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「リアリズムの宿」は面白い。

2005年01月20日 | 映画
映画はよく観る。ジャンルはホラーを除きなんでもよい。「壮大なスケール」とか「泣ける」などと宣伝をはってる大げさな作品より、ひっそり灯される明かりのような作品が好きだ。最近観た中では「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」が良かったな。その感想はここではちょっと省いて・・・^_^; 昨夜DVDで観た「リアリズムの宿」ではいたる場面でフフフ・・とよく笑ってしまった。茫洋とした風采の男ふたりがボソボソと交じわす会話の面白さ。会話というよりも単語をちょいちょいと2~3コくっ付けただけの内容なんだけど、しかと脳裏に食いついてしまう。そして、ふたりの無表情の中でときにムっとかアレっ、というような間の抜けた表情がとても良い。小心で人が良くて慌てず騒がず流れていく淡々とした場面に、観終わったらこれはかなりイイ作品だという思いが残った。
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