次の図のような直角三角形ABCにおいて、AB=9cm、AC=15cmとし、2つの線分DE、FGはそれぞれ辺ABに平行とする。 線分DE、FGが直角三角形ABCの面積を3等分するとき、線分CEの長さを求めよ。ただし、CG<CEとする。
AB=9cm、AC=15cm、∠B=90°なので、三平方の定理を使ってBCの長さを求めても構いませんが、△ABCは、例の、3:4:5のやつなので、見たまま、BC=12cmです。 なんやねんそれ?というと、こうなのです。(もう知ってるよという人は、とばして読んでください。) 直角三角形が出てきたら、何でもかんでも3平方の定理を使うのはちょっと損で、とりあえず、次の4つのうちのどれかになっていないかを、まずは確認します。その4つのやつとは、
3平方の定理は、ピタゴラスという人が紀元前6世紀頃(と思う)に発見したわけですが、これは全ての直角三角形に当てはまるというすごいものですが、3:4:5と5:12:13は、それより数千年も前、エジプトで発見されていて、パピルスにこれが書いてあったということです。 三角定規のやつは、いつかは知りません。それはさておき、本問の△ABCは、まさしく3:4:5じゃあ〜りませんか。(チャーリー浜、年ばれる)
おお〜っと、よく見ると、△ABCだけではなく、△DECも、△FGCも3:4:5。相似やから当たり前やけど。線分DE、FGが直角三角形ABCの面積を三等分するということなので、こうなります。
△D E C は3:4:5の直角三角形なので、
正解は、4√6cm です。相似と面積比で考えても構いません。
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