
旅行2日目の夜、ホテルの勧めでスコーターの歴史公園(ユネスコの世界遺産)に行きました。
スコータイ(タイ国政府観光庁)ホームページ
スコータイ王朝(ウィキペディア)

(ホテルの道路に面した部分はレストラン)
ホテルの人のお勧めは午後10時からの「光と音楽のショー」(有料:250バーツだから500円くらい?)と
午後11時の「花火」。
一緒のツアーの人たちは先に夕食をして部屋でゆっくりしてから夜8時頃行く計画を立てたんですが
うちは桃ちゃんが居るのでそんな遅くは無理。
ホテルの人に相談すると
別行動で行ったらいいわよ~と
トゥック トゥック というオートバイに荷台が付いた乗り物をチャーターしてくれました。
7時半~9時までチャーターして500バーツ(1000円ちょっとかな?)。

でも人が乗る荷台がフィリピンとは反対で
人が乗る部分がオートバイの前方についているのです。
バンコクで乗ったのは荷台が運転手の後ろだったんですけど
スコータイでは前に付いてるのと
後ろに付いているのと両方走ってました。
桃ちゃんは進行方向正面に座るしかなくて、
そこはつかまる場所がなかったので
何かで急ブレーキがかかったら道路に放り出されてしまうので常に手を添えてました。
(手を添えるくらいで役に立つかどうか分からないですが)

ホテルからユネスコの世界遺産であるスコータイ歴史公園まで12kmで荷台付きオートバイで約30分。
近くなると道路の左右に夜店、縁日が並び、
どこから来たのか多くの人が歩いて中に入って行きます。

多分これはお線香でしょうか。
夜店で売られていました。

そうかと思うとこんな食べ物も売られていました。
イカの干物はマニラ市でも売られていますがマニラではお酢で食べるのがこちらは唐辛子入りのソースで食べてました。

これも仏教にまつわるものかもしれませんね。
私が仏教徒だったらお土産に買っているかしら。

ロイクラトン祭りはタイの灯篭流しのお祭りです。
その灯籠がこういう風に売られています。
写真を編集したから見えるんですが実際には真っ暗です。
最初に紹介したタイ政府のホームページによると
13世紀のスコータイ王朝時代で当時の王妃が、川から日々受ける恩恵に対して、
川の女神プラメー・コンカ へ感謝を捧げるために、
バナナの葉でハスの花をかたどった灯篭(クラトン)をつくり、川に流した(ロイ)のがその始まりとされる。
毎年陰暦 12月(新暦10月~11月頃)の満月の夜になると、タイ全国各地で、川への感謝の気持ちを表し自らに宿る穢れを濯ぐため、ロウソク、線香、花な どで美しく飾ったクラトンを、月の映える水面に流す人々の姿を見ることができます。
と言うわけでこの後に行くチェンマイで行われていたお祭りの発祥の地はスコータイだったんですね。
実際にチェンマイよりスコータイのお祭りの方がず~っと良かったです。
私的にはスコータイに3日居たかったくらい。

桜と桃ちゃん。
この歴史公園ですが
結構な広さがあって
人がものすご~く多かったのですが
警官の数が半端なく居て安心出来る感じでした。
タイはチェンマイでも警官の数を惜しまないって印象を受けました。
とにかく犬も歩けば警官にあたるって感じで
しかも一人ではなく何人もまとまって居て四方八方見ているのです。
日本ならお祭りやイベントで警官が出るのは普通かもしれないんですが
フィリピンだと警官が出ても人数が少なくて犯罪が多発してしまうんですよね。
特に最近は毎日のように強盗があって
人が殺されたりするんですがニュースで流しきれないほどあるんです。
私は運転手さんやメイドさんの親戚やフィリピン人のママ友が教えてくれるんですが
あまりも多くて怖いです。

ホテルで人数分の灯籠を用意して下さったんですが
火をつけようとしたらつかない・・・。
どうも蝋が足りないみたいで
灯籠を売ってるおじさんが私たちのお線香を引っこ抜いて
自分の売り物のお線香を刺してくれたんです。
なんか凄く感激でした。
こういう時にお金を払ったら申し訳ない気がして
タイ式に手を合わせてタイ語でお礼を言いました。
私たちが一番先に覚えたタイ語です。
「ありがとう」Kob Khun Ka

何故かビニール袋に水を入れ
中に蛙、蛇、などなど入れて売ってるのです。
タイ語が話せたらどういう意味か聞いてみたかったです。
桃ちゃんは凄く気になってず~っと眺めてました。

仏壇というか大きな仏陀の像の前でお参りする時に備える花を売っていました。
私たちはカトリックなのでお参りしている方達の居る方には近づきませんでした。
だって不謹慎ですよね。
一緒にお参りするならともかく観光ですから
お祈りする人の居る場所には行かないように桃ちゃんにも言いました。

なのでこれは望遠で100mくらい離れて撮影。
階段の下に靴を脱いでお参りしていました。
この灯籠流しのお祭りはスコータイ王朝時代に川の女神に・・・とさっきの説明にはありましたが
タイにはタイの神話とかそこに出てくる神様が居るのも知ってるんですが
やはり今は仏教と関係している感じです。
私にはちょっと日本の秋のお彼岸みたいな感じがしました。
(小学生の時に世界の神話を読みまくっていてタイの神話もよく読んだんです。
あの頃はこんな神話読んで人生の中で役に立つのかしらって思ったものです)

警官さんも写真を撮っています。

夜の静けさと池に灯る明かりが神秘的です。

ライトアップされてとても奇麗でした。
お祭りじゃなくても夜入場出来るのか分かりませんが
昼間は入場料を払って入ったので夜だけ無料で入れるようでした。

iPhoneで撮ったのでちゃんと写ってませんが
ロイクラトンという大きな提灯が夜空に飛んで行く様子。
スコータイは真っ暗で静かで神秘的な感じ。
夜店などにぎやかな場所もありますが入り口の近くに固まっています。
桜が仏陀の像の前でポーズしたら神聖な場所だから止めてと言われたんですよ。
そこは誰もお参りしていない場所で
どっちかと言うと鎌倉の大仏の前って感じだったんですが
やはり神聖な場所なんですね。
気をつけなくては・・。
と言うわけで私たちはこの後のツアーに寺院があると外側から見るだけで中に入りませんでした。

イベントとしてタイの武術もやっていて
外国人観光客で参加してる人もいました。

そして突然、行列でデモ行進してる人が居てちょっとびっくり。
禁煙のデモでしょうか。

これもイベントの一つだったと思うんですが
この農家のおばさんって方達がお米の脱穀の仕方を体験させてくれてました。

操作が結構難しくて観光客は直ぐにギブアップです。

私は脱穀ではなくてここには写ってませんが大きい木鉢が気になりました。

この木鉢ではないです。
これはお米用ですよね。

このおばさんが左手で触ってる木鉢です。

ここで作ってもらったパパイヤサラダが絶品。
初めてここでパパイヤサラダを食べたんですが
タイの北部で主に食べられているものらしいです。
パパイヤサラダを売ってるおばさん達が焼き鳥を1串たったの5バーツで売ってて
すっご~く美味しかったので
桃ちゃんの夕食にも買えば良かったです。
桃ちゃんは要らないって言うのでホテルに帰った9時半にレストランを探したけどスコータイは早じまいが多くて
結局夕食は殆ど食べずにミルク飲んで寝かせたんですよね。

ここで売られていた意味不明なナッツもお土産に買って帰りましたが
ちょっと苦みがあって食べてるのは私だけ。
でもスコータイでは煎った大豆やピーナツなど様々なナッツを見ました。

携帯写真なのでぼけましたが
ロイクラトンを飛ばしているところも見れました。
(私はパパイヤサラダに夢中であまりちゃんと見てなかったんですが)

桜と私は焼き烏賊♪
こちらも美味。
1串10バーツ(20円くらい?)だったかしら。

午後9時の約束の時間になったので
にチャーターした荷台付きオートバイの運転手を捜すと直ぐに気づいて迎えに来てくれました。
音と光のショーは見れなかったけど練習風景は見れたし
花火は二度あったみたいで一回目を見れたので大満足。
何故か音と光のショーで使うのかモーツアルトがかかっていて
ちょっと仏教と合わない感じがしたんですが素敵でした。
タイの人ってインターナショナルなのかしら。
9時半にホテルに到着。
ホテルって言ってもこんな感じでアパートみたいな感じで外から部屋に入ります。
昨日、フィリピンのママ友とタイの話しをして
今日は桃ちゃんのギターの先生とタイの話しをしたんですが
皆口をそろえて
「本当にタイって羨ましい国よね~。
同じような気候なのにハエは居ないし、
何処に行っても清潔だし、
人々は控えめで謙虚だし、
通りで売ってる食事はどれも清潔で美味しいし~。」
タイにも色々な人が居るかもしれませんが
一般的に人々は皆きれい好きでいいですよね。
私はフィリピンは好きだしフィリピン人も好きだけど
最近は一部のフィリピン人が凶暴な感じで
強盗するだけじゃなくて平気で殺す人が多いし
多分ここの教育って道徳とか生活指導(料理や衛生も含めて)がないからもあると思いますし、
勉強だけ出来てればって感じで教育に何か大事な部分が欠けてるのかも。
それとアメリカナイズされてる・・・というより
アメリカの良くない部分だけ真似してるって気がします。
良い部分を真似してくれたらいいのに~。
