島4要素観測 降水量 時別月表より )
我家の野菜畑は、カラカラで、
干害に強いサツマイモまでも、息も絶え絶えです。

水不足で、葉も茶色くなり、大きく茂ってくれない、サツマイモ
野菜苗やハーブ苗そして果樹苗、
ハーブ園のスモモも、葉をふるって、枯れそうです。

枯れそうなスモモの木2本を囲むのは、元気の良いレモングラス
スモモの幹全面に、びっしりと出た ヤニ
夫の講釈によると、スモモの樹からのなにかのメッセージとか
カミキリ被害か? 水枯れか?

みんな、自力で、干害にも耐えてくれ
と願うのですが、
もう、畑には、吸い上げる水もないらしく、
ドンドン、弱って、枯れそうです。
どの苗も、「水をくれぇ~」と叫んでいるのですが、
水をタップリあげるわけにはいかないのです。
というのは、
大三島は、水道料金が、すごく高いのです。
「島嶼部と陸地部水道料金の格差が大きく、
市町村合併後は、料金統一が課題である」
という論議がされているそうです。
そのうえ、我家は、6月に下水工事を完了したので、
使用水道料金と同額位の下水使用料金が、上乗せされます。
畑への散水を、どうするか。
真剣に考えなければならない、
今夏の日照り続きでした。
ところで、
我家には、井戸があります。
5年前 大三島に転居当時、
築100年の廃屋を解体し、草を刈っていたら、
井戸やオクドさんや、五右衛門風呂が、
現れてきました。

2003年8月 廃屋を解体中に、草刈りをしたら、現れたオクドさんや井戸

2003年7月 築100年の廃屋
この廃屋を解体後、跡地に「一人で建てる木組みの家」を建てた。
前住人によると、
昔は、生活用水として使えるぐらい、
コンコンと、水が湧き出ていたそうです。
大潮の満潮時には、海水が入ることもあったが、
海水は重いので、真水の下になるそうです。
転居直後は、大いに期待して、
早速、井戸さらえをして、水が出るか試してみたのですが、
残念ながら、ほとんど水は汲みあげられませんでした。

2003年8月 井戸さらえの為、井戸にはしごで下りる夫
「オトーさん。早く上っておいで~ 死体とかな~い?」
とりあえず、危険防止のため、コンクリート蓋だけを作り、

井戸蓋作り コンパネで型枠を作り、コンクリートを流し込む。
「いずれ、ゆっくり、じっくり試してみよう。」
と、思っていたら、
2004年の夏に、台風の高潮被害で床下浸水
エンジンポンプや農機具など、機械類が、
塩害で、使い物にならなくなってしまいました。

床下浸水の塩害で錆びついたエンジンポンプ
その後、夏に日照りが続くたび、
「高価なエンジンポンプを、再度投資する程、
井戸から、水が沸くか」
と、迷ってはいたのです。
しかし、今夏の日照りで、
エンジンポンプへの、投資を決心しました。
安価な物を、見つけました。

ネットで見つけた、お買い得、お手軽エンジンポンプ
近所の人も、
少しずつ、水を汲みあげていれば
みず道がついて、ドンドン水が沸くようになると
アドバイスをしてくれました。
水は80センチ溜まっています。
風呂桶1杯ぐらい。

井戸の中の水の様子

竹尺で、井戸の水深を測ると、80センチだった。
さあ~ うまくいくか
エンジンポンプ初始動です
アクセルをふかせます。

このお手軽エンジンポンプで、うまく水を吸い上げてくれるか
おっ、出ました。出ました。
結構、綺麗な水です。
味見もしてみました。
大丈夫、潮辛くないです。
気温28度で水温20度
やっぱり、井戸水は冷たいです。


7分間、出続けました。
ナスビ、トマト、サトイモにも撒けました。
再び、井戸に水が溜まるまで、じっと我慢!
水深60センチに戻るまで、8時間かかりました。
毎日水が撒けて、
みず道がついて、
一杯水撒きができますように。
大三島で、雨が降ったのは、
ホンの2,3日、それもホンの数時間だけでした。


なんと

7月と8月あわせても、たったの 30ミリ でした。
(アメダス帳票 大三島4要素観測 降水量 時別月表より )
我家の野菜畑は、カラカラで、
干害に強いサツマイモまでも、息も絶え絶えです。

水不足で、葉も茶色くなり、大きく茂ってくれない、サツマイモ
野菜苗やハーブ苗そして果樹苗、
ハーブ園のスモモも、葉をふるって、枯れそうです。

枯れそうなスモモの木2本を囲むのは、元気の良いレモングラス
スモモの幹全面に、びっしりと出た ヤニ

夫の講釈によると、スモモの樹からのなにかのメッセージとか

カミキリ被害か? 水枯れか?

みんな、自力で、干害にも耐えてくれ
と願うのですが、
もう、畑には、吸い上げる水もないらしく、
ドンドン、弱って、枯れそうです。
どの苗も、「水をくれぇ~」と叫んでいるのですが、

水をタップリあげるわけにはいかないのです。

というのは、
大三島は、水道料金が、すごく高いのです。


市町村合併後は、料金統一が課題である」
という論議がされているそうです。
そのうえ、我家は、6月に下水工事を完了したので、
使用水道料金と同額位の下水使用料金が、上乗せされます。



真剣に考えなければならない、
今夏の日照り続きでした。
ところで、
我家には、井戸があります。


築100年の廃屋を解体し、草を刈っていたら、
井戸やオクドさんや、五右衛門風呂が、
現れてきました。


2003年8月 廃屋を解体中に、草刈りをしたら、現れたオクドさんや井戸

2003年7月 築100年の廃屋
この廃屋を解体後、跡地に「一人で建てる木組みの家」を建てた。

昔は、生活用水として使えるぐらい、
コンコンと、水が湧き出ていたそうです。

海水は重いので、真水の下になるそうです。

早速、井戸さらえをして、水が出るか試してみたのですが、
残念ながら、ほとんど水は汲みあげられませんでした。


2003年8月 井戸さらえの為、井戸にはしごで下りる夫
「オトーさん。早く上っておいで~ 死体とかな~い?」
とりあえず、危険防止のため、コンクリート蓋だけを作り、

井戸蓋作り コンパネで型枠を作り、コンクリートを流し込む。
「いずれ、ゆっくり、じっくり試してみよう。」
と、思っていたら、
2004年の夏に、台風の高潮被害で床下浸水

エンジンポンプや農機具など、機械類が、
塩害で、使い物にならなくなってしまいました。


床下浸水の塩害で錆びついたエンジンポンプ
その後、夏に日照りが続くたび、
「高価なエンジンポンプを、再度投資する程、
井戸から、水が沸くか」
と、迷ってはいたのです。
しかし、今夏の日照りで、
エンジンポンプへの、投資を決心しました。

安価な物を、見つけました。


ネットで見つけた、お買い得、お手軽エンジンポンプ


少しずつ、水を汲みあげていれば
みず道がついて、ドンドン水が沸くようになると
アドバイスをしてくれました。
水は80センチ溜まっています。
風呂桶1杯ぐらい。

井戸の中の水の様子

竹尺で、井戸の水深を測ると、80センチだった。


エンジンポンプ初始動です
アクセルをふかせます。

このお手軽エンジンポンプで、うまく水を吸い上げてくれるか
おっ、出ました。出ました。

結構、綺麗な水です。

味見もしてみました。
大丈夫、潮辛くないです。

気温28度で水温20度
やっぱり、井戸水は冷たいです。



7分間、出続けました。
ナスビ、トマト、サトイモにも撒けました。

再び、井戸に水が溜まるまで、じっと我慢!
水深60センチに戻るまで、8時間かかりました。
毎日水が撒けて、
みず道がついて、
一杯水撒きができますように。

大三島、そして、しまなみの島を、見尽くしたら、四国本島へも足を伸ばし、、西条祭りも見たいです。
昔中学校で習った、瀬戸内気候、少雨、水不足、干害、塩田、ため池などを、身をもって実感しています。大切なことを、習っていたんですね。
大三島で、雨が降った後の挨拶は、
いつも
「いい雨じゃったのう」
雨降りは、大歓迎されています。
農作業を休み、人もゆっくり、
植物も、息つくからです。
それに、
各家庭で、井戸を掘ったり、
太陽温水器を設置したりと、
自然の恵みを利用する設備投資を
惜しみなくされているのにも、
感心しています。
とても、ワクワク感いっぱいです。
http://blogs.yahoo.co.jp/deldel72000 私もブログやってますが・・・それより、訪れてみたいお暮らし・・・これからもよろしくおねがいいたします。