両親の頑張らない介護 ~日々のつぶやき~

継父令和2年7月他界、実母要介護3在宅で介護中、義父平成30年4月他界、義母要介護4施設入所

自分の親です、ちゃんと向き合え!!

2017年05月15日 | つぶやき
今日はデイの実母。

昨日の午後はドリフのDVDを見て大笑いする実母。

わたしも一緒になって、懐かしい映像を観ていました。

また借りてこよ!!笑うのは身体に良い!!



さて今朝の話。主人が出勤前に一言、


「どうしよう~、電話。」


こうやって、含みをもたせた言い方するのが主人の特徴。

『電話どうしよう~』の後に続く文面はきっと、


「かけておいてくれる?」


なのですよ。

電話をかける先は分かっていましたが、一応、言わせました。


「○○事業所(同行サービスの事業所です)」


だともったよ。


で、そこから何も言いません。

そうですよ、自分はかけるつもりはありませんからね。

私にかけてほしいので、内容は自ら言いません。

この辺り、『三つ子の魂百までも』ですね~。

逃げ道はしっかり残すやり方、子供の時から身についた技ですね。

残念ながら私には通用しません、そんな技!!

言わせますよ、キチンとね!!


「でっ??」


詰まる主人。

仕方がなくなったようで、単語でポツポツと最後まで言わせました。

そりゃそうでしょ、そもそも自分がまいたタネです。



さかのぼること先週の土曜日。

義母のお世話になっている施設の施設長から、


「○○さん(義母)が同行サービスを

1時間から2時間にしたいと言われていますが・・・・」



という話が事の発端!!

それをね、聞いた主人。なぜか、


「週明け月曜日に事業所に電話してみます。

どんな様子だったのか、本人は2時間にして欲しいと言っているが、

家族としては、まずは1時間でお願いしたいと話します」



と言ったとのこと。

自分で言ったのなら、自分でかけたらいいのです。

何故私にお伺いする必要が??です。

そう、主人に突っ込むと黙り込む主人。

なので、私も容赦しません!!

なんでも私がやるとは思うなよ!!


「自分でかけると言ったのなら、

自分でかけたらいいでしょ。

あのね、わたしはね、

頼まれてもかけないよ。

今回の電話する主旨がよくわからないから。

そうでしょ?!」




ここからが止まりませんでした、わたし(笑)



そもそもさ、誰が延長してほしいって言ったのかって話。

事業所じゃないでしょ、お義母さんでしょ、お義母さん!!

だったら、お義母さんに直接言えばいいことでしょ、

あなたが直接、親に言うのよ、事業所に言う話じゃないの!!


あとね、初回初めての様子なんか聞いてどうするの?

お互い緊張もしているし、それぞれの立場で考えてることも違うでしょうに!!

事業所の方は怪我をされないように・・・とか考えていたと思うし、

お義母さんは久々の散歩を楽しんだかもしれないしね。」




朝から機関銃のようにたたみ込む形で言っちゃった私。

いけないと思いつつ、止まらなかったのよ(-_-;)


主人に話しながら気がついたことがあった。


この人・・・親を真正面から向き合ってないわ・・・。


未だかつて、

(気持ち的に)親の目の前に立ち発言したことが

ないかもしれないと思った。

自分が向き合えないから、私に向き合ってもらい、

頃合いを見て、私の後ろからさっと出てきて、かっさらっていく。

一番むかつくパターンね。




そのムカつくパターンの参考の1つが、義父のお散歩。

4月のリベンジで来週にお出かけする予定です。

近くの所へツツジを見に行く予定です。(実母と行った所)

この予定、まだ介護タクシーの予約が取れていなかったこともあり、

義父の施設側には話していない案だった。

これをね、先週の土曜日に言っちゃったのよ、主人。

どうせ言うなら、全部決まった状態で言や~いいもんでしょ!!

それをね、あたかも自分が回しているかのように話したようですわ。



でね、今日、介護タクシーの予約を入れました。

予定通りの日にちで取ることが出来たので良かったですが、

これで取れなければ、また施設側に訂正の連絡を

入れなければいけなかったのです。

こういう段取り、やってないからわからないでしょ。

そういうことです。



ちなみに今日、久々に義父の施設に私一人で行ったこともあり、

義父は穏やかに笑い、たまに泣き、笑い・・・の繰り返し。

義母を連れて行くと、こう表情豊かに出さないので、

表情がなくなってしまったのかと思ったらそうでもなく、

舌もクルリと巻くような形をとり、口を動かく仕草もしました。


「まだまだ、やれるよ!!

やりたいことあるでしょ!!

やるよ!!散歩も行くよ~」



そう言うと、顔をクシャクシャにし、大粒の涙が溢れた義父。

そんな時、外の風がふんわり部屋に入ってきました。

驚く顔をする義父。


「外の風だよ、わかる?

気持ちいでしょ、外に行こうよ!!」



そう言うと、更に大泣き。



この人・・・ちゃんとわかってるのかも・・・。

脳の神経がどこか繋がってきたのかも。

実母同様に、脳の再生があったのかも!!

ならば、やはりこのタイミングは見逃せぬ!!




気持ち新たに!!

ってか、自分の親じゃないのにね(笑)

そこまですることないかなって思うけど、

人間の『生』って、スゴイなって、つくづく思う。



長くなりました・・・m(_ _)m
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする