若い頃の重症な活字中毒ほどではないけれど
清水ミチコさんの視点がやっぱり面白い。
軽症の活字中毒かもしれない、と思います。
椅子に座って何もせずにぼーっと出来なくて
何か読みたくなって
結局スマホの中の文字を読んでいます。
何か知りたい事なんかあったら
延々それについての記事を探してしまう。
ひと月ほど前はジュリーだった。
(BSでジュリーの特集を見た)
その次は、ピアニストのホロビィッツ
その次が加山雄三
そしてつい最近は孫のバレエを見た事で
バレエの記事を読みまくりました。
あー、首が痛い😓
これではいけないと思って軽く読めるエッセイを買うことにしました。
清水ミチコさんの〈カニカマ人生論〉
別に清水ミチコさんの芸が好きなわけではないんですが(清水さんごめんなさい🙏)
新聞の夕刊にたまに載る清水さんのエッセイがすごく面白くてもっと文章を読んでみたくなって買ってみました。
このエッセイは、自伝エッセイで
産まれてからつい最近の事までが面白くも心暖まる内容で書かれています。
人生の要所要所で、素晴らしい方達に巡り合いこれまで歩んでこられたんだ、と言う事がよく分かります。
勝手に清水ミチコさんって40代くらいか
と思っていたのですが
なんと現在62歳なんだそうです。
ヒェー!びっくりしました。
そしてお子さんは34歳
昨年結婚もされたそうです。
そのお子さんがよく出来た優しい素晴らしいお子さんで、
重度の障害を持って生まれた子供達を預かる施設で働いていらしゃるそうです。
それを聞いただけでもどれだけ優しい方かが分かります。
清水さんは書いていらっしゃいます。
『私のライブを見に来た娘に「面白かったねぇ、笑っちゃったよ」などと穏やかに褒められると、本来は子供ではなく母親だったのではないか?と、顔をながめることがあるのでした。』
いい話ですね〜。
でもイヤホント、私も娘が自分の母親のように感じる瞬間があります。
うちの娘は、私には優しくもなくストレスが溜まると私に当たり散らすと言う清水ミチコさんの娘さんとは雲泥の差な感じの娘ですけどね。
じゃあどこで?と言う事ですが
上手く言えませんが、そう感じることがあることはあるのです。
清水ミチコさんの視点がやっぱり面白い。
たまに読み返したいエッセイです。
次は津村記久子さんの〈まぬけなこよみ〉を買いました。
その次には片桐はいりさん(エッセイ書いていらっしゃるんですね)の〈わたしのマトカ〉をメルカリ で買いました。
これで当分の間、軽度の活字中毒症はなんとかなりそうです。